fc2ブログ

近場で味わう非日常 【貯水池 鳥山】

2022.01.04

 COVID-19の波状攻撃をかいくぐり、去年はむしろアクティブに行動していた。閉塞感の反動ともいえるが、8月上旬に2回目のワクチン接種を終えた時点で意識が変わった。1年半の経験から、基本的感染対策を講じさえすればいろんなことができるという感触が得られたように思う。

コロナ禍のなかマイクロツーリズムが注目されている。世の中のトレンドというものに疎い自分の場合、それはコロナ以前からの志向性の延長線上にある。
要するに“Go To 近場”であるが、ブログ記事を見ても9月以降は青梅市、あきる野市、福生市、飯能市、川越市、長瀞町… と、それまであまり登場していないエリアに行動範囲が広がっている。


20210104 toriyama-11
狭山公園と多摩湖堰堤


それでも行きたい近場はまだまだたくさん。
去年中に行きたかったが都合がつかず持ち越しとなったのが、多摩湖外周道路(多摩湖通り)沿いの料理店「貯水池 鳥山」。
飲食店をランチ利用するという話だが、それだけで観光気分を味わえそうという狭山丘陵の名物スポットである。


20210104 toriyama-12
多摩湖(村山貯水池)


多摩湖通りは自転車道と同一ルートで、昔は毎日のように店の前を通っており、ずっと気になっていながら入ったことはない。
敷居が高そうだから。


20210104 toriyama-13
狭山緑地


比較的リーズナブルな平日ランチを提供していることを知ったのは最近のこと。SNSの効能であろう。
「鳥山」行きがにわかに現実味を帯びたと思ったら、平日で僕らの行けそうな木曜日、なんとお店は定休日なのだった。


20210104 toriyama-14
「貯水池 鳥山」入り口


HPで年末年始の営業日を調べたところ、年明けは3日から営業している。
3が日にランチサービスを出すとは思えないが、4日ならどうだろうと年末に電話で問い合わせ、ランチをやっていることを確認。


20210104 toriyama-15


正月でおっくうになってポシャりかけたが、考えてみれば僕ら2人の都合がつくめったにない機会であるうえに娘も来ている。この機を逃したら後悔すると、当日電話して、「1時でしたら…」ということで、なんとか予約がとれたと。


20210104 toriyama-1620210104 toriyama-17


――以上、経緯説明が長くなって恐縮だが、説明はまだ続く ( ̄ω ̄;)

一生に一度かもしれない「鳥山」で、ランチメニューだけではもったいない。
いろり焼きも試したい。
ビール必須。

普通、車で行くようなお店だが、歩きました (〃 ̄ω ̄〃ゞ


20210104 toriyama-18
ここが入り口かなぁ…

20210104 toriyama-19
と思ったら、こっちが正面でさっきのは勝手口的な?

20210104 toriyama-20
受付の建物

20210104 toriyama-21

20210104 toriyama-22
受付では土産物も売られている

20210104 toriyama-25
渡り廊下でお部屋へ案内

20210104 toriyama-26
しらさぎの間


「貯水池 鳥山」は1964(昭和39)年創業。
全室が離れ個室になっている野鳥・川魚のいろり焼きの料理店である。


20210104 toriyama-2720210104 toriyama-28
下から見ると、しらさぎはこんな感じ(中央)。持ち家もこのくらいかなぁ (・Θ・;)


受付でチェックイン的な照会のあと、案内されたのは端っこの“しらさぎ”という部屋。
意外といったら失礼だが、手入れの行き届いたきれいな部屋である。


20210104 toriyama-29

20210104 toriyama-30


注文は、平日限定ランチメニュー 麦とろ定食から手羽先×2とわかさぎ、ちょいとお試しいろり焼(いろり焼串物5本)


20210104 toriyama-31


単品で、鶏はらみ串、うずら(肉)串、らっきょうを追加。


20210104 toriyama-3220210104 toriyama-3320210104 toriyama-34

20210104 toriyama-3520210104 toriyama-3620210104 toriyama-37


仲居さんがオガ炭をいろりに並べてくれる。
それがたいへんな量で、お試しなのにと恐縮してしまう。


20210104 toriyama-39
炭持て渡るも、いとつきづきし


狭山丘陵の森の中で炭火を囲むこの雰囲気。
「キャンプしてるみたいだね!」「旅館に来てるみたいだね❢」と、近場で味わえる非日常感に大感激なわれわれ。


20210104 toriyama-40


まずビールとらっきょう。


20210104 toriyama-4120210104 toriyama-42


家から狭山公園まで4km強、そこまで自転車で行った2人と合流して「鳥山」まで3km弱。片道7kmのウォーキングのあとのビールのうまいこと🍺


20210104 toriyama-43


続いて焼き物の串の皿、そのあとランチのお膳。


20210104 toriyama-4420210104 toriyama-45


1月3日にとろろを食べる風習のある地域があるらしい。
偶然ではあるが、ランチメニューは行事食のようでもある。


20210104 toriyama-4620210104 toriyama-47


室内は焼き物の煙でいぶされるが、個室で窓が多いので簡単に換気ができる。
少し寒風が入り込むのも一興か。


20210104 toriyama-48

20210104 toriyama-51

20210104 toriyama-52
うずら肉は「ワイルド!」と、長女


途中で入り口の戸が開き、見知らぬ人が…。
「間違えました…」と静かに帰って行かれました(笑)。

…というくらい個室の配置はわかりづらい。
デイキャンプ施設もあり、施設内の探索も楽しいかも。


20210104 toriyama-4920210104 toriyama-50


炭の燃える様子を見ていると、飽きない。
ずっと居座ってしまいそうなところだが、ご利用は3時間までだそう。


20210104 toriyama-53


食後のコーヒーで現実に戻る。


20210104 toriyama-54


来るときは穏やかに晴れていたが、食事を終えて外に出てみると風が出ている。
冬枯れの森を吹き抜ける風の音をじっくり聞くのは何十年ぶりだろう。


20210104 toriyama-5520210104 toriyama-56


波立つ多摩湖もまた、をかし。


20210104 toriyama-5720210104 toriyama-58


[DATA]
貯水池 鳥山
東京都東大和市蔵敷1-391
https://toriyama.owst.jp/
http://toriyama1.web.fc2.com/
https://twitter.com/toriyama_3rd
https://www.instagram.com/chosuichi_toriyama/?igshid=vpjvdign8k2i





[Today's recommendation]

wachat220104.jpg




https://youtu.be/EcjvvBbZhn4


北海道直送のお値打ちランチ 【函館 熊の子】

2018.11.23

 メガネを新調しにひばりが丘へ。
視力の衰えが著しく、夜の車の運転が怖い。この年になると度数調整ではどうにもならない気がするので、フレームのサイズを変えてみることにした。3代続いた細めのフレームだと視界の端にフレームの影がかかるような感覚が気になりだした。
で、アラレちゃんの時代に戻ったような大きいメガネを選ぶ。


181123 parco-11 181123 parco-12


メガネできあがりまでの待ち時間に街をぶらぶら。
北口の再開発で大通りの形が浮かび上がってきて、一方、寸断された路地路地の位置関係がわからなくなった。
メインの商店街からラーメン「サニー」方面に向かう途中、懐かしい感じのビル地下の飲み屋街がある。
階段下り口には定食ののぼり。


181123 kumanoko-12


居酒屋「函館 熊の子」は、以前から気になる存在だった。
理由は単純。店名が「熊ぼっこ」というラーメンチェーンに似ているから(笑)。
他店の存否は知らないが、最近まであった高田馬場店はたまに使っていて、ここを通って「熊の子」という文字を見てはラーメン屋を思い出して勝手にノスタルジーに浸っていたというわけ。


181123 kumanoko-14 181123 kumanoko-15


メガネの待ち時間(あと30分ほど)をつぶすのにもちょうどよさそう。
表の黒板でメニューを確認。
やっぱ焼き魚かな、函館だけに… と階段を下りる。


181123 kumanoko-13


お店に入って驚いた。

サッポロラーメンを思い出していたくらいだから、僕のイメージはこう↓↓↓


181123 kumanoko-17 (2) 181123 kumanoko-18 (2)
参考写真:「どさん子 中野南口店」「元祖札幌や 練馬店」


ところが実際の店内は…↓↓↓


181123 kumanoko-20


実は階段を下りて店舗入り口前にあった看板は、店内で開催中の写真展の案内。
それにしても、上の参考写真は極端としても、店名&表のメニューボードのノリからこの店内をイメージする人はいないと思う。


181123 kumanoko-16


店内のメニュー表には、ちょっとしたサプライズが。
まず函館塩ラーメン。“熊”と聞けばサッポロラーメンを思い浮かべる自分としては、これはもう回避不能。
もう一つ、ジンギスカンセットというものも見つけた。北海道だしなぁ…。
ということで、焼き魚が吹っ飛んでしまった。


181123 kumanoko-21


「函館塩ラーメン」と申告すると、「ごはんお付けしますか?」とお店のおばさま。
「いりません (( ̄_ ̄ ) キッパリ!!」と相方。
昨日の今日だけに、僕の食事量にキビシく接しているもよう。

「いらないって、そんな…」
「いりません (( ̄_ ̄ ) キッパリ!!
「クスス…」とおばさま。


181123 kumanoko-25


しかし…。
「ジンギスカンはご飯大盛りにできますけど?」
「じゃ、こっちは大盛りにしてもらう?」
と、相方はツメが甘い。


181123 kumanoko-24


塩ラーメンは、ラーメン専門店に比べれば麺がやや軟めだったり、チャーシューがやや硬めだったりするが、手づくり感いっぱいでほっこりする。
勝手な思い込みの魚介系ではなく、だしは鶏メインと思われる。函館というより旭川の有名チェーンのをあっさり食べやすくした感じ…? というか。


181123 kumanoko-22


ジンギスカンは長万部直送だそうだ。
厚切りでごろっとした感じの肉でとても軟らかい。羊が食べた草の香りを感じるとてもおいしい上質のもの。解凍品ではこの風味は出ない。


181123 kumanoko-23


これだけのラム肉はいまどきそうそう食べられないんじゃないだろうか。
なんだかすごくラッキーな気分。


181123 kumanoko-19


壁の写真は北欧の街並み。そういえば店内は北欧テイストなクッションやインテリアでまとまっている。
こちらは北海道中心に新鮮で安心の食材を提供することにこだわっている。

そういったことが現在の自然体な店舗デザインであり、北海道で熊といえば… というベタな連想をしていた自分を大いに恥じた \( ̄  ̄*) バシッ…


181123 kumanoko-11


[DATA]
函館 熊の子
東京都西東京市ひばりが丘北3-3-29 ドルメンひばりヶ丘B1F
http://hakodatekumanoko.com/


[Today's recommendation]


https://youtu.be/jY6b1DdSCwk



wachat181123.jpg
◆ 猫写真はこちら その1 その2


ドカ盛りどんぶり、実食 【寳来屋】

2018.01.29

 PDFの文書が印刷できないというトラブルに見舞われ、昼食が遅くなってしまった。
そんなときお世話になっている(午後休憩がない、または休憩の入りが遅い)何軒かのうち、距離感で「寳来屋」を選択。
距離感とは、歩いてほどほどということ。
最近、歩くことの自由さに快感を覚えるようになった。


horaiya4-51.jpg


中華料理店「寳来屋」は、東村山中央公園北側の住宅街に立地、背後に美住町の団地(グリーンタウン美住一番街)を擁する。
昼の時間帯、店主は常に出前に忙しそうで、団地を中心に手堅い需要があるものと思われる。高校生もよく見かけられ、やはりラーメン屋に通う男子だった自分の高校のころとシンクロする。
いまどき珍しい地域密着型な印象。


horaiya4-14-2.jpg


高校生人気には理由がある。
――安い・多い
男子高校生の財布と胃袋に適合する値段と量が売り。
売りではあるが、それにしてもこの店のスタンスはちょっと突き抜けたところがある。

“安い”については、ラーメン350円をはじめ麺飯10品がワンコイン以内。
僕はその恩恵にあずかり、ワンタンメンとタンメン(ともに450円)をかわりばんこに食べている。
一方、“多い”に関してはこれまで遠巻きに観察するにとどめてきた。


horaiya4-21.jpg


さて、このブログで何度か取り上げながら自分自身食べたことのないメニューがある。
その問題作「豚肉丼」に挑んでみようと思ったのだ。
このところなぜか胃の調子がいいみたいで、量を食う分には少し自信がある。


horaiya4-20.jpg

horaiya4-19.jpg


2:45ラストオーダー。僕は昼の部の最後の客になることが多い。
いまも先客の2人組が出て、あとはだれ気兼ねなく食事ができる環境。
こういう気持ちの余裕は大事。食欲がいや増すというもの。


horaiya4-52.jpg


豚肉丼600円、何度も見ているのでビジュアルに驚きはない。驚きはないが、やっぱり壮観である。
横から見るとこんもりと盛り上がり、俯瞰すればご飯が見えないぐらいみっしりと。中心に巣ごもり卵。

逆に言うと、それだけ。
――肉、卵、コメ、以上!
これはもうひたすらワシワシ食べるしかないたべものである。


horaiya4-12.jpg


味付けは、よくいえば家庭的。中華的エッセンスは希薄。
しょうゆベースのシンプルで甘さ抑えめなタレは最初調子よくいけるが、それでも量が多い分、後半単調になるのは避けられない。何か変化がほしくなる。
紅ショウガとかゴマとか高菜漬けとか…。

あ、それって博多ラーメンの定番あとのせラインアップ。
ふと「博多天神」の店内掲示を思い出す。
――スープはコーヒーでいうとブラック。お客さまの舌で、カウンター上の具を入れ100%の味をお作りください。
そんな感じでカスタマイズすれば、よりおいしく食べられるかな… と。


horaiya4-54.jpg


でもこのお店の激安の根底にはぎりぎりのコスト意識がある。
手作りのキャベツの浅漬けなんか、企業努力そのもの。
ぜいたくを言ってはいけない。
浅漬けを箸休めに、卓上の七味唐辛子をたっぷり振っておいしくいただくのが正しい。


horaiya4-55.jpghoraiya4-56.jpg


iPhoneのヘルスケアアプリで見るウォーキング+ランニングの距離は8.7km、歩数13,570。
ドカ盛り丼分、消化してると思いたい。


horaiya4-23.jpg


[DATA]
寳来屋
東京都東村山市美住町1-6-31





[Today's recommendation]


https://youtu.be/mDM2EiZM_fM



chat180129-22.jpg


心温まる特盛り定食 【呑喰処 やぐら】

2017.04.16

 サイクリングの流れで洋菓子店「ナイトー」に。ここのブルーベリー生シューは、「福栄堂」のブルーベリー大福、「玉川屋」のブルーベリーあんドーナツに続いて小平ブルーベリーブランドでわが家的認定品となっている。
ここ小平団地北口商店街は北多摩地区において最も魅力的な衰退商店街の一つである。古い飲食店や食料品店がいくつも現存していることに加え、個性派新規店も見逃せない。高度成長期の路地裏商店街に特徴的な迷路感も残す。ナイトーなんか行ったことのない人は地図を見ながらでもたどり着けないのではないか。秘境の最奥という感じだ。

今年最初の夏日となったこの日、陽気のせいで気持ちが高揚し冒険心がくすぐられる。それは昼食のお店選びにも少なからず影響を及ぼす。いくつか見て回ったうち、特別にディープそうな定食屋に入ることになった。


yagura39.jpg


呑喰処「やぐら」。
ぱっと見はランチ営業もやっている飲み屋という雰囲気だが、意外なことにラーメン関係が充実している。20種類ほどのラーメンに、ラーメンセットは松・竹・梅・菊・桜の5種類。

ほかにカレー類、丼物類、定食など。ただし定食はお品書きにあるものではなくサービス定食しかできないとのこと。そうはいってもこのサービス定食だけで10種類もある。全品刺身付きで、1000円のところ800円にサービス。
妻がサービス定食(ヒレカツ)800円、僕はラーメンセット松(ラーメン・半ライス・唐あげ・漬物)800円に。


yagura36.jpg


店内はカウンターのみ8席程度。
われわれの前に2人客が2組入っており、そこそこにぎわいはあるが、みんな年いってる。
向こうのじいさんはジョッキでビール飲んでる。

テレビでは『NHKのど自慢』。古い食堂に入るようになると、40年ぐらい縁のなかったこの番組を視聴する機会が増える。
13番『悲しい酒』に、お店のお母さんが調理場から身を乗り出す。壁に美空ひばりの写真が貼ってあるからよっぽど好きなんだろうな。鐘三つだ。


yagura37.jpg


カウンター越しに提供されたサービス定食を見て顔がひきつった。
しばしぼうぜんとその全容を眺めていた妻が、
「とーちゃんのはラーメンと唐揚げだっけ? ご飯は?」とヒソヒソ。
「付く。半ライス…」と、“半”にすがる自分。


yagura31.jpg


「重いから気をつけてね」と、お母さんがカウンター奥の配膳台にドンとお盆を載せる。
慎重に持ち上げないとひっくり返しそうなくらい重い。ラーメンどんぶりが異様にでかい。
そして半ライスは、茶わんのサイズもご飯の盛りも、妻のサービス定食となんら変わりはない。“半”はどこかに葬り去られていた。


yagura34.jpg


はっきり言って、これは各2人前はある。
構成し直すと、ヒレカツ定食、刺身定食、唐揚げ定食、ラーメンの4食。そのようにばらしても4人誰からも文句は出ないと思う。マグロの刺身は8切れもあるし、ヒレカツも唐揚げも十分1人前はある。ご飯は大盛りレベルだ。


yagura32.jpg


幸いなことに、麺の量はどんぶりサイズ相当とまではいかず“麺普通にちょい増し”くらい。
そして幸いなことに、このラーメンはおいしい。予想していた昔っぽい中華そばタイプではなく、むしろモダンに洗練されている。よけいな甘味・うま味のないすっきりスープ。ネギは小口、チャーシューはほろっと崩れる。
この店にして、どういう経緯でこのラーメンに至っているのか興味深い。


yagura33.jpg


意外なことに、ほかの料理もだいたいそんな感じだ。揚げ物は油そのもの・油切れともよいからもたれず、味付けも上品でくどくない。街の定食屋のイメージであるギトギト・濃厚とはだいぶ様子が違う。刺身でさっぱり感、キムチで刺激を、という構成もいいんじゃないかと思えてくる。
おかげでこの4人分を2人でクリアすることができた(ほぼわしが食べたんだが)。

わしの食べた量は、ラーメン:全部、唐揚げ:かーちゃん1個食す以外全部、ヒレカツ:1.5枚、刺身:3切れ、漬物、ご飯:デフォの1.7倍!


yagura35.jpg


途中、お店のお父さんがカウンターの向こうから「ご飯、足りてる?」と妻に声をかけてきた。そちらからは見えないだろうけど、その時点で妻のご飯はまったく減っていなかったので笑うしかなかった。珍しく若い(?)客が来て、たくさん食べさせたいと張り切ってる感じ。
しばらくして「ご飯、足りなかったら言ってね」と僕も聞かれ、「十分すぎるぐらいに足りてます」と答えてしまった。
「ゆっくり食べてね」とニコニコ。


yagura40.jpg


お勘定で1600円ちょうど支払うと、「ちょっと待ってね」とお父さん。
お母さんが名水緑茶を2缶渡してくれた。
どこまでも優しく温かいのであった。
味もさることながら、その温かさがとてもうれしくて、僕はこの店のまずラーメン部門でのローテーション入りを検討している。


yagura38.jpg


[DATA]
呑喰処 やぐら
東京都小平市学園東町3-1-14






2017.04.16 HoLo HoLo(閉店)/東京都小平市学園東町3-2-30-4

holoholo21.jpgholoholo22.jpgholoholo23.jpg
ベーグル/全粒粉180円、プレーン160円(税別)



2017.04.16 ナイトー/東京都小平市学園東町3-2-25

naito25.jpgnaito22.jpgnaito24.jpg
ブルーベリー生シュー100円、ぶるべーぱい200円




https://youtu.be/KdgNEWDCE9U


骨董的調度品に囲まれて春の味 【ふじのや】

2017.03.07

 多摩湖自転車道を八坂から小平方面へと走っていると、萩山駅のロータリーの向こうに「お食事処」ののぼり。
こんなところに昼にやってる飲食店はなかったはず、と回り込んで確認しようと「ふじのや」の前を通る際、ボードに書かれた季節メニューが目に入った。
謎の飲食店の話はまた別の機会に。


fujinoya22.jpg


菜の花天そばがちょっと気になる。でも初めて入るそば屋ではせいろとかもりとかにしたいところなので、ならば菜の花天ザルもあるな、とよく見ると1300円って、なんでそんなに高いの?
結局、このメニューボードがなんかかわいかったので入ってみることにした。


fujinoya23.jpg


戸を開けると、小上がりの端に腰かけていた男性店員がパッと立ち上がった。テレビでも見ていた感じ。
12時40分すぎで客はなし。そのことに驚きはないが、意外だったのは店員が若かったこと。ほかに厨房にもう1人、年配女性がちらちら見えるから、母子で切り盛りしているようだ。
ときにこの男性、愛想がない。まあ実際、無愛想な跡取り息子というのもときどきあるパターンだとは思うが。


fujinoya24.jpg


店内は相当年季が入っていて、調度品なんかは年代物じゃないだろうか。FAXまで骨董に見えてしまう(笑)。
壁に掛けられた漆塗りの立派なお品書きは文字がかすれてもはや機能していない。だからあちこちに品書きの張り紙がしてある。

興味深いことに、テレビではEテレが流れている。細野晴臣ナレーションの科学実験の番組。お母さんがみるとは思えないから息子さんの趣味なのだろう。


fujinoya25.jpg


菜の花天そば800円。
菜の花の天ぷらの下には海苔の天ぷらが敷いてある。それにナルト。ちょっと寂しい…。


fujinoya26.jpg


お勘定のとき、男性は何かギクシャクとおかしな対応をする。
愛想がないんじゃなくシャイなだけなのだろうか。いたずらっぽい表情もちらほら浮かべる。
Eテレの件といい、彼は話したら案外おもしろい人なのかもしれない。


fujinoya21.jpg


[DATA]
ふじのや(藤迺谷)
東京都東村山市萩山町2-1-14







https://www.youtube.com/watch?v=7kxUd9IChDI


Latest Articles
看板どおり、うまい! 【ラーメンショップ101番】 Jan 19, 2022
いろいろ間違えて…? 【珍珍珍 谷原店】 Jan 18, 2022
小だぬき発見! 【シャトー洋菓子店】 Jan 17, 2022
愛は惜しみなく 【忠豊】 Jan 16, 2022
年末年始のしわ寄せ 【正来】 Jan 16, 2022
小麦香るもちもちうどん 【東村山肉汁うどん メリケン】 Jan 12, 2022
分散初詣からの… 【芝大門 更科布屋】 Jan 10, 2022
古きよき時代の… 【ながしま 磯とり料理】 Jan 08, 2022
近場で味わう非日常 【貯水池 鳥山】 Jan 06, 2022
意外に書き入れ時な、正月の… 【シャモア洋菓子店 久米川店】 Jan 05, 2022
開いててよかった♪ 【横浜家系 大幸家】 Jan 03, 2022
ファストうどん高率な三が日 【うまげな 西武所沢SC店】 Jan 02, 2022
Ranking
          
          
Category
Category-2