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門前には茶屋! 【宝登山神社奧宮売店】

2021.11.07

 前記事の岩畳と並ぶ長瀞観光のメインスポット、宝登山。
その核となるのが宝登山神社と宝登山ロープウェイである。


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朝早くに出ているというだけで、何も計画がないということではこれまでとなんら変わりはないけれども、岩畳のあとは暗黙裡にロープウェイのほうに移動している。
基本中の基本か。


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緩やかな傾斜で真っすぐ伸びる宝登山神社の参道を上り、まずは神社にお参り。


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秩父神社、三峯神社とともに秩父三社の一社。
僕らはこれで三社すべて参ったことになる。


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宝登山神社は創立西暦110年… と、神社HP
一般的に日本の有史時代の始まりは3世紀半ばとされているので、先史時代の創建と、歴史ハンパない。これには日本武尊(ヤマトタケル)伝説が関係している。


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お参りのあと、二の鳥居の脇から坂道を上り(けっこう上る)、ロープウェイ宝登山麓駅へ。


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宝登山ロープウェイは1961年開業。
長瀞観光そのものは1911(明治44)年の秩父鉄道開通に始まるとのことなので、半世紀を隔てて2つの大事業がなされたことになる。


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「もんきー号」で約5分、宝登山頂駅へ。


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駅舎横は展望台になっていて、埼玉最高峰 三宝山・甲武信ヶ岳まで奥多摩・奥秩父の山並みが見渡せる。


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両神山


そこから少し登れば宝登山山頂(497m)。
さらに見晴らしがよく、秩父盆地の向こうに武甲山の勇姿。


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少し下ったところに宝登山神社奥宮がある。
狛犬が山犬(オオカミ)であることで知られる。


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――日本武尊が東征の帰途山容の美しさに惹かれ、ミソギの後に山頂を目指します。途中山火事に遭遇しますが神犬の神助を得て、無事に宝登山山頂に於いて神霊を祀られた事が当社創建の始めとつたえられています。神社HP

これが前述の神社創建の伝えであり、奥宮の狛犬はそれにちなんだもの。


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右手の社務所の横に茶屋がある。
Googleマップにも載っていないことをあとで確認しているが、素晴らしいサプライズ。
門前の茶屋が好き (>▽<)b OK!!


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甘酒とくるみみそおみでん、むしいもを頼む。


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焚き火を囲んで座り待っていると、おぼんに載せて運んできてくれた。


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レトロなコーヒーカップに甘酒。
小ぶりのいもはしっとり系でとてもおいしい。


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みそおでんにハヤトウリのぬか漬けがほんの少し添えてある。
そのさりげない心配りがうれしい。


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サービスで出してくれた甘く煮た黒豆と、茶屋のおかあさんの正調「東京音頭」が、沁みる。

(つづく)


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[DATA]
宝登山神社奧宮売店
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/tg4YDnoYoA4



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次号予告


本日、肉の日につき? 【キッチンきむら】

2019.02.26

 2月はニク(肉)の日(29日)がない(ことが多い)ことに気づいた。
肉好きの人はさぞお困りだろうと思ったら、2月は月自体が“ニ”なので2月9日でニクの日と。毎月29日の“肉の日”割引きサービスを実施している飲食店でも、2月は9日にスライドしているところが多い。日本語はうまくできてる。(←ちょっと違う)

…と、そんなちまちましたローカルな語呂合わせに頼らずとも、壮大なスケールの“肉の日”がこの時期、世界各地で催されていた。
カーニバル(謝肉祭)である。


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――毎年復活祭(イースター)の40日前から始まる四旬節の期間中は、キリストの断食をしのんで肉食を絶つ習慣があるが、カーニバルは四旬節前に肉を食べて楽しく遊ぼうというための行事である。(日本大百科全書(ニッポニカ))

つまりカーニバルとは肉断ちの前の食いだめ(または残り物処分)の祭り。
世界三大カーニバル(リオ、ヴェネツィア、トリニダード・トバゴ)もヨーロッパ三大カーニバル(ニース、ヴェネツィア、ヴェアレッジョ)も、起源は皆これである。


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四旬節の始まる“灰の水曜日”の前日“告解火曜日(マルディグラ)”が謝肉祭最終日。
2019年のマルディグラは3月5日で、謝肉祭期間を8日とすると、本日(2/26)が初日に当たる。
ということで、勝手に肉の日を決行。


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西武池袋線保谷駅近く、踏切の際の建物2階の洋食店「キッチンきむら」。


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階段の上り口に張ってある国産牛ステーキとの盛り合わせセットというものがずっと気になっていた。


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階段を上ると入り口が2つあって戸惑う。いや、迷わず禁煙エリアのドアを開ければいいわけだが、こうまで峻別されていると、いいかげんな気持ちで入っちゃっていいものかとどっちにしろ二の足を踏んでしまうわけで…。


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パノラマ写真

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その禁煙コーナー、意外なことに1時半すぎにしてけっこうな入り。しかも4組7人、すべて女性であった。


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ステーキ盛り合わせから勝手に描いていたイメージとあまりにも違っていて、すっかり“およびでない”感にとらわれてしまったワタシ。


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注文は、2品盛り合わせて1000円メニューを、③手こねチーズハンバーグステーキ(150g)と⑤国産若どりのチキンガーリックステーキ(150g)で。
ビビッて無難な方向性にシフト… (ーー;) …


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それでもこのメニューのバリエーションはすごい。
「ご飯の量はあとで伺いますので、食べられるだけお申し付けください」とホール係の女性。メニュー表に“平日ランチタイムはライス特盛り無料”と書いてある。


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まずサラダとスープ。
「ライスは特盛り無料ですが?」と聞かれ、いきなり特盛りってこともないと思うので確認すると、少なめ・普通・大盛り・特盛りの4段階とのこと。大盛りを申告。


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チーズハンバーグとチキンステーキはワンプレート(鉄板)でジュージューいいながらやって来る。
真ん丸のハンバーグは、ふわふわ、ほろほろ系。デミソースは赤ワインの芳醇な香りが特徴で、甘いながらも酸味・苦味が効いた大人味。
チキンは皮がパリパリ、肉はジューシー、たっぷりのガーリックチップがのって香ばしく焼き上げられている。


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謝肉祭の日付は2月上旬~3月上旬と幅がある(マルディグラ:2019年3/5、20年2/25、21年2/16、22年3/1、23年2/21…)。
イベント好きの日本に定着する日も近いかもしれない。


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[DATA]
キッチンきむら
東京都練馬区南大泉5-34-1
https://www.facebook.com/kitchen.kimura/





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/l5Fnm5HMVT0


研究所でタヌキ研究… じゃなくて 【ファンフル】

2018.04.01

 国分寺駅より徒歩10分、JR中央線のすぐ北側にある日立製作所中央研究所。
1942年創設。約20万平方メートルの敷地内には、多摩川の支流である野川の源流の湧水や、創設時から自生する樹木が維持・管理されている。
約120種・合計27000本の樹木には、メジロやシジュウカラ、コゲラなど40種類以上の野鳥が飛来する。

研究所内の緑地は春秋の年2回、地域コミュニケーションの場として市民に公開されている。
今年の春の庭園公開は4月1日。

この日、矢川~谷保の散策のあと閉園時間15時の1時間ちょっと前に研究所に入ることができた。

ちなみに“自転車ご遠慮ください”だったみたいだが、われわれを含め多くのチャリ族を親切に仮駐輪場所に案内してくれている。
ほかにも“お願い”がいろいろあるので、橋を渡ったところで配られている案内の紙にはちゃんと目を通そう。

正門を入ってすぐに橋で、この谷が深い! 高所恐怖症の自分は足がすくむレベルで、なんでこんな駅チカがこんなことになってるのか!? と、びくびくするやらわくわくするやら。


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まもなく芝生の広場。
ぐるっと屋台が囲む。地元の人気カフェから、なぜかバッタ屋的なものまでと幅広い。
といっても、一民間企業におじゃましているわけだから当然といえば当然だが、全面アルコール禁止。
ほぼ10km歩いて、喉カラカラ。谷保の「増本」では、先があるのでグッとこらえていたが、ここでもビールはおあずけ。


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それにしても、特におもしろみのない普通の芝生の庭園。
期待外れだったかな、と。


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芝生の外れに下り道。
こっちも行けるのかな…? と下ってみると、その先がこの庭園の核心部なのであった。


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56年前の記述を見つけた。研究所開設20周年の論文集に、当時の研究所長が寄せたレビューの前書き部分である。

――中央線国分寺駅北側、恋ヶ窪の一角に、武蔵野のなごりをとどめている幽すいな森がある。これが日立中央研究所の所在地で、敷地約20万平方メートル、構内の谷合からは今なお泉がわき出ていて、これを集めて広大な池を作り、池には白鳥が静かに浮いている。先年皇居のお堀から一つがいの寄贈を受けたものであるが、つい先ごろふ化したばかりのひなの姿も見られる。武蔵国、国分寺の跡もほど近いところにあって、構内の森から、谷からなにか神秘的な昔のいぶきさえ感じられる。(星合正治、日立製作所中央研究所の歴史と概要、日立評論、1962年別冊論文集号 日立製作所中央研究所創立二十周年記念論文集、1-7、1962より)


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過半世紀を経て受ける印象は、この情景描写と変わらない。


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小径には、案外最近見ないヤマブキやヤマツツジ、ウグイスカグラが咲き、大きな池にはハクチョウが浮かぶ。いろいろな種類のサクラはもう花吹雪だ。
高度経済成長を支えた企業研究者が目を休めたであろう、あたかも時が止まったかのような光景。


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池の周囲を時計回りに歩いて、振り返ると、森の向こうに高いビルが見える。
高さ135メートルの超高層ツインタワー「ココブンジウエスト・イースト」。
ちょうど今日、一部開業を迎えた。
これだけは、まさに今日そのものの風景なのであった。


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国分寺に寄ったのにはもう一つ理由があって、それはたぬきケーキが買える店があるから。


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先日の「サン・ローザ」閉店のショックを埋めるためにどうしても来たかった「ファンフル洋菓子店」。


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お店は昔の洋菓子店そのもの。


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オランジュケーキ255円、モンブラン265円、たぬき240円


たぬきは小ぶりで上品な感じ。
中のスポンジはココア味。ほかのケーキもそうだが、味と作り、価格までも昭和の名残を感じさせる。


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店主のご婦人の笑顔に、少し立ち直れた気がする。


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[DATA]
ファンフル
東京都国分寺市本多2-1-1





[Today's recommendation]


https://youtu.be/eaPJKz1o0R4



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◆ 猫写真はこちら



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4月1日、日立製作所中央研究所


激戦区の勝ち組 【椿】

2017.02.19

 娘の母校のそばということもあってこの店の存在は知っていたが、ラーメンの人気店というのは苦手なので入ろうと思ったことはなかった。

大安のこの日、ひなあられを買いに例年どおり西荻の「大判」まで自転車を走らせるところから話は始まる。
あられ購入後、例年どおり「丸福」に向かうも定休日。ここからが大変で、ちょっと予定が狂うと以前の意気地なしを再発し、なかなか店に入れない。判断能力を失い、そのあと吉祥寺に向かうという失策を犯す。

休日の吉祥寺はおっさん独り昼飯を食いに行く街ではない。行きつけの「みんみん」も「ホープ軒」も大行列。「ピリカ」ならすぐ入れそうだが、なにか気乗りがしない。
そのまま三鷹方面に敗走し、すでに休憩時間入りしている武蔵境「東大楼」や東小金井「甚五郎」を横目に、ムサコなら何とかなるかもと希望を抱くが「櫻華」も「嵐屋」も日曜定休だったことを思い出す。(←時間が遅いので夕食に響かないよう、もう麺類しか考えてない)


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時計は3時を回り、そろそろ昼飯抜きも考慮され始めるが、なんだか腹が減ってあと3~4時間もちそうにない。
そこで思い出したのが「椿」、というわけなのだった。
イメージ的に午後休憩なさそうだし、この時間なら混んでないだろうし(でもけっこうお客さん入ってるんですね…)。


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ラーメン(並)630円の食券を渡すと、向こうの別室的なところで待つよう指示される。
どこかで食べたような、予想どおりの味でした。


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[DATA]
椿
東京都小金井市 貫井北町3-33-11







https://www.youtube.com/watch?v=_Ye03Gu2dHA



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ひなあられ(「大判」 東京都杉並区西荻南4-2-3)/ 豊島屋の白酒(「紀ノ国屋 吉祥寺店」 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-7-3)


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