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眺望サイコー! 中華レストラン 【天外天】

2020.10.18

 車の点検が12時までかかり、そのまま昼ごはんを食べに行くことにした。
はじめオシャレっぽいお店がいくつかできて気になっている三芳町の“いも街道”を偵察したところ、小江戸川越にあやかった芋ブランド戦略が功を奏したのか部分的に観光地化の様相を呈し、日曜ということもあってイタリアンもカフェもうどん屋も、野菜直売所まで人… というか車でいっぱいだ。即刻退散。

県道163号から入間方面へ回り込もうとして思い出したのが、川越入間線沿い、入間市宮寺の「みのり食堂」。
一度は行ってみたいと思っていたのでちょうどいい機会かと思ったが、1時半前、のれんが掛かっているにもかかわらず、僕らが入ろうとしたところで「今日はおしまいです」と。

今日はいろいろ間が悪いようで家帰ったほうがいいかな… と地元に向かって多摩湖の丘陵越えの途中、「ん…? 掬水亭どうだろう?」となったのである。


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「掬水亭(きくすいてい)」は西武園ゆうえんちに隣接する西武グループの中国割烹旅館。
祝宴・会食・法要など宴会需要がメインと思われるが、最上階のチャイニーズレストラン「天外天」は予約なしに普通に利用できる。


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満席ということで1階ロビーで10分ほど待たされたが、入ってみると密を避けるため使用席数を減らしているようだ。
もともとゆったりな配置なので、そのへんのところはまったく気にならない。


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通されたのは窓際の眺望抜群の席であった。


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多摩湖越しに中央線沿線を新宿あたりまで、西を向けば雨上がりの雲海に浮かぶ富士山。
巡り巡って、今日はいい日?


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注文は、五目入りチャーハン、五目入りあんかけ焼きそば、海老蒸しギョウザ。
えーと、ビジュアル的にエビ三昧…的な?
街中華も高級中華もごったごたな当ブログ (⌒ ⌒) b !


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透き通った皮がもちもちというかふるふるで、箸にくっついてなかなか離れない餃子。
スライム的とさえいえる皮とその中にくるまれたエビの食感の対比がよい。


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エビのピンクがきれいに透けていて、ちょっと見入ってしまうぷるぷる餃子。
使い込まれたせいろはなかなかの歴史を感じさせ。


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チャーハンはお約束のエビとは別にイカや干し貝柱、チャーシューがたっぷり使われていて、見た目よりずっと豪華。
スープは青菜、ネギ、豆腐、卵… と具だくさん。


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焼きそばの具は、ハクサイ、コマツナ、ニンジン、タケノコ、干しシイタケ、エビ、イカ、ホタテ…。


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干しシイタケの厚み&もどしのていねいさにお店の格みたいなものが出ると思う。ホタテ貝柱の大きさもまた、中国料理店の分類上のバロメーターだったり。


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日本百名月なるものがあり、こちらもその一つにカウントされているらしい。
湖面に満月… たしかに見応えありそう。


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店内はゆったり、外の見晴らしサイコー。料理も文句なし!
思いがけず素敵なランチにありつくことができた。


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[DATA]
天外天
埼玉県所沢市山口2942 掬水亭6F
https://www.seibu-leisure.co.jp/hotel_web/





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「みのり食堂」。この落差というか高低差というか…。それもまたよし




贅沢感いっぱい! テイクアウトうどん 【野口製麺所】

2020.05.05

 2週間前の「#東村山エール飯」の記事に“少なくともあと2週間以上緊急事態は続くわけであり、まだまだテイクアウトのお世話になるはず”と書いておきながら、その後2週間以上、パン屋と和菓子屋を除いてテイクアウトをしていない。
この状況は、やっぱり難しい。

しかし緊急事態宣言は延長された。
おそらくこのひと月の間、自分の意識は目まぐるしく変化してきているが、現時点で思うのは、この先、少しずつテイクアウトからでもお店の味を楽しむ機会を増やしていきたいということ。緊急事態措置期間の延長により経営環境がいっそう厳しさを増すものと予想される飲食店のわずかなりとも助けになればとも。


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「野口製麺所」さんには先々月、ある記事にコメントをお寄せいただき、“近いうちにうどんを食べに伺おうと思います”と返信している。なのでちゃんとお店で食べる機会をうかがっていたが、ちょっと無理っぽいので、とりあえずテイクアウトすることにした。


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このところSNS等でよく見る季節限定タケノコぶっかけうどんが食べたいとずっと思っていた。
いま本町店はお休み中とのことで、野口町の本店に電話。タケノコがまだ終わっていないことを確認し、もう1品はテイクアウトメニューを電話で教えてもらいつつ、鶏肉のとろろうどんというようなものを注文。


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正式には朝採り竹の子うどんと伊達鶏とろろうどん、ともに920円。


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タケノコは一昨年もいただいておいしかったのでよく覚えているが、おそらくお店敷地で採れるもので、たぶん孟宗竹ではない(不確かな情報で恐縮だが)。
甘辛く煮つけてあり、“美味しく炙りました”とある。これがふんだんにのっていて、しかも僕の好きな穂先や姫皮付きの部位だけでも5切れほどもあって、実にぜいたく。


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伊達鶏は香ばしく焼いてあり、これもボリュームたっぷり。レモンを搾ることで、同じぶっかけでもタケノコとはぜんぜん違った爽やかテイストに。とろろも加わり、食が進む進む。


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麺類のテイクアウト全般にいえることで、さらにこのお店はうちから近いというわけでもないので、どうしてもゆでたてとは違った状態でいただくことになる。そんなときこそ粉の素性が物を言うのであり、コシが少々落ちてよりしっかり咀嚼できるだけに、ごまかしが利かない。
自粛の日々に元気をもらえる、おいしいうどんでした。


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[DATA]
野口製麺所
東京都東村山市野口町4-46-1
https://www.facebook.com/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%89%80-130454557067401/





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簡単カレーレシピ、など

2020.04.23

 これまで書いたことはないが、このブログでいちばん力を入れているのが、実は記事末尾に張っている音楽YouTubeだ。ヨハン・シュトラウスⅡのワルツ『酒、女、歌』じゃないが、人生を豊かにする要素としておいしい食べ物はもちろん欠かせないが、僕にとって音楽は同じくらい重要… というようなことを発信したいと。
いい動画が見つかったときはモチベーションが上がる。食べ物の話は前振りといってもいいほど(笑)。

ところが音楽に対する反応がほとんど寄せられず、ちょっと寂しい。まあ、説明が足りないという自覚はあって、この部分を文字にしたらスマートじゃないとか男は黙ってサッポロビール的な昭和のおっさんの感性はいまの時代には通用しないというのはわかる。
でも伝わっていなかったらやっぱり悔しいので、かなり気に入っている前記事の動画を再掲載してみる。
コロッケの記事にこの曲って、なかなかいいと思いませんか?



https://youtu.be/6SfLag6ktJc


話はガラッと変わって、お手軽おいしいカレーの作り方。

タマネギ、ニンニク、ショウガをみじん切りにしておく。4人分ならそれぞれカレースプーンで2~3杯くらい。こんなに…? と思うくらい。


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鍋にたっぷりの油(これもスプーンで3杯くらい)を入れて、クミンシードをたっぷり(スプーン山盛り1杯)投入。
鍋を熱するとシードがぱちぱちはぜてくるので、そこにみじん切りのタマネギ、ニンニク、ショウガ、カレーパウダー(ガラムマサラがあればなおよい)1/4カップくらい、純ココアパウダースプーン山盛り1杯を入れてよく炒める。
冷蔵庫にあるきのこ類や肉、冷凍しておいたゆで大豆などを入れてトマトの水煮1缶を投入、水気が足りなければ水を足しローリエ1枚入れて、あとは5~10分煮るだけ。


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ニンニクとショウガ、クミンシードだけで、不思議とカレー風味になる。さらにカレーパウダーとトマト、ココアパウダーがあれば、家庭でも本格カレー風に整えることができる。

2日目のカレーはパスタに。
たまたま買ってあったビロビロのタリアテッレがカレーとよく絡んでおいしい。
先日植えたパセリもそろそろ収穫できる。

カレー1鍋で、2日 STAY HOME。


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まさかNHK朝ドラでイゴル・ストラヴィンスキーやモーリス・ラヴェルというセリフが飛び出すとは思っていなかった

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消えた商店街にコスパ抜群の本格中華 【孔雀苑】

2019.06.25

 清瀬と新座の都県境に広がる旭が丘団地とその付設商店街の記事にはたくさんのコメントが寄せられた(「食堂 蘭」参照)。
団地およびアーケード商店街なる高度経済成長期を支えた重要インフラの、機能を喪失しつつ構造物のみ往時に近い形に取り残された姿にもののあはれを思うのか。


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コメントをいただいた一人「Single KitchenでSweetsを」のmarinさんこと翻訳家の森嶋マリさんは、以前のやりとりからこのあたりに土地勘をお持ちの方と推察していたが、重ねてコメントをいただくうちに近隣の違う商店街が浮上してきた。

――当時、家の近くの小さな商店街はそれなりににぎわっていて、普段の食料品はそのあたりの店でほぼすべて揃いました。肉屋、パン屋、魚屋、よろず屋(かな?)、本屋、豆腐屋、酒屋、八百屋、文房具屋、薬屋、駄菓子屋、床屋、美容院、etc.…… 思いかえしてみると、あんな小さな商店街に、よくもあれだけの店がそろってたものだと感心します。いまはもう見る影もないし、そこが商店街だったってことも、知らずに通り過ぎる人のほうが多いかもしれません。


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場所はひばりヶ丘駅寄りの東久留米市内というが…? コメントは次のように続く。
「その、いまはなき商店街の片隅で、営業してる中華料理屋の『孔雀苑』。入ってみたいけど、入れていないお店のひとつです」


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赤枠の立野川左岸が商業エリアだったと思われる。下の写真は✕の交差点を各方角から撮影 ©OpenStreetMap contributors


それは僕のひばりヶ丘からの帰路の一つ、坂の途中にある古びた中華屋。
しかしお店が一つぽつんとあるだけで、商店街らしいありさまは思い浮かばない。書かれているように“いまはなき商店街”。
たしかに途中2度折れながら坂を下った先で川沿いの道と交わるあたり、独特の気の流れ(あるいはよどみ)を感じなくもないが。

こうして「孔雀苑」潜入ルポの道筋がつけられた。


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立野川は“平成の名水百選”に東京都から唯一選定されている南沢湧水群にごく近い位置を水源とする


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坂を上る。右奥の赤い庇テントが「孔雀苑」


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実は先週木曜に一度訪れて(ここまでの写真はそのとき撮影)薄暗い店のイメージに反して明るい色合いのシャッターに、「お店、なくなった…?」と戸惑っていると、斜向かいの住宅で庭木の剪定をしている男性が「すいませんね。木曜休みなんです」と。
「え…? お店の人?」みたいなやりとりがあって、今日は入るのも少し気が楽だ。


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“中華×孔雀”といったら冷菜孔雀盛り的なものを連想するから、ここは冷やし中華だろうと決めてやって来たが、ショーケースに張ってある冷やし中華の短冊には670円と。安いのはいいけど豪華盛り付けは期待できないだろうな。


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外観はどこかおどろおどろしく薄暗い印象だが、店内は抑えめの照明がしっとり落ち着いた雰囲気を醸し出すという、同じ“暗い”でも大違い。きれいな手書きのメニュー帳にも高級感がある。


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品ぞろえを見ると焼きそば類が充実しており、急きょ方針変更。エビ好きのmarinさんにちなんでエビ焼そばに。あと餃子。


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こぢんまりしたお店で4人掛けテーブルが4卓。
先週少しお話をしたところ非常に感じのよい店主ご夫婦で、昔の商店街の話など伺いたかったが、厨房とホールの仕切りがはっきりしていてコミュニケーションがとれなかったのが残念。


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冷やし中華と同じ670円であまり期待してはいなかったエビ焼そばが、思いのほか立派。
ぷりぷりのエビが7つものってる。


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野菜はいずれも大きいカットのハクサイ、チンゲン菜、パプリカ2色、干しシイタケ、キクラゲ、ブナシメジ。やや甘めの塩あんかけである。
量が少ないことはないので、驚くべきコスパといえる。


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餃子のあんは肉が主体でショウガの風味が強く、みっしり詰まった感じ。


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どちらも和式の街中華とは一線を画す本格中国料理路線だと思う。
これなら冷やし中華にも何かしらサプライズが期待できるかもしれない。


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風通しがよく運気のよどみのない高台より街を見下ろす一羽のクジャク。


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[DATA]
孔雀苑
東京都東久留米市浅間町3-1-3





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彩り華やか、春のパスタ 【KIMURAYA59】

2019.03.15

 久米川の西友通り(久米川駅南口通り)のパスタ・洋食&居酒屋「KIMURAYA59」を取り上げるのは2回目だが、実際の利用頻度はもっと高い。
ランチ11:30~14:30、ディナー18:00~22:30のはざまの時間帯、16時ごろからコロッケや唐揚げの店頭販売を行う。業態として“パスタ・洋食&居酒屋”に“惣菜”が加わる、と。


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さらっと“はざまの時間帯”と書いているが、一般的にここは休憩時間といわれる。
休憩時間に休憩せずに惣菜をつくって売っているわけである。


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自家製コロッケ 1個180円(2019.01.11)


冬場ならとっぷり日が落ちて真っ暗ななか、寒風吹きすさぶ軒先に店開きしている。通りかかったら買わずにはいられない。


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ランチメニューはパスタを中心とした洋食系であるが、ほかに“特上牛ハラミの網焼きセット(1500円)”というメニューがあることに気づいた。


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この場所は以前、「韓亭」という韓国料理店で、店のつくりがもろ焼き肉屋居抜きであるが、物件だけでなく料理も引き継いでいる部分があるのかもしれない。
特上牛ハラミ、次の機会にぜひ食べてみたい。


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生パスタのランチは旬の食材を取り入れた創作メニューで、毎月更新される。


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3月の新作生パスタは、桜パスタ(あさりと菜の花と桜えび)、春野菜のバジルソース春野菜のフリット添え、など。
字づらからも春の息吹が伝わってくるようだ。


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1.桜パスタ、5.お肉ゴロゴロポークカレーを注文。
どちらもサラダが付くAセット850円で。


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レタスたっぷりのサラダは自家製クリーミードレッシングがおいしい。


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カレーはタマネギをじっくり炒めたような甘みが特徴で、フルーティな芳香は、隠し味のワインかスパイスの調合によるものか。
程よいやわらかさのお肉がゴロゴロ。自家製ピクルスが付く。


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桜パスタはリングイネを主に、桜色のレジネッテを合わせてある。
桜の花の塩漬けが添えてあり、彩りも香りも華やか。


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桜えび、桜色のレジネッテ、桜の花というトリプルの桜に、菜の花の緑と黄色という心憎い演出。


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華やかランチに、おなかも心も満たされます♪


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[DATA]
KIMURAYA59(キムラヤ59)
東京都 東村山市栄町2-6-4
https://ja-jp.facebook.com/kimuraya59/





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https://youtu.be/IY73IyK-1uA


猫使いとソーセージパン 【BuFuUu】

2018.11.08

 チビ猫が具合を悪くして、いちばんの問題は、われわれには捕まえることができないこと。昨日は2人がかりで捕まえられず、かかりつけのお医者さんに連れていけなかった。
そして今日、木曜は休診日。
チビに回復の様子は見られない。


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逃げ回る猫


仕方なく違う病院に行くことにしたが、問題はどうやってケージに入れるか。
ところが、それが実はたやすい。
うちには猫使いがいるのである。

長女はいとも簡単にチビを捕まえる。
なので、長女の出勤前にケージに入れておいてもらう。


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注射2本で症状(嘔吐)はとりあえず落ち着いているので昼ごはんに出かけてみたものの、ゆっくり食べる気になれず、何か買って帰ることにした。


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小平団地北の古い商店街にある喫茶店「BuFuUu(ぶーふーうー)」は、喫茶メニューのほか、洋食、手作り・無添加パンのサンドイッチと、食事メニューが充実している。おばさまのお茶目なキャラにも癒される。


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煉瓦の外壁やメニューボードなど外づらはコジャレているが、創業36年。入ってみれば懐かしの昭和の喫茶店がいまなお息づいている。
お客さんもシニア層が多いという印象だ。


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店頭のテイクアウトコーナーにはサンドイッチやスイーツが並ぶ。


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定番のたまご200円、ハム+チーズ&レタス220円のほか、揚げパンのソーセージ150円を購入。


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写真ではわからないが角型食パンではなく山食を使っているのは、サンドイッチとしてはちょっと珍しいかも。素朴で手作り感いっぱい。


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ソーセージパンは、まさかの魚肉ソーセージ。
どうりでサイズのわりに安いわけだ。


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こういうところも外見と違って中身が昭和、懐かしい味がする。
一般的な揚げパンの1/4切りソーセージではなく、豪快に丸ごと1本。食べきれずに半分残した(笑)。


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チビ猫は夕方まで何も食べなかった。
8時ごろ長女が帰ってきてチビと遊んでる。見ると、さっきまでわれわれがどうやっても食べさせることのできなかった子猫が、すごい勢いでCIAOチュールをなめている。
どんな技を使っているのか、まるで謎。

チビは翌夕方までにすっかり回復した。


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[DATA]
BuFuUu(ぶーふーうー)
東京都小平市学園東町3-2-43





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=JbqySviU4YQ




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武蔵野うどんの原風景 【小平糧うどん】

2017.05.06

 散歩日和で、木陰の多い多摩湖自転車道を歩こうということに。まずは自転車で花小金井の無料駐輪場をめざす。昼ごはんに妻の希望はうどん。
小平ふるさと村の前を通る際に「小平糧うどん」ののぼりを発見。時刻は開店7分前。
ここでいいんじゃない? ということになる。


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小平市のホームページには、「小平ふるさと村では、武蔵野手打ちうどん保存普及会がJA東京むさしの協力により、小平産の地粉を使って『小平糧うどん』を毎週土曜・日曜日および祝日の昼食時に1日50食を限定に販売しています」とある。


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小平ふるさと村は江戸初期から明治期などの建物が移築・復元されている。
そのうち食事処として使われるのは「旧神山家住宅主屋」。

――この建物は江戸時代後期と推定される時期に、小金井から『廻り田新田』に移築されたものです。その際、間取りが広間型から喰違い四ツ間型に変更されました。したがって、江戸時代中期における武蔵野新田農家の特徴をとどめ、また後期にかけての移り変わりもよく示している建物です小平ふるさと村HP


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まず、旧神山家主屋の右の“水屋”前で前金500円×2を支払い番号札を受け取る。僕らは14番と15番。水屋とは「茶室に付属する、台所風の一角」(三省堂 新明解国語辞典)

主屋の土間を抜けて座敷に上がる。座敷2間に6人掛け座卓が5脚。
自分たちで14・15番目ということは開店時間前にしてある程度お客さんが入っているわけで、6人テーブルにゆるい感じの相席となっている。不思議なことに、すでに食べ終えている客が1組。


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まもなく水屋からさっきのレジのおじさんが岡持ちをもってやって来た。
この第1弾は番号1~4番の2組・4食分の提供。ここが1番ということは、さっき食べ終えて出ていった人たちは何だったんだろう?

この先かなり時間が空く。


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待望の第2弾は両手に岡持ちを引っ提げての登場。これで一気に15番の僕のところまで進む。
しかしこのおじさん、岡持ちからお盆に料理を移して各テーブルに運ぶまでの段取りが超マイペース。最後のわしらの手元に届くまでに10分近くを要した。麺だけに、人によってはハラハラするかもしれない。
しかしこういう時間がゆったり流れるような空間では、そんなスローモーな対応こそが適切に思えてくるから面白い。


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麺はコシがやや強く、武蔵野うどんにしてはつるっとした食感で、地粉の香りが立つ。
耳のおまけがうれしい。


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家庭でかつおだしをとったらこういう味になるというつゆに、具は油揚げ、ブナシメジ、エノキ。油揚げには豚肉に劣らぬうどんとの相性のよさを感じる。
糧は大根と小松菜。薬味はネギ。


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武蔵野手打ちうどん保存普及会の活動の趣旨は、地粉で手打ちうどんを打つ習慣を武蔵野の貴重な食文化として保存していこうというもの。プロでないからこそなおさら、ここの様式は武蔵野うどんの原点に近いものに感じられる。
江戸時代の古民家で武蔵野うどん、という貴重な体験であった。


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[DATA]
小平糧うどん
東京都小平市天神町3-9-1 小平ふるさと村
http://kodaira-furusatomura.jp/kateudon





[Today's recommendation]


https://youtu.be/WFD4jwBKD3A


ただいま昭和を生放送中 【しなの】

2017.04.24

 タイムトラベルもののSF映画で、時空を超える瞬間に映像を揺らすというかひずませる演出がある。フリュッ… という感じで。
昭和的食堂を訪ねるときに、ああいう視覚効果を実際に体感することがある。引き戸を開けて店内に一歩足を踏み入れた瞬間に、自分の周りがフリュッというかグニャッとひずむ。
それは自分の中の時間軸といま視界に飛び込んできた光景の乖離によってもたらされる平衡感覚の喪失(目眩)なんじゃないかと思っている。
僕はこれをグニャリ体験と呼んでいる。


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その感覚が特に強かったのが「しなの」だ。
ここは店のつくりや調度品が相当年代物であることに加え、照明の具合、客層、店のおかあさんのキャラクター等によって、見事に昭和40年代的空間が実現している。暖簾をくぐった瞬間に昭和に飛ばされる。グニャリときて、一瞬、自分がどこにいるのかわからなくなる。
想像だが、タバコの煙幕もその演出に一役買っている気がする。


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そのタバコをふかしている人々が、場違いな闖入者(僕ら)をジロリとにらむ。
『スター・ウォーズ』で辺境の星の場末のパブみたいなところに人捜しだか何だかで入り込むというようなシーンがありますよね、たぶん。そこにたむろしている化け物(異星人)のならず者どもが主人公たちをギロリとねめつける。「坊っちゃん嬢ちゃんが何の用だい」みたいな。あんな感じです(笑)。
これをジロリ体験と呼ぶ。


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去年「しなの」に初めて入ったときにグニャリだけでなくジロリも待っていた。
妻と長女と3人だったのだが、特に若い女性が異質だったらしく、化け物、もとい常連のおっさんがずーっとこっち見てる。
タバコを吸いながらジロリ。ラーメン食いながらジロリ。

グニャリは嫌いじゃないがジロリは勘弁してほしいと思っていたが、これも昭和食堂の醍醐味の一つと、なんだか最近は楽しめるようにもなっている。


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さて、2回目以降はなかなかグニャリときてくれない。意表を突かれないとそうはならないからだ。
そうはいってもこの店が昭和であることに変わりはない。本日は昭和なおばちゃん3人組が一杯ひっかけてた。
僕はそっちに背を向けて2人掛けテーブルに座り、天もりそば880円を注文。


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ここのそばは個性的で、けっこうはっきりとウェーブがかかっている。太さも長さも不ぞろいで自家製感いっぱいだ。
食感はニチャッとしていて、これも独特。どこかそばがきを思わせる。そば粉を買って家で打ったときにこんな感じになったことを思い出した。
製麺所のごく普通のそばを予想していると、このようにこの店は意表を突いてくる。


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そばの量は僕には少ない。その代わり天ぷらがたっぷり。
エビ、かぼちゃ、さつまいも、なす、ピーマン、ししとう、舞茸の7点。
さっくり揚がっていて、エビがプリプリでおいしい。


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2時を過ぎて立て続けに2組入ってきた。客の入りがいいことも意外といえば意外。
常連のじいさんと先の3人組がやり合っている。話したことはないがどこの誰かは知っている、という関係のようだ。じいさんが「美人」「美人」とほめ殺しを仕掛ければ、おばちゃん連中は「釣り好き」「(度を過ごし)」「店をたたんだ」とやり返す。もちろん婉曲的にだが。

こういうひと昔もふた昔も前のイベントが普通に行われている。
まさに「昭和の昼下がり」というライブショーである。


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[DATA]
しなの
東京都東村山市萩山町4-1-22






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https://youtu.be/q3VFSI2sXJE


昔かたぎの「すし」と「のり巻」 【丸長鮨】

2017.03.25

 秋津のカレー店「デリー」の角を南へ。
志木街道を突っ切ってそのまま進むと、右手に「丸長」の大きな文字。
目立つことは目立つのだが、地元の人しか通らない道だからひっそりとたたずんでいる感じ。


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ランチメニューの提供を知ったのは最近だ。しかも土日もやっているからありがたい。
土曜日に妻、長女と行ってみた。


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入って右手に5席のカウンター、左手が4人掛け2卓の小上がり。
かなり以前からあるのは知っていたが、無垢材なんかは思った以上に年季が入っている。床はタイル張り、黒の150mm角タイル2段分の巾木を巡らしてあり、清潔感が漂う。
店の真ん中に神棚。一輪挿しにはスイセンとコデマリ。


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こちらの大将は紺ベースの半纏をビシッと着こなす。
写楽の絵に火消し意匠の壁掛けと、江戸の粋を好むようだ。


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妻と長女がちらし、私がにぎりを注文すると、大将は「ちらし2、すし1ですね」と訂正。この店ではにぎりではなく「すし」なのだ。
正確には、この一式には巻きずしも含まれるのでにぎりとだけするのはおかしい、という律儀な表現なんだろうけど、そういえば昔、にぎりという言葉はそれほど使われていなかった気がする。
すし食いねぇ、と言うが、にぎり食いねぇとは言わない。そうかそうか。『ど根性ガエル』の梅さんも、にぎりなんて言ってなかった、ような気がする。


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それからこの店ではかんぴょう巻きをかんぴょう巻きとは呼ばず「のり巻」と称する。そうだそうだ、確かに昔はそうだった。のり巻きといえばかんぴょう巻き。
「そうかそうか」と「そうだそうだ」でいろいろ考察しつつタイムトリップ感覚を味わう。


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ニギリ7貫と、かんぴょう… もとい「のり巻」3個。
いまどき珍しくちゃんとタコの味がするタコ、サーモン嫌いのわしもおいしくいただいたサーモン、マグロはビンチョウ。かんぴょうと玉子はしっかり甘く、これも昔風。
なんだかわけもなくうれしくなるすし。


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ちらしにもたっぷりのかんぴょうのほか、ほうれんそうのおひたしが添えてある。


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使い込まれたお椀は、子どものころたまに連れていってもらった割烹や旅館を思い出させる。
デザートはグミ。


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大将は格好も決まっているが所作も折り目正しく生真面目だ。しゃきしゃき握って、てきぱき配膳して、ころあいをみてそつなくお椀を提供する。あがりの交換もぬかりない。
ひと仕事終え、テレビのヌクミズさんを見つめるまなざしも真剣そのものだ。


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[DATA]
丸長鮨
東京都東村山市秋津町1-27-23







https://youtu.be/S3C4w43sdTM


東京とんこつのルーツを継承 【村山ホープ軒 東大和店】

2017.02.23

 この町に引っ越してきた当初、立川の図書館で蔵書整理につきただでもらった古いラーメン本を頼りに、自転車圏内のラーメン店巡りをした。そのとき特に気に入ったのが武蔵村山の「村山ホープ軒」と一橋学園の「大勝軒」。村山ホープはその後自転車や車で定期的に通った。
しばらくして東大和に支店ができた。はじめあまりお客さんが入っていない印象で、応援の意味も込めて意識的にこちらに通うようにした。

来店頻度が逆転したのは、応援や、支店のほうが家から近いという理由からだけではない。
あのころ改装して調理場の床が高くなった本店は、味のほうも、しょうゆっぽくしてマイルド化を図ったり(←推測)、ネギ増量のせいでスープがネギの味しかしなくなったり(←事実)と味が濁り、しだいに足が遠のいたのだ。
かたや東大和店のラーメンは、おそらく自分史上いちばん杯数食べた(2017年3月現在)ラーメンとなる。


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ここ東大和店は、かつての村山ホープ軒の、もっといえばルーツである吉祥寺のホープ軒がまだ再開発前の駅前にあったころに出していた味に近い線を守っている、ような気がする。
ときどき味が変わるが、しだいに元に戻っていく、ということを繰り返している。もしかしたらこっちが馴化しているのかもしれない。

食べるたびに、村山団地の向こうで初めて食べたときの衝撃、あるいは吉祥寺に住んでいたころの混沌たる駅前の光景がよみがえる。


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[DATA]
村山ホープ軒 東大和店
東京都東大和市南街4-13-12







https://www.youtube.com/watch?v=9HAIfE0h-2g


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