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遠足のメッカ ――日和田山

2024.04.21

 日曜日、山に行きたいけれども、早いところは昼すぎに降り出し夜には本降りという雨予報で、悩むところだが、まあ早くに出て昼すぎまでに撤収すればよいわけで。
ということで近場の低山。

R299台交差点は、秩父方面とカワセミ街道~毛呂山方面の分岐となる交通の要衝だが、車で通るとき必ずハイカーの姿を見かけ、低山ハイクのメッカ的でもある。
ハイカーがめざすのは日和田山登山口。


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日和田山の名前にはだいぶ前から聞き覚えがあった。
娘の保育園の遠足の行き先だったりと。
低山ハイクというより、遠足のメッカ。


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R299台交差点で、向かって左が巾着田・および和田山


保育園の遠足じゃなぁ… とこれまでまともに取り合ってこなかったが、調べてみると初級から上級までいくつものコースへと展開する奥武蔵~秩父エリアの玄関口というのが、日和田山の位置づけだったりする。


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(西武鉄道で行くハイキングコース24選「滝とのどかな高麗の山里への道」より)


西武鉄道の運営する「西武鉄道で行くハイキングコース24選」というサイトで「滝とのどかな高麗の山里への道」というモデルコースを見つけた。
このサイトは記事・地図とも非常に質が高いので、そのまま使えるでしょ c( ̄▽ ̄)


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正面が日和田山


5時起きで6時すぎに家を出て7時15分、高麗駅到着。
高麗駅は台交差点の間近。
調べておいた1日500円の駐車場に止め、車で通るときのランドマーク「ローソン日高高麗店」で昼ごはん用のパンを買う。


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台交差点から下り、高麗川を渡ってカワセミ街道を上ってまもなく、「←日和田山登山口」の道標。


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少し上ると、右に駐車場、左にきれいな公衆トイレ、その間に日和田山登山口。


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ゆるゆる上ると、堂々たる一の鳥居。


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鳥居をくぐると道は二手に分かれ、左が男坂、右が女坂。
寺社によくあるパターンである。


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さっきまで女坂を上るつもりでいたが、フラフラッと左へ。
ヤマツツジがきれいに咲いているから。
この先は桃源郷か、はたまた山姥のすみかか。


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少し下ると沢筋で、いろいろ標識が立っている。
男坂とはどうやら正面のゴツゴツした岩肌に真っ向から取り組むコースらしい。


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「なにこれ💢」
「かんべんして🗯️」
はじめまだ文句を言う余裕もあったが、やがて無口に。


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怖いので写真もほとんど撮ってないです💦
保育園児はこんなとこ登るのか? 😱


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大きな岩を回り込んで振り返ると、木々の間に視界が開け、ピンポイントに巾着田が見渡せる。


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上りきると金刀比羅神社二の鳥居で、眼下には雄大な眺望が。
たしかに得がたい達成感である。


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鳥居の下で撮影を頼まれたベテラン風のおじさんに聞いてみた。

「女坂のほうが楽ですか?」
「それはもう、ぜんぜん。こっち(男坂)を下るのはキツいので、上りはこっち… なんです」

こういう慣れたふうな人でもこっちはキツいのね、と少し安心した😅

今後の人生において男か女かどっちか選べと選択を迫られるような場面があれば、迷わず女を選ぶだろう。


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金刀比羅神社にお参りして社殿の右を回り込んで少し上ると、日和田山山頂。


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標高302mとは思えない、登りごたえのある山なのである。


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ここからは北側への眺望が利く。
予報に反し、空も明るくなってきた。

(つづく)


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[DATA]
日和田山
埼玉県日高市清流









インスタやってます 𓇌𓍯𓂋𓍯𓐚𓇌𓎡𓅱



[Today's recommendation]


https://youtu.be/lvFevKuO0tU?si=L1-ewikJv-ohsmQn



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次号予告

川越のシンボル 【時の鐘・薬師神社】

2024.03.03

 川越のギャラリーで輪島塗の展示即売会が行われるというので行ってみることに。
この催しを企画したのは輪島で修行した埼玉県在住の漆塗り作家さんで、実はうちで毎朝使っているヨーグルトカップは彼女の作。とても使い心地がよいので、娘の結婚祝いに猫の意匠のお皿をつくってもらったりもした。
箸を3膳買う。


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震災絡みということもあり記事は自粛しようと思ったが、夕方のローカルニュースでこの催しが放映されていた。
ちゃんと写真撮らせてもらえばよかった… と後悔。


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「とどけるきもち展 ―能登によせて―」
・場所:三番町ギャラリー(埼玉県川越市南通町14-3)
・日時:3/1㈮~10㈰ 12:00~18:00


◆ ◆ ◆

時間をさかのぼって、いつもの「あぐれっしゅ川越」横の市内観光用無料駐車場に着いたのが9時半すぎ。
輪島塗会場のギャラリーをググると12:00~ となっている。
思いっきり時間が空いたので観光することに。


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蔵造りの町並み~菓子屋横丁~時の鐘… という、普段はごった返しているお約束の川越観光中心部も、時間が早いため人はまばら。


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まじまじと見物したことがなかった「時の鐘」も、これくらいの人出であれば真下まで接近できる。
内部(というの?)に人がいないので、そのまま潜入。


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――時の鐘は、江戸時代の初期、酒井忠勝が川越城主(1627~1634)のころに建設されたと伝えられています。多賀町(いまの幸町)の現在の場所に建てたものが最初といわれています。その後何度か焼失し、現在の時の鐘は、明治26年の川越大火の翌年に再建されたもので、高さ約16メートルあります。平成8年に、環境庁の「残したい日本の音風景100選」に選ばれています。(説明看板より)


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川越のシンボル「時の鐘」。
3層やぐらの吹き放しの最下層をくぐると、そこは神社境内であった。


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時の鐘の奥の薬師神社はもとは瑞光院医王院常蓮寺という寺で、明治維新の折に廃寺となり薬師神社と改めたという。
明治の川越大火の翌年に時の鐘とともに再建された。


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本尊は薬師如来立像で、病気平癒、特に眼病にご利益があるとされる。
右奥のお稲荷さんは出世・開運・合格に著しいご利益と。


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ここは小江戸川越ド真ん中。

(つづく)


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[DATA]
時の鐘・薬師神社
埼玉県川越市幸町15-7
https://koedo.or.jp/spot_001/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/k1U3gbyddS8?si=lqIKDxRm22ox5hxf



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次号予告


春まだ遠き 【英】

2024.01.24

 午前中、運動のため少し自転車に乗り、風邪ひきの人がいるので昼ごはん買って帰ることに。
帰路方角の清瀬駅近くにずっと気になっているお店がある。
ちょうどこんなとき使い勝手がよさそう。


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西武池袋線 清瀬1号踏切の南で小金井街道から分かれて南東に向かう道にある「英(はなぶさ)」。
持ち帰り専門の和菓子&のり巻きのお店である。


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ずっと気になりつつ買ったことがなかったのは、決まってお客がいるから。
せっかく買うなら記事にしたいと思うわけだが、間口の狭い店先に人に立っていられてはろくに写真も撮れない。

本日たまたま店の前の道路で大々的に水道管工事が行われていて人通りが少なく、お店にも先客なし。
ササッと入店。


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「写真撮らせてもらっていいですか?」
「ぜんぜん大丈夫です♪ なんだったらワタシも?(笑)」
と、非常に気さくなおねーさん🐱

まあ、もともと通りかかるたびに客のおばあさんなんかとのやりとりが聞こえてきて、いい感じのお店だな… と思ってはいたが、好感度がさらにぐんとアップしたことは言うまでもない。


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のり巻き・いなり、おにぎり、焼きそば、赤飯・おこわ、だんご・餅・まんじゅう… と、品ぞろえが実に豊富。
詰め合わせと山菜おこわを買う。


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ところで、こういう業態は大好きだが、記事にするときどのようにカテゴライズするかというのはなかなか難しい。
ちなみに食べログでは当店は“ジャンル:和菓子・弁当・おにぎり”となっているが、FC2ブログは1記事1カテゴリーなのでそのように複数割り当てることはできない。
当ブログでははじめこのテは“和菓子”にくくっていたが、そうするとのり巻き・いなりをないがしろにしているようで不本意である。その逆もしかり。


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そこで思い付いたのが“助六&団子”というカテゴリー(右サイド👉の“Category”内を参照ください)
まあ、より正確ではあるが、きわめてわかりにくくもあるという自覚はある(笑)。

このブログではこのような謎的カテゴリーが多く、やっている本人にも見つけられないお店がときどきあったりするのだ😅


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詰め合わせは、太巻き2種といなり。
パックを開ければフワッと華やかな酢飯の香り。
具材も手作り感いっぱいで、いなりものり巻きもきっぱり甘いが甘すぎず… という絶妙な味加減。


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山菜おこわはモッチモチ。
具は多くないが、もち米の甘みがしっかり感じられ、後を引くおいしさ。


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一首詠みました。

みふゆつぎ 春まだ遠き 寒風に 心華やぐ 寿司飯の香り


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[DATA]
英(はなぶさ)
東京都清瀬市松山1-13-2





[Today's recommendation]


https://youtu.be/hLncB_0QJG8?si=SA43GQ5zmGh_Nnjd



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お空にいちばん近い❢ 【レストラン とちの実】

2023.04.09

 前記事に書いたように「檜原都民の森 森林館」は展示棟・研修棟2棟からなり、研修棟1階にレストランがある。
施設食堂好きとしては捨て置けないものがある。
しかもこちら、ただの施設食堂ではない。

――東京でお空にいちばん近いレストラン


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“空に近いレストラン”で検索すると、ヒットするのはだいたい高層ビル。いわゆるスカイラウンジ、スカイレストランのたぐいである。
それらは空に近いといっても、せいぜいがところブルジュ・ハリファの「アトモスフィア」の地上442m。
それに対しこちら「レストラン とちの実」の標高1043m。

条件設定をちょこっと間違えるだけで、東京で一番どころか世界一をも軽く凌駕(笑)。


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山の施設食堂らしく、そば・うどんおよび喫茶メニューが中心。


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三頭山山頂で昼ごはんを食べているので、あんみつくらいにしようかと思ったが、品書きを見ているうちにハラが減ってきた。
食べたといっても、チキンラーメン作戦不発につき、カレーパン1個と焼きそば半パックだけ。
キツい山下りのあと、ハラが減っても不思議はない。


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ということで、僕は山菜そばに。
もう1品は味噌田楽。


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券売機で食券を買って注文カウンターで渡し、番号札をもらって席で待つ… というシステム。


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いちおう展望レストランなので窓際のカウンターが一等席で、そこから埋まっていく感じ。
はじめ空きがなかったが、途中で1ブロック(2席)空いたので移動。


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施設食堂というと立ち食いそば的ファストフードを予想するが、こちらはちゃんと作っているのか、段取りがよろしくないのか、やたら時間がかかる。
たしかに注文のとき、時間がかかると言われた。
提供までに12分ほど。


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そばはファストフード=立ち食いそば的なものを想定しているわけだが、かなりちゃんとしている。


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山菜そば(ネギ抜き)


細めの平打ちで、不ぞろい感もあって手打ち風。
温そばにしてはしっかりしたコシ。
つゆを少しがんばれば、かなりおいしいそばになるかも。


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朝、下の駐車場の「売店 とちの実」に寄ったとき、帰りにこんにゃく買おうか… となっていた。
味噌田楽は試食みたいなもの。
なんというか水分含量の低い、スーパーでは買えないしっかりかみ応えのあるこんにゃく。


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山頂まで登って下りて、食べて、まだ14時半と余裕である。
「こうなったら奥多摩三山制覇するしかないね」
と言う人がいる。


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宿題をこなしているつもりが、また新たな宿題を呼ぶ。

檜原都民の森編おしまい)


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[DATA]
レストラン とちの実
東京都西多摩郡檜原村数馬7146
https://www.hinohara-mori.jp/content/sisetu.html





[Today's recommendation]


https://youtu.be/xx0cWb6H6TY



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閖上の鐘 【法光寺】

2023.03.05

 時系列が行ったり来たりするが、前々記事の“吾野湧水”から線路下の隧道をくぐって旧国道側(吾野駅入り口)に抜け、そのまま左手に少し上ると、お寺さんの門に通じている。
せっかくだからお参りしていくことに。


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HPによれば、「曹洞宗 補陀山 法光寺」は1386(至徳3)年、吾野要害山城主岡部新左衛門入道妙高が、父祖の岡部六弥太(鎌倉御家人)菩提のために、はじめ真言宗の寺院として創建。その後、天正年間(1573~92)に関東曹洞宗の三刹、越生龍穏寺第十二世日峰伊鯨禅師により曹洞宗に改宗。

武蔵野三十三観音霊場 第三十一番札所である。


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山門に立て掛けられた看板が目に留まる。
“宮城県名取市閖上 東禅寺大梵鐘 東日本大震災にて被災しました”


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閖上(ゆりあげ)といえば宮城県県南を代表する漁港で、震災時に津波被害の特に大きかった地区である。
閖上の鐘がこのような山間部に一時避難していることに、同じ宮城の港町に生まれ育った身としては感銘を受けずにいられない。


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六地蔵

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万国戦没者精霊供養塔

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鐘楼

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奥の院 観音窟石龕が有名らしい(埼玉県指定文化財)

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…が、登り口で断念💦


閖上の東禅寺は2018年3月、元の場所に本堂を再建しているようだ。
しかし梵鐘の帰山はいまだかなわず、復興道半ばであろう。

震災の日の1週間前のこと。

(つづく)


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[DATA]
法光寺
埼玉県飯能市坂石町分333-1
https://www.houkoji.jp/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/qnEfzOHdOXM



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次号予告


地域きっての… 【ますも庵】

2022.09.17

 東村山市の秋祭り“どんこい祭”が3年ぶりに開催されるというので会場に行ってみた。が、開始時間すぐだったにもかかわらず若者・子どもを中心にすごい人出で、あえなく退散。人混みがキビシイのはコロナ禍と世代間ギャップの相互作用によるもので、オミクロン株による第7波の流行の中心が若い世代と聞けばなおさら。

…というようなことはおいといて、年寄りはオヨビでないのだよ。
いるだけで邪魔くさそうなので、とっとと退散した。


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昼ごはんは東村山駅東口のそば処「ますも庵」。


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十割そばを出す地域きっての名店で、重厚で落ち着きある私のようなシニアにはこのようなお店こそふさわしい。
…とかほざいてるのは、おととい立ち食いそば食べてたこの口か? 🤏ギュー


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店内は11時すぎにしてすでにできあがりつつあるお客がいたりで、けっこうにぎわっている。


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近隣で人気を二分していたであろう「はや川」の閉店という寂しい話があって、それだけにこんな安定感がうれしい。


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注文は、おろしそば(長野の辛味大根おろし)850円と冷やしえび天餅うどん1150円。
「ますも庵」は地域きってのうどんの名店でもあり、そばうどん、どっちも食べたい。


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やはり十割そばの香りとうまさは格別。


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強烈な辛味の大根おろしと、だしの効いた奥深いつゆ。
シンプルなだけに、ひたすらそばのおいしさを味わってる感がある。


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無漂白粉の灰色のうどんは、小麦の甘味が強く、かむほどに鼻から抜ける香りがよい。


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プリプリえび天と香ばしい揚げ餅。


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繰り返すが「ますも庵」は地域きってのうどんの名店であり、ますも庵のうどんを食べずして武蔵野うどんを語るなかれ… と言いたい。
語ったことないけど。


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なぜだか季節の移ろいが感じられたのでありました🍂


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[DATA]
ますも庵
東京都東村山市本町2-16-30





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/J3BTsGI2hi8


リーズナブルに川越グルメ 【小川藤】

2022.04.28

 連休前の(たぶん)最後の仕事が夜のうちに来ていて、朝早くから取りかかれたのはありがたい。
9時すぎには片付けられ、気分はもうGW ヘ( ̄▽ ̄*)ノ ヒャッホーイ♪

…と、自分的にはGWでも世間一般的にはまだGWではないので、混んでいることはないだろうという読みから、観光地・川越に行ってみることに。


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川越はときどき自転車で行くことはあったが、観光らしいことをしたのは去年10月が初めて。
そのときは到着が昼すぎになってしまい、とにかく何か食べないと… という観光どころじゃない状況で、見物したという満足感はいまひとつ得られていない。今回はその続き。

…が、自分的にはGWでも相方的にはやるべき仕事があり、川越到着12時半。
またもや、とにかく何か食べないと… ∑(_□_;) ii


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蓮馨寺

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川越八幡宮

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川越熊野神社


蓮馨寺にお参りしたあと、蔵造りの町並み~時の鐘あたりで昼ごはんのお店を探す。
前回歩いてみて“川越=うなぎ”の構図が刷り込まれているが、GW初日(というか前日)からそんな出費をしていてはあとが持たない。ここはうなぎ以外で・・・


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“蔵造りの町並み”は観光の中心。
食事ができそうなお店はやはりわれわれ向きではないなぁ… と一本東の川越街道を歩いていると、うなぎ屋の匂いが漂ってきた。


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これはたまらん… と足早に通り過ぎようとしたが、ふと振り返ると相方がついてきていない。空腹のあまり匂いにあらがえず? うなぎ屋の前に立ち止まってしまっている。


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「あんまり高くないよ」と言う。
ん、そうなの…? と、戻って店頭の品書きを見ると、うな重が2300円~とたしかにリーズナブル。
最安の品のうな丼(小)など1100円と、このご時世、激安と言っても過言ではない。

結局、うなぎ屋さんへ。


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「小川藤(おがとう)」は1923(大正12)年創業の老舗。
実は前回もここを通っており、川越でうなぎといえば真っ先に思い浮かぶお店だが、敷居が高そうな印象があった。
それだけに品書きの値段は、数字以上に安く思えたわけである。
おかみさんの接客もたいへん気さくで、敷居が高いどころか庶民的でとても居心地のいいお店なのだった。


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注文はうな丼(並)×2。
それと推しの強そうな“ほねせんべい”。


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意外なことにテーブル席2卓と小上がり1卓と狭い店内で、先客は小上がりに1組のみ。
…と思っていたら2階席もあって、僕らが食べ始めるころにお会計に立て続けに3組下りてきた。
あとで外観を見直して、ここの2階は絶対入ってみたいと思ったのだった。


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まずほねせんべい。


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ひとつつまんでぽりぽり食べ始めると、こ、これは…!
「ビ、ビール… ヽ(´д`)ノ ハァハァ…

クルマで来ているだけに、失敗失敗(笑)。


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うな丼のふたを開けるときのわくわく感といったら!
開けたときの香ばしい香りが、これまたたまらない。
ひと口ほお張ると、おもわず出てしまう「おいしいねぇ~」


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川越という歴史ある街で食べることに、ほかとは違う意味がある。


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“川越=うなぎ”で、うなぎ屋さんに入ってはみたいが、観光地だけにお店選びは難しそうと。
歴史はあるが観光化していない、入るならそんな店にしたいという狙いに、ドンピシャなお店であった。


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[DATA]
小川藤(おがとう)
埼玉県川越市松江町2-3-1
https://www.ogatou.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/SCm9O2KNEX4



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大正浪漫夢通り


Go To 近場! 【喜久家食堂】

2021.11.07

 “Go To 近場”シリーズ。
緊急事態宣言解除というかワクチン接種状況を受け発動中。

御岳山吾野飯能川越武蔵五日市に続いて、埼玉県西エリア随一の観光地・長瀞へ。


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当日起きてから行き先を決めるというこれまでと比べてさすがにこなれてきており、前日寝る前に決めてあった。
速やかに準備して07:45出発。


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せっかく早めに動いているので、早く現地に着いて余裕をもって観光しようということで、行きは関越道を使う。
花園ICからR140へ。
秩父鉄道長瀞駅到着が09:20。


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長瀞駅前


長瀞は初めてで、名前はよく知っていたが、これほどの観光地だとは思っていなかった。


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このブログで「観光がしたい」とずっと訴えてきたが、まさにこういうところ。
いいじゃないの、昭和感満載で、気取りのない観光地。


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到着が早かったので、ひと気はまばら。
踏切を渡って狭い土産物屋街を歩く。


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その先に、いきなり景色が開けた!!


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長瀞岩畳。
テレビやなんかで見慣れているつもりでいたが、スケール感が違っていてくらくらする。


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日本地質学発祥の地といわれるだけあるなぁ… と。
でも地層マニアや断層マニアでなくても楽しめる圧倒的景観。


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浮世絵か水墨画のような構図。


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いわゆる長瀞を満喫して、駅のほうに引き返す。
昭和な観光街をじっくり観察。


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タンサンまんじゅうの文字が目に留まる。


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小腹がすいたのと懐かしさのあまり素通りできず、1個買う。


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子どものころ家で作っていたのはまさに重曹を使ったまんじゅうだった。
独特の苦味と匂いに昭和を思い出す。


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こちらは「喜久家食堂」という観光地型大衆食堂。
まだ時間が早いので今日はまんじゅう1個だが、昼ごはんはこういうところで食べたいね。


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エネルギー補充のあと、宝登山神社参道へ。

(つづく)


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[DATA]
喜久家食堂
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞455





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/lvFevKuO0tU



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次号予告


謎多き地域密着な立ちソバ 【白樺】

2019.10.24

 なんだか食欲が湧かないというか胃もたれがして、おまけに頭がボーッとして全身がだるい。
昨日、食が進まなかったのは、寄る年波のせいではなく、単なる風邪ひきだったんじゃないかという気がしてきた。


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そういうわけで、あまりボリューミーなものは食べられそうもないので、軽く立ち食いそばで済ますことにした。


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武蔵小金井駅北口の「白樺」は、いまや貴重な非チェーン系立ち食いそば店で、いい感じに場末感を漂わせている。


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「ハンバーグレストラン 葦」とともにドンキ裏一帯で独特の存在感を放つグループで(「ごはん処 しなの」は閉店)、大もとは吉祥寺の隠れ家居酒屋「大鵬本店」


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軽く済ませるといっても、かけそばや月見そばではちょっと寂しいし、何か軽めの天ぷらでも付けようかと表の看板の料理写真をチェック。
磯部そばに決めて入店し、券売機と対峙。

イソベ、見つからず… (・・?..) レレ…


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“ちくわ”というのはあるが…?
カウンターの中のおばちゃんに聞いてみた。

「磯部って、ちくわでいいんです?」
「はい、ちくわです」
と、おばちゃんの答えは明快。


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再び券売機に向かう、が…。
た、高くない…!? Σ(・口・) ガチョーン!!

立ち食いでちくわの磯部揚げそば・うどんに480円って、ちょっと…。海老天500円とほとんど違わないじゃない。

でもおばちゃんに聞いちゃってるし…。
もういっかぁ… と、ちくわ480円をポチッとな。ついでに生たまご60円も購入。


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カウンターの棚や調理台の上などには天ぷらやコロッケ、おいなりが所狭しと並んでいる。
これこそが立ち食いそばの魅力で、ついいろいろ追加注文してしまったりする。体調が悪くなければの話。


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あっという間に出てきたそばを見て、「え…??」となった。
それこそ、いろいろ追加注文したようなビジュアル (・・∂) ??


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磯部そば?(ネギ抜き)480円+生たまご60円


天ぷらはちくわのほかにナスとサヤエンドウ。それにワカメとコマツナ、追加の卵ものって…。
ささやかな磯部天そばのつもりが、もはや豪華といっても差し支えない一杯である。


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さらに首をひねることには、ちくわは普通の天ぷら。すなわちプレーンちくわ天で、コロモへの青ノリの混入は認められない。
料理写真の磯部とはほとんど似てないし、どこにも商品説明は見当たらないしで。

思うにこのシステム……
いやいや、推定不能(笑)。


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でもこの内容なら480円でもぜんぜん高くないし、卵と合わせて540円。ワンコイン(+税)圏内だ。
問題は、次に同じ食券を買って同じ商品が出てくるかというと、はなはだ疑わしいというところ。
でもそういうおおらかなのは嫌いじゃないという人は、かなりの数いると思う。

ところでトシナミまたはムカツキの件、かるく完食できたし、なんか気のせいだったみたいで… ヾ(^-^;) ゴメーン


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[DATA]
白樺
東京都小金井市本町5-12-11





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https://youtu.be/ppJ5uITLECE


貴重な現存カレースタンド 【モンスナック】

2019.03.04

 新宿紀伊國屋書店といえばいまだに庄司薫の『ぼくの大好きな青髭』が思い出される。地方の高校生だった自分はこういう小説を読んでは東京での学生生活へのあこがれを募らせ、それが大学受験の大きなモチベーションとなった。困ったことに僕の読むこのテの小説は、たいてい主人公が東大生(作者が東大卒)であり、東京大学に籍を置いてこそそれらの体験が特別なものに映るのではないかと懐疑的に思うところなきにしもあらずだったが、おかげで高い目標意識につながったことは確かである。まるで自分が東大をめざしたかのような書き方だが(笑)。


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先日、久々に紀伊國屋を外から眺めて驚いた。
両脇のビルが取り壊され、紀伊國屋だけぽつんと取り残された感が漂っているのだ。

紀伊國屋ビルディングは2017年、東京都選定歴史的建造物に選定されている。これは東京都景観条例に基づき知事が選定するもので、規制ではないが“ゆるやかな保存”を基本とする。
一方、このほど発表された“旧耐震基準”に準拠して建設された建造物の耐震性調査結果によると、震度6強~7程度の揺れで倒壊する危険性が高いものは都内で156棟に上り、紀伊國屋ビルもそれに該当する。
景観上の重要性と建物の安全性をはかりにかければ、後者が優先されるべきは明らか。左右が空虚であると、ひとりぽつんと立つ姿はいかにも心もとない。


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紀伊國屋ビルは、書店はもとよりレコード・CDショップ、小劇場演劇のメッカ「紀伊國屋ホール」などを有し、若者の学問・文化・芸術活動を支えた。
そして忘れてならないのが地下飲食店街。


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紀伊國屋は地下といわずビル全体、周囲の路地にまでカレーの匂いが漂っている。
地下飲食店街には昔から、(自分の知る限り)カレーショップが2店あり、匂いのもとと目されていた。そのうち「ニューながい」は2011年秋に閉店、あとには「クローブ」というやはりカレーショップが入ったが、昔ながらのカレーを提供するのは「モンスナック」1店のみとなった。


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そのへんの事情に関し、興味深い書き込みを見つけた。
込み入ったことにコメントする立場にないが、一連のツイートによれば、紀伊國屋ビルでいまも残る個人経営の飲食店は「モンスナック」のみ。
お店ホームページによれば「モンスナック」の創業は昭和39年と、紀伊國屋ビル竣工と同年である。


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店内はU字カウンターのみ(13席)。いまやめったに見られないカレースタンドの往年のスタイルを残す。
13時30分で半分ほどの客入り。


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注文は“本日のサービスメニュー”カツカレー900円→800円。


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中国系? のおねえさんが「カツー」と、投げやり感たっぷりに奥の厨房に伝達。
そしてそのカツカレーが3分ほどで出てくるところがすごい。


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こちらのカレーは“変わらぬ製法にこだわった元祖サラサラカレー”(HP)。
サラサラまたはシャバシャバと表現されるスープのようなカレーだが、いっときはやったスープカレーとは、なんか違う。シャバシャバしてるけどボディ感があるというか。


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甘味に加えて酸味が強いのが特徴。あの時代、カレーといえばポークカレーであり、トロトロの脂身はシャバカレー以上に懐かしい。
カツは厚みがあってスプーンではカットしづらいほど。サクサクの衣がシャバシャバの海を漂ううちにしっとりカレーを吸い取って、いい感じ。


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昭和の食堂めぐりは、年齢を重ねるごとにどこかに置き去りにしてきた大切なものを拾い集める旅のようなもの、かも…。


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――1969年7月20日の午前10時少し過ぎ、開店直後の新宿紀伊国屋のエスカレーター昇り口のわきのところで、ぼくは一体自分が第三者の目にはどんな若者にうつっているのかを初めはちょっと相当に気にしながら、激しい夏の陽ざしの中に突っ立っていた。というのもぼくは、洗いざらしの淡いブルーのダンガリーの上下に薄茶の細縁のサングラスをかけ(これは問題ないわけだ)、この春植木屋が縁の下に置き忘れていった古い麦わら帽子をかぶって素足に木のサンダルをつっかけ、薄鼠色になった古い昆虫網を小脇にかかえて、さらに(ここが重要なのだが)鼻の下にかなり立派な八の字型の髭をつけてあたりを睥睨(へいげい)していたのだ。(庄司薫『ぼくの大好きな青髭』より)


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[DATA]
モンスナック
東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋ビルB1F
http://www.monsnack.com/





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https://youtu.be/VsOXimmwwxI


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