fc2ブログ

年越しには気が早いが 【麺処 更科】

2022.12.23

 前々記事に書いているように国分寺から東村山まで歩くことにして、その途中で昼ごはんという話。

国分寺駅から東村山方面には鉄道的には西武国分寺線と西武多摩湖線の2路線があり、それに沿うように歩けば駅々に商業地域が出現する。
今回は国分寺線ルートで、最初の駅が恋ヶ窪。

商業地域といってもどの駅も大きいものではないが、なかでも恋ヶ窪は国分寺市役所移転に絡み街全体の空洞化が叫ばれているエリアである。


20221225 sarashina-12
裏路地の様子


僕自身は恋ヶ窪にはあまりなじみがない。
道が狭く自転車で走りづらいから。
たまに通っても、市役所前の交差点から裏に入る。
その裏路地が雰囲気ある一角で、昔ながらのすし店やそば店、小料理店が残っている。


20221225 sarashina-11


と思っていて、そのそば店に行ってみると、そっちはまさに裏口だったらしい。
おそば屋さんの入り口は、普通に表通り側にありました ( ̄- ̄;)ンー


20221225 sarashina-14


「麺処 更科」。
入ってみると実に立派な店舗で、かなりびっくり。
表通りと裏通りの2列の家並の一角で、表裏にまたがる大店なのであった。


20221225 sarashina-15


“街蕎麦”らしく、丼物やセットメニューが充実している。
表の看板にあるカキフライセットと、けんちんそばを注文。


20221225 sarashina-1620221225 sarashina-17

20221225 sarashina-1820221225 sarashina-19

20221225 sarashina-2020221225 sarashina-21


カキフライのセットは、温かいたぬきそば(温冷選べる)とカキフライ、ご飯、小鉢3… と、なかなかボリューミー。


20221225 sarashina-22
右はカキフライとご飯の2段重ねになっている


盛り付けに使われているのは、わっぱ型の3段お重。
お重はいわば弁当箱であり、弁当に汁そば持たされた… みたいな、かなーり不思議な感覚なのだった。
そういう遊び心、好きです ( ̄▽ ̄)b


20221225 sarashina-26


カキフライは大ぶりが3個で、なかなか食べでがある。
付け合わせ野菜がたっぷりなのもうれしいね。


20221225 sarashina-27


けんちんうどんは埼玉県北部のうどんどころ加須なんかでは普通に食べられているが、そばはちょっと珍しいかも。

調べてみると、全国有数のそば生産量を誇る茨城県の郷土料理に「つけけんちん」なるものがある。
そばをけんちん汁につけて食するというもので、節分の時期に食べる風習が江戸時代にはすでにあったらしい。


20221225 sarashina-23


具は大根、にんじん、ごぼう、里芋、豚肉、油揚げ…。
体を冷やす作用もあるというそばだが、けんちん汁ならぽかぽかである。
更科の細い麺も意外に合う。
セットだけでなく単品もボリュームいっぱい。


20221225 sarashina-25


節分といえば旧暦では大みそかに当たる。
年越しそばにけんちんそばというのもいいかも。


20221225 sarashina-24


更科とは一番粉(更科粉)で打つ上品な細切りそば。
写真からは更科らしい上品さが伝わらないのが残念だが、注文内容が上品とは言い難いので仕方ない。
温かいそばでもコシがしっかりあり、食感のよいおいしいそばであった。


20221225 sarashina-29


[DATA]
麺処 更科
東京都国分寺市西恋ケ窪4-30-26





[Today's recommendation]


https://youtu.be/Sf-tjXevlyQ



wachat221225-22.jpg



20221225 sarashina-30
前々記事へつづく


小京都の酒蔵と衰退商店街と 【晴雲酒造】

2022.09.19

 小京都というと、“古い町並みや風情が京都に似ている、日本各地にある街の愛称・別称”Wikipediaというイメージで、“似ている”というあいまいな理由に基づく自称・他称が各地に自然発生しているものと思っていた。
実は小京都、認定制度によるブランディングだったらしい。

1985年、小京都と呼ばれる自治体の連携組織「全国京都会議」が結成され、以降、会議に加盟する自治体のみ“公式に”小京都を名乗ることができるようになっているらしい。

――ということを知ったのは“小京都・栃木”観光でもらってきた『小京都と京都ゆかりのまち』(発行:全国京都会議)というパンフレットを見て。
もちろん知財ではないので非加盟の“自称・小京都”も排除されるものではないが、パチもん扱いを免れないかもしれない。


20220919 seiunshuzo-11


全国京都会議には現在(2022年4月現在)、全国40市町、関東では古河(茨城県)、足利・栃木・佐野(栃木県)、嵐山・小川(埼玉県)の6市町が加盟している。

意外だったのが埼玉県小川町。秩父圏の比較的近場エリアである。
――1300年の歴史を誇る小川和紙をはじめ、酒造、建具、裏絹などの伝統産業で古くから栄え「武蔵の小京都」と呼ばれています。(『小京都と京都ゆかりのまち』より)

驚くことに酒蔵が3つも残っているという。
酒蔵めぐり好きでもあるし、白昼の死角的小京都・小川町、行ってみるしかないでしょう。


20220919 seiunshuzo-30


3つの酒蔵のうち今回選んだのは「晴雲酒造」。
併設の食事処「自然処 玉井屋」が偶然にも“行ってみたいお店リスト”に入っていたという。


20220919 seiunshuzo-12


「晴雲酒造」はメインストリート風の古い商店街(熊谷小川秩父線)沿いの街の中心部に位置する。


20220919 seiunshuzo-13


広い駐車場に車を止め、まず売店をのぞいてみる。


20220919 seiunshuzo-14


仕込み水の湧水井戸や試飲機のある凝ったつくりの店内。


20220919 seiunshuzo-15

20220919 seiunshuzo-16


うれしいことに試飲は無料で、相方は3種類試飲させてもらっていた。
もちろんお車の人は試飲できないが… (T_T) シクシク


20220919 seiunshuzo-17


買い物は決まったが要冷蔵の酒なので買うのは帰り際ということにして、先に「自然処 玉井屋」で食事をすることに次回掲載


20220919 seiunshuzo-1820220919 seiunshuzo-19
「おがわの自然酒 生酒」と9月9日発売の「晴雲ひやおろし」を買う


蔵の前の通りのひなびた様子が気になって、食事のあと少し歩いてみた。


20220919 seiunshuzo-20


ずっと立派な構えの店舗(遺構)が続き、繁栄の跡が見て取れ、正直言ってこれまでほとんど意識に上らなかった田舎町にいかなる歴史的背景があるのか、いやがうえにも気になった。
こういったところが“小京都”ゆえんか…。


20220919 seiunshuzo-28
熊谷小川秩父線

20220919 seiunshuzo-22
駅前通り(花水木通り)

20220919 seiunshuzo-25
3蔵の一つ「武蔵鶴酒造」

20220919 seiunshuzo-26
インテリアに名産品・細川紙(小川和紙)が使われているという小川町立図書館

20220919 seiunshuzo-27
小京都・小川の主要産業であった紙商の店舗


途中、道沿いの家の方と思われるメリヤス姿のおじいさんが「どちらから?」と。
観光客風とみて声をかけてきたようで、この街について語りたいことがあるようだ。

「いまはこんななっちゃったけど、昔はこの通り全部がお店だったんですよ。残ったのは『しまむら』と『ヤオコー』だけ(笑)」

そんな切ない記憶を追体験できる街並みが続くのである。

(つづく)


20220919 seiunshuzo-24


[DATA]
晴雲酒造
埼玉県比企郡小川町大字大塚178-2
http://www.kumagaya.or.jp/~seiun/index.htm
https://www.facebook.com/seiun1902/






[Today's recommendation]

wachat220919-11.jpg




https://youtu.be/GP408ILt8cs



20220919 seiunshuzo-29
次号予告


ポストコロナの新機軸!? 【葉月】

2021.10.28

 週末に祝いの席を予定していて、お店候補の日本料理店「葉月」へ。
先日ランチタイムに暖簾が掛かっているのを遠目に確認しているので緊急事態宣言下の長期の休業から再開はしているようだが、営業時間はどうか、コース料理はやっているかといった様子うかがいである。


20211028 hazuki-11


メニュースタンドのメニュー表が真新しい。
“ランチメニューが変わりました”とある。
隠れたランチの名店と思っていたので、衝撃の展開。


20211028 hazuki-1220211028 hazuki-13


以前3種類あったランチメニューのうち、残っているのは華御膳のみ。
新たに、そば+αのメニューが加わった。
彩り手開き御膳と天丼がなくなったのは残念だが、そばというのは気になる。
「じゃあ、いま入ってみる?」


20211028 hazuki-14


変わったのはランチメニューだけでなく、店内のつくりもリニューアル。
入って左手の小上がりが取り払われて、たたきが広くなり、テーブル席が3席設置されている。
このお店で、足が悪く座敷席を使えないというお年寄りを見かけたことが2回もある。そういうある意味バリアフリー的意図からの改装だと思うが、個人的にもランチで小上がりはおっくうではあるので、“改善”と感じる。


20211028 hazuki-15
この写真と上の写真のテーブルの位置が小上がりだった


注文は、新メニューから蕎麦(冷)+ いか天ぷら+野菜3点(小ごはん付)。
もう1品は華御膳。


20211028 hazuki-1620211028 hazuki-17


まず華御膳。
お店の人の説明によれば、茶碗蒸しが玉子焼きに変わり、アイスクリームがなくなった。値段はちょっと安くなっている。


20211028 hazuki-18


刺し身3点はマグロ、しめサバ、酢だこ。
マグロも含めひと手間かけてあり、そのへんのランチとはひと味違う感じ。


20211028 hazuki-19


一品料理は鶏の竜田揚げ。
熱々揚げたてで、カリッと油切れよく、中はジューシー。
甘めの玉子焼きも温かいのがうれしい。


20211028 hazuki-20


そばはエッジが立ってきれいに切ってあるように見えて微妙に不ぞろいで、手打ち感がある。


20211028 hazuki-2120211028 hazuki-22


香りよく、期待以上にクオリティの高さを感じる。
わさびは本わさび。


20211028 hazuki-23


野菜天は、かぼちゃ、なす、ピーマン。分厚く軟らかいいか天。もちろん揚げたてアツアツ。


20211028 hazuki-24


そばというバリエーションの広がりはポストコロナへの意気込みの表れのよう。今後試行錯誤はあるだろうが、定着してほしいと思う。
そのうえで、以前のランチメニューが復活すれば、もっとうれしいな ♪(* ̄∇ ̄)/


20211028 hazuki-25


[DATA]
葉月
東京都東村山市本町2-24-4





[Today's recommendation]

wachat211028.jpg




https://youtu.be/N2TIFSvYFjs



20211028 hazuki-28
「葉月」のコース料理まだ始まってなかったけど、松茸はどうかなぁ…


金泥本と薩摩琵琶と、菊紋バーガーと 【ザ・フォレスト北の丸】

2018.08.01

 「午後は琵琶を聴きに行くけど、どうする?」と、仕事午前上がり予定の相方。
いちおう仕事次第だが、忙しい時期ではなく昨日までの感触ではどうにかなりそうだったので、12時すぎに現地の北の丸公園で待ち合わせた。
実際には朝イチからFTPサーバー上、仕事は動いており、いつこっちに来てもおかしくない状況だったが、いつまでも来なくてもおかしくない相手でもあり、微妙な感じになってしまった。11時までに仕事のめどが立たなかったらキャンセル、と相方には言ってあったが、そのまま待ち続けて来なかったら悔しい。
シゴト、あとまわしでいいかー (*゚∀゚)/ 。・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜


180801 fkitanomaru-11


郊外で生活していると、都心の区画の距離感が近く(縮尺が大きく)、地図を見ていても大幅に行き過ぎてしまうことがよくあるが、皇居周辺は別。


180801 fkitanomaru-12


牛ヶ淵のスケール感に圧倒される。田安門も武道館もでかいなぁ… ときょろきょろおのぼりさん状態で歩いていて、待ち合わせ場所を行き過ぎそうになった。建物から飛び出してきた相方に確保される。


180801 fkitanomaru-13


公園内の「ザ・フォレスト北の丸」(北の丸休憩所)。
琵琶のイベントが14時スタート(整理券配布13時)なので、軽食のとれるこの休憩所で落ち合って、まず昼ごはんを済まそうという計画だ。


180801 fkitanomaru-55180801 fkitanomaru-56


カウンターで注文してポケベルを渡され席で待つ、というフードコートのシステム。


180801 fkitanomaru-16


フォレストバーガー680円+オレンジジュース300円(相方)、スパゲティーミートソース900円(自分)をオーダー。


180801 fkitanomaru-15


ここは利用者層の構成が独特で、大使館関係と思われる南アジア系女性や、ここにもいる東アジア系観光客、そして日本系武道家もちらほら。武道館の隣だけに。


180801 fkitanomaru-57180801 fkitanomaru-58


スパゲティーミートソースはサラダ付き。


180801 fkitanomaru-20-3


前にもどこかで書いた、PポロとかMマーみたいな、誰もが食べたと思われる昭和な味。夏野菜添え(なぜ甘藷?)で彩りもよく。
けっこう深皿で見た目よりだいぶボリュームがあるのは、武道館の隣だけに…?


180801 fkitanomaru-17-3


ハンバーガーの包み紙には菊紋があしらわれていて、たいそうな頂き物をしている気にさせられる。
ちなみに、俗に“菊の御紋”と呼ばれるものは八重菊を図案化した十六八重表菊であり、これは十二菊である。


180801 fkitanomaru-59180801 fkitanomaru-60


公園内を平川濠のほうに下って国立公文書館へ。
ゲートのところに「平家物語 ~妖しくも美しき~」の立て看板がある。建物正面には大判ファブリックポスター。


180801 fkitanomaru-37


「琵琶の演奏はこれの関連なんだ」と相方。
ということで、本日のイベントの概要を初めて知った次第である。
いや、琵琶の生演奏聴きたいとは思ったけど、事前に調べたりはあまりしないのだ。ものぐさにつき。


180801 fkitanomaru-61


企画展「平家物語 妖しくも美しき」は、国立公文書館で7月21日から9月1日まで開催されている。


180801 fkitanomaru-32


展示資料は、目玉出展である金泥・銀泥の下絵が施された『平家物語』の美麗な豪華本(秘閣粘葉本)をはじめ、『平家物語』の異本の一つ『頼政記』、同じく異本『源平盛衰記』のうち1707年に横型絵入り本として出版されたもの、など。


180801 fkitanomaru-62180801 fkitanomaru-63
180801 fkitanomaru-64180801 fkitanomaru-65
180801 fkitanomaru-66180801 fkitanomaru-67


われわれの主目的は、関連イベント「琵琶語り『平家物語』」。
琵琶奏者は、薩摩琵琶・鶴田流の川嶋信子さん。
琵琶の実演の合間に楽器紹介や奏法の解説が入るというプログラム構成で、演目は「祇園精舎」「敦盛」「壇ノ浦」と、素人目にもチョーおいしいとこどりである。


180801 fkitanomaru-40


定員60人に約90人が来場し、抽選との情報が流れたが、結局全員入れた。
会場は4階の会議室のような一室。


180801 fkitanomaru-68
語りの間は当然撮影禁止であるから、以下、演目のシーンに沿って出展本を並べた


琵琶を生音で聴けるなんてそうそうあることではない。
薩摩琵琶は雅楽に用いられる楽琵琶とは違い、合戦物らしい勇壮な演奏に向いた構造になっているそうだ。


180801 fkitanomaru-33


たとえば「敦盛」。
熊谷次郎直実が戦いの末、敵の首をとろうと兜を剥ぐと美麗な若者の顔に一瞬躊躇するくだり、琵琶交じりの語りに悲哀が増す。


180801 fkitanomaru-34


奏者の川嶋さんは琵琶の将来をたいへん案じていらした。
たくさんの人に知ってほしいと精力的に活動しておられるようだが、琵琶を楽しんでもらおうとワークショップ形式を取り入れ全員で「祇園精舎」を歌うことに。


180801 fkitanomaru-69


どうなることかと思ったが、うまくリードしてもらい琵琶の音が合わさると、それなりに語りが成り立ち、皆晴れやかに会場をあとにしたようだった。

祇園精舍の鐘の声 諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす



180801 fkitanomaru-70180801 fkitanomaru-71


企画展「平家物語」(入場無料)は9月1日まで。
琵琶語りはなくとも、『秘閣粘葉本』など見どころいっぱい。


180801 fkitanomaru-36


[DATA]
ザ・フォレスト北の丸
東京都千代田区北の丸公園1-1
http://fng.or.jp/koukyo/service/kitanomaru-rest.html
https://twitter.com/fkitanomaru





[Today's recommendation]


https://youtu.be/pfR1xPNV4DY


https://www.youtube.com/watch?v=-kHtpNOSbxM



chat180801-22.jpg


名物カツは噂にたがわぬ味とボリューム 【藤乃木】

2018.02.11

 明日、3連休の最終日は法事で東北の郷里に行かなければならない。法事にお土産は要らないと思うが、手ぶらというのもなんなので、きょうだいぐらいにはバレンタインのチョコでも買っていくか、と。
で、なんとなくイメージで一橋学園駅周辺で探してみることにした。


180212 fujinoki-21180212 fujinoki-22


昨日の「猫のあんこ 焼き菓子店」のおねえさん情報が頭の隅にあったのかもしれない。
「あのあたりは古いお店と新しいお店の入れ替わりが、いまちょうど進んでいるところです」
猫のあんこが入るシェアキッチン「学園坂タウンキッチン」をのぞいてみる。学園坂商店街の坂の下。今日は焼き菓子と珈琲のお店「noyau」の看板が出ているが、まだ開いていなかった。


fujinoki34.jpg


そのまま駅のほうに向かい、北口の踏切を越えて市役所通りを玉川上水近くまで歩いたが、洋菓子店は1軒も見つからず。日曜というのもあると思うが、いつにもましてシャッターが目立つ気がする。新旧の入れ替えも、歩みはゆっくりなんだろうな。

途中、昼ごはんのお店をチェックしながら移動してきて、すし屋、定食屋、とんかつ屋の中から選んだのはとんかつ。


fujinoki11.jpg


「藤乃木」はこのエリアを代表する人気とんかつ店。
前々から気になる存在だったが、高そうなイメージがあって入りそびれていた。1000円超えの昼定食には警戒心が働くのだ。


fujinoki35.jpg


入り口にサービスランチのプレートがかかっている。
お昼のランチ:生姜焼き、串かつ、あじフライの3種で各750円。
それなら普通にいけるじゃん。


180212 fujinoki-23180212 fujinoki-24


間口のわりに広い店内。
カウンター6席はすべて埋まり、あふれた客1人が奥のテーブル席を使っている、といった構図。
テーブルは4人×3、6人×1。


180212 fujinoki-30


こちらの名物は“ふぶき”と称するおろしとんかつだ。
せっかくならその名物を食してみたい。しかしその主力メニューが1000円大幅超えという情報はつかんであった。

少し時間をさかのぼる。
店頭のサンプルケースにふぶきロース定食1330円。やはり高い。
その横にサービスランチのプレートを見つけた。
足して2で割れば、だいたい1000円。それぐらいの出費なら、まあいいんじゃないかと。


fujinoki31-2.jpgfujinoki32-2.jpg


店内にはいろんな掲示があって、実は思ったより手ごろ感のあるお店のようなのだ。
われわれのテーブル席の横の壁に“ふぶきロース”の張り紙。
ふぶきは1種類ではなかった。
ヒレかつ1430円、ロースかつ1330円、チキンかつ1150円、焼肉1130円。
少し迷ったが、お試しということもありコスパ的に優れたチキンかつに変更。


fujinoki33.jpg


さて、若干の矛盾と葛藤を包含するが、せっかくだから名物を、と上に書いているが、個人的にその名物こそがこれまでこの店を遠ざけていた原因の一つであったことは否めない。
とんかつ屋は直球勝負であってほしい。
たとえば客にその場でソースに混ぜるゴマすりをさせるスタイルのチェーン系で、そういったいわゆる付加価値を上乗せすることで値段をつり上げる常套手段の一つが、おろしかつ、という偏見が自分にはある。


fujinoki37.jpg


結論から言うと、こちらのおろしかつ(ふぶき)、そんな先入観を吹き飛ばすくらいおいしかった。

かつ本体が見えない。
添えるという感じではなく、大根おろしを厚く均一に“塗布”してある。


fujinoki41.jpg


「こちらのタレをお使いください」とバイト風のおねえさん。
こういう場合、チェーン系では僕はタレやドレッシングのたぐいを使うことはまずなく、しょうゆをかけるが、このふぶきのビジュアル、それから後述するほかの要素にも圧倒されるものがあり、ここは素直に従うべき、と。
で、このタレがよい。
基本的にポン酢だが、酸っぱからず甘からず。大根おろしの味付けとして最高のバランス感覚だと思う。


180212 fujinoki-25180212 fujinoki-26


チキンかつ自体が分厚く大きい。
おろしかつが名物といったらお上品そうというイメージを完全に覆す。
そしてご飯。大げさにいえば、てんこ盛り。
ほかのお客のものを、あれは大盛りに違いないとみていたどんぶり飯が、うちにもやって来た。


fujinoki38.jpg


チキンかつがちょっとツボ的においしかったので、「うまい! うまい!」と食べていて、途中お約束的に相方がご飯を僕のどんぶりに移して振り出しに戻されて、それでも「うまい! うまい!」と。
食べても食べてもご飯、なくならない(笑)。さすがにこれはきつかった。


fujinoki39.jpg


僕の真後ろにテレビがある。ちょうど宮原知子のショートプログラムの演技が始まった。
店内全員、こっちに向き直る。
食べづらいったらない。


fujinoki45.jpg


この“ふぶき”は定食料理としての完成度の高さを感じる。次はぜひロースかつを食べてみたい。
ちなみに、それほど食べなかったが、ボリューム的にも生姜焼きはたいへんオトクだと思う。


fujinoki25.jpg


[DATA]
藤乃木
東京都小平市学園西町1-20-6





[Today's recommendation]


https://youtu.be/nkgB4abdeVc



chat180211-22.jpg





 バレンタインの…
2018.02.11 ラ・フルール・ド・セル/東京都東村山市栄町2-5-9

180212 fujinoki-29180212 fujinoki-28


チョコレートの件。
結局、ちゃんとネットで調べて、全然うちから近い久米川のフレンチ「ラ・フルール・ド・セル」のトリュフチョコレートを購入した(8個入り800円×3)。
いつもあとから思うけど、ちゃんと調べて動こうよ。


2018.02.12 東北新幹線~仙台駅
180212-11.jpg180212-12.jpg180212-13.jpg
180212-14.jpg180212-15.jpg180212-16.jpg


Latest Articles
貴重な現存境内の茶屋 【名代焼だんご 松山商店】 Feb 08, 2023
ヒーリングのパワースポット 【蓮馨寺】 Feb 07, 2023
観光してみた 【菓匠右門 菓子屋横丁店】 Feb 06, 2023
あらためて川越観光❣ 【川越氷川神社】 Feb 05, 2023
立春の行事食とは 【竹紫堂】 Feb 04, 2023
肉汁ほとばしる! 【天神】 Feb 02, 2023
食習慣改善計画…? 【げんき家】 Feb 01, 2023
待望の移転再開❣ 【すぱいす】 Jan 30, 2023
I hope … 【村山ホープ軒 東大和店】 Jan 29, 2023
懐かし度の断然高い 【阿佐谷ホープ軒】 Jan 28, 2023
週末にしっぽり🍶 【大清かまぼこ店】 Jan 27, 2023
人気ラーメン店シリーズ? 【ラーメンサニー】 Jan 26, 2023
Ranking
          
          
Category
Category-2