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地元食材を使ったお食事処, etc. 【四季の里】

2023.10.22

 前記事の続きで、「関東ふれあいの道~東京都④ 歴史のみち」終点の北秋川橋(の直前の払沢の滝駐車場)

僕らのように浅間尾根から下ってきた場合、そのまま払沢の滝を見に行くのが推奨コースな気がしないでもないが、駐車場から滝までは上り道であり、再び上る気力は残っていない。足もガクガクだし。
滝は何回か見ているので、今回はパス。

この先の計画としては、駐車場の下の払沢の滝入口バス停から武蔵五日市駅までバス移動である。
バス停の時刻表のリンクをスマホに張ってきたが、いざ調べようとすると路線が多く解読不能で、結局バス停に行って確認するしかないのだった。


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駐車場からバス停まで下る途中に古民家的デザインの建物があり、“お食事・コーヒー”“お土産・産直品”の看板。
食事にはハンパな時間だが、お土産につられてちょっと寄り道。


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こちらはNPO法人の運営する「四季の里」というお店。
檜原村産の旬の野菜を使った料理を提供する食事処&カフェ、特産品販売のほか、エコツーリズムインフォメーションセンターが併設され、ウッディな内装は多摩産材のモデルルームも兼ねるとのこと。
去年1月に払沢の滝を見に来たときも昼ごはん候補に上がっていたが休みだったと記憶している。


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ピンボケ写真でスミマセン。ひのはら彩り御前1650円、キーマカレー定食1650円、きつねうどん1430円、天ぷらうどん1320円…


日曜日で駐車場近辺は人も車もかなり多いにもかかわらず、立派な施設でお客がいないのはいかにももったいない。


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たとえば今回感じた山から下りてきて真っ先に必要とする情報というのはバスの時刻表であり、それを店先に大きく掲げてもらうとかするとありがたい。
バスは基本1時間に1本程度であり、待ち時間が長かったらこちらでお茶をしながら時間がつぶせる。
いったんバス停まで下りてしまえば、ほんの100mちょっととはいえまた上ってこようとはなかなか思わないわけで。


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檜原村観光協会HPの紹介ページには、“ダッチオーブンや地元のじゃがいもを使った山の料理が得意です”と書いてある。
そういう方向性はなかなか面白いと思うが、今回はお土産のみで食事は次の機会かな。


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青柚子こしょうときゃらぶきを買う。
ちなみにこの青柚子こしょう、ちょっとないくらいに激辛なイッピンだ。

(さらにつづく


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[DATA]
四季の里
東京都西多摩郡檜原村本宿5493
http://www.fujinomori.net/html/index/sikinosato.html





[Today's recommendation]


https://youtu.be/kteXRQGF7kk?si=yISWK5fKPcZo_t5R



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きゃらぶきと次号予告の豆腐


高尾山御用達! 【甘味 有喜堂】

2023.03.21

「髙橋家」の前で道は二手に分かれ、沢沿いを左に行くと京王高尾山口駅、紅葉橋という小さい橋を渡ると表参道の土産物屋街となる。


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左が高尾山口駅方面、右が紅葉橋。橋の向こうに「甘味 有喜堂」

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下流側から。沢を挟んで右が「髙橋家」、左の竹垣が「甘味 有喜堂」。紅葉橋の下の流れは、案内川支流で6号路に沿う“前の沢”の下流にあたる


駐車場は駅側だが、帰る前に典型的観光地の雰囲気漂う表参道をもうひと歩き。
ここの様子もなんとなく覚えがあり、食事か土産物でいくつかお店に入ったことがあると思う。


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橋のたもとに趣ある甘味処。
店舗横の小屋でまんじゅうが売られている。
“名物 高尾まんじゅう“
観光地土産にまんじゅうというのがお約束になっているが、早くも有力候補かな。


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参道をさらに進むと、またもや高尾まんじゅう。
限りなく一般名に近い商品名だし… とも思ったが、店名もさっきと同じ「有喜堂本店」。

観光地に名物ありで、そこには“本家・元祖争い”や“二匹目のどじょう”も存在するだろうが、実は有力店による多店舗展開川崎大師のくず餅屋さんのような)というケースもある。


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「有喜堂本店 工場店」


高尾山の「有喜堂本店」はまさにそのパターンで、今回見ていない甲州街道沿いの本店と合わせて3店舗展開らしい。
屋号は薬王院の正式名「高尾山薬王院有喜寺」にちなむ。


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――明治30年代 高尾山薬王院有喜寺より、屋号、有喜堂をもらい、高尾山御用達として創業、以来 お寺の御供物をはじめ高尾まんじゅう、高尾せんべい、大杉まんじゅう、栗羊かん等を、製造して販売しております。(全国和菓子協会HP「会員店紹介&リンク」より)


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「甘味 有喜堂」


最初に見た「甘味 有喜堂」がいい雰囲気だったので、戻ってそちらで買うことに。


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高尾まんじゅうは茶白2色で、茶が粒あん、白がこしあん。


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粒・こし1個ずつ買う。


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せいろで保温されていて、ほかほか。
売店の横に木のテーブルといすがあり、お茶もセルフで飲めるようになっている。
ほかほかのところをいただくことに。


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蒸したてふかふかの皮。
小豆の香りよく、かつしっかり甘い餡。
山歩きで疲れた身体がよろこぶ甘さ。

高尾山編おしまい)


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[DATA]
甘味 有喜堂
東京都八王子市高尾町2478





[Today's recommendation]


https://youtu.be/pHyN3izk38c



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郷愁を誘う 【手焼岩せんべい 小林屋】

2022.10.09

 前号あらすじ☛大宮氷川神社にお参りに来て、駐車場から参道に出るとそこは三の鳥居で、さすがにそれじゃはしょりすぎと長い参道を二の鳥居まで戻り、あらためてお参り開始。と、その前に…

二の鳥居の手前に味のある店構えのせんべい屋さんを発見。
ちょっとのぞいてみることに。


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レトロチックなガラスのショーケースにせんべいが陳列されている様子が郷愁を誘う。
表で品定めをして、お店に入って包んでもらうスタイル。


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店内にも品が並べてあるが、什器・備品類がいちいち年代物っぽい。
あられを盛ってある分厚い陶器の大皿は明治時代のもの、先のガラスケースも昔の特注品。

そんなことを店主のおかあさんが気さくに話してくれる。
お店は68年続くそうだ。


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岩せんべいを2枚、柿の大種・吹雪をそれぞれ100g頼む。


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岩せんべいは創業時より続く看板商品で、店主さんのお母さんがつくり上げた味とのこと。
「母は90歳になっても焼いてましたから」と。
しょうゆとだしのシンプルなレシピをいまも守り続ける。


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焼き上がりのサイズは気象条件などによりまちまちで、小さいものほどよく売れるらしい。
堅焼きが売りだけに、小さく締まった焼き上がりが好まれるというわけだ。
大きめのと小さめのを1枚ずつ選ぶ。


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量り売りのせんべい・あられといえば真っ先に思い出すのが柿の種。
子どものころ柿の種が好きで、親戚の近所の駄菓子屋でそればかり買ってもらっていた。

一方、甘いせんべいは嫌いだったが、中年になって糖衣がけせんべいをおいしいと思うようになった。特に抹茶が好きで、こういうせんべい屋さんでは必ず買ってしまう。
吹雪は抹茶・しそ・白砂糖の糖衣がけやプレーンといったあられ詰め合わせ。


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せんべいもいろいろで、思わず人生を重ねてしまったりする。
そんなノスタルジックなせんべい屋さん。

(つづく)


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※店内の撮影はご遠慮くださいとのこと


[DATA]
手焼岩せんべい 小林屋
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-66





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/BJxpM0Mf2Wk



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次号予告


17万石の風格 【川越城本丸御殿】

2022.08.14

 川越に用事があって朝から出かけた。

川越は北埼玉の実家に行くのに昔から通っていたが、街なかは人も車も多く駐車場事情も悪そうで、近くて遠い観光地という位置づけだった。
それが去年秋、農産物直売所「あぐれっしゅ川越」横に無料の市内観光用駐車場があることを知り、ガラッと認識が変わった。
さらに最近、クルマ的にきわめてストレスレスな伊佐沼ルートを開拓し、川越はずっと身近な存在になった。

あぐれっしゅ横駐車場は川越観光の中心地から1kmほどあるが、普段歩くことに慣れていればどうってことない距離である。
で、中心部へ歩いて向かうときに必ず通るのが「川越城本丸御殿」。


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気になりつつもほかに観光スポットの多い川越において優先順位的に上位に来づらいこういう施設でも、ちょこっとのぞいてみるべか…? となるのが、時間を無限に使える無料駐車場の効能である。
川越市観光課等はそのあたりをもっとアピールしてもよいのではないかと思う。


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実は今日の用事とは全然関係ないのだが、ちょこっとのぞいてみようかと。
なにしろ「川越城本丸御殿」、入場料はたったの100円。


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――川越城は、長禄元年(1457年)に、上杉持朝の命により、家臣の太田道真・道灌親子が築いたといわれています。江戸時代には江戸の北の守りとして重要視され、代々幕府の重臣が城主となっていました。現存する建物は嘉永元年(1848年)に建てられたもので、本丸御殿の一部として玄関・大広間・家老詰所が残り、川越藩17万石の風格をしのばせています。川越市HP


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詰所表側の廊下

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第一展示室に保存されている葵の御紋の入ったオリジナルの鬼瓦

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家老詰所(奥の建物)

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廊下(裏側)

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家老詰所

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家老詰所廊下

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36畳の大広間。欄間と川越藩御用絵師 船津蘭山による杉戸絵「朝日に松」

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大広間床の間に飾られた大鎧および天下三槍「御手杵の槍」の鞘「杵黒熊毛槍鞘」


本丸御殿とは城主が生活し政務を行う場所であり、虚構のお城のイメージと違い実務のニュアンスが感じられて興味深い。
立派な復元天守などよりむしろリアルに歴史に接する思いがする。

(つづく)


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[DATA]
川越城本丸御殿
埼玉県川越市郭町2-30-1
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/welcome/kankospot/hommarugotenzone/hommarugoten.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/d-AjmHS7FcI



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次号予告


心して味わう 【ニューコタン】

2022.04.02

 ひばりが丘の「大清かまぼこ店」でおでん種を買ったあと、昼ごはん。
前記事に、所沢ではお店選びに迷うがひばりが丘なら選択肢がまだ少ないから簡単に決まりそう… とか書いているが、そう簡単ではなかった。

最初に思い付いた大清かまぼこ店並びの「栄屋うどん店」はイートイン休止中。


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駅南口に移動し、なんとなく足が向いたひばりヶ丘プラザ。
しかーし……


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2階の洋食屋さんは入り口に“満席”の札

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1階のラーメン屋さんは、ご覧のとおりで

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もう1軒の2階の洋食屋さんも満席


うーん、困った。
どうしよう…。

あっ…! 写真↑にもう1軒のラーメン屋さんが写ってるじゃないか (* ̄∇ ̄)ノシ


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という白々しい展開はおいといて、それにしてもヒバジの行列すごいな(笑)。
それを尻目に、目的ははなからこちら「サッポロラーメン ニューコタン」。
行列も先客もなし!


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上階の「花瑠音」のエレガントなお食事風景も尻目に…


行列は嫌いだが、行列がないからこっちというのではなく、好きでこっちを選んでる。
いわゆるサッポロのお店。

ここでいう“サッポロ”とは、北海道札幌市の老舗・名店・人気店のたぐいではなく、1970~80年代に“札幌”をカタって全国を席巻したラーメンチェーンまたはその傍流の生き残りのこと蝦夷えぞえぞえぞ菊えぞふじ狩勝コタンニューコタン元祖札幌やどさん子どさん子どさん娘ピリカピリカ参照)


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フロアはけっこう広く、中央に厨房を囲んでコの字カウンター、左に4人掛けテーブルが3つ縦に並び、中央手前にも片側にだけいすを配したテーブル席。


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注文は味噌ラーメンと中華丼。


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味噌ラーメンは、中華鍋で炒めた野菜(こちらではモヤシとニンジン)の上からスープを張るサッポロスタイル。


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チャーシュー、メンマ、ノリ、ワカメ、ネギ、白ゴマをトッピング。
ニンニクの効いたみそスープがしみじみおいしい。


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中華丼というと具がゴロゴロしていてそれぞれ存在を主張しているようなあんかけの姿を思い浮かべるが、こちらは細切りキャベツを主体に渾然一体となっている。麺でいうならカントンメンというよりモヤシソバのアタマ… みたいな?


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ほかにモヤシ、ニンジン、ニラ、キクラゲ、豚肉…。
味噌ラーメンもそうだが中華鍋の香ばしい風味が食欲をそそる。


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中華あんかけは途中で酢をかけて味を変化させるワタクシ。
が、こちらはデフォルトの紅ショウガがその役目。
これがイイ👍


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サッポロは絶滅危惧種で、上に列挙したお店のうち知る限りでも6店は閉店している。
いまやわざわざ出向かないと食べられないラーメン。
そのへんに思いをめぐらせ、心して味わわせていただいた。


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[DATA]
ニューコタン
東京都西東京市谷戸町3-27-24 ひばりヶ丘プラザ1F





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/ouimMRZOeDE



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ファストうどん高率な三が日 【うまげな 西武所沢SC店】

2022.01.01

 流れ的には前記事の続きで、地元神社にお参りしたあと電車で新所沢へ。
シントコに用事があったわけではなく、家にいてもやることがないから長距離歩いて時間をつぶそうと。3駅分歩いて帰ってくる計画である。


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途中通った所澤神明社の初詣風景。
所沢随一かも… という神社だけに参っておきたいと常々思っているが、北門側から遠巻きに眺めただけでもかなりの人出。表参道の“最後尾”のプラカードに、はい、撤収ー!! (-o-\) λλλλλ,,,,,

時刻は13時7分。
腹が、減った……


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所沢駅方面へ向かい、いろいろあって最終的に「西武所沢S.C.」のフードコートへ。


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「西武所沢店」は2019年、専門店部分を大幅に拡張し、ハイブリッド型ショッピングセンター「西武所沢S.C.」としてリニューアル。
1F食品売り場にはフードコート「とこうまキッチン」が新設された。


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※許可をいただいて撮影


フードコートではうどんを食べることが多い。
「HMうどん」や「MG製麺」でおなじみのセルフシステムはフードコートになじみがよく、安定・安心のチョイスといえる。


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こちらのフードコートのうどん屋さんは「うまげな」。
あとで調べたら「はなまるうどん」の系列と。上↑↑で伏せ字にする必要なかったか… σ( ̄、 ̄=)


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タイトルのごとく、正月三が日はフードコートやファストフードを利用することが多い。このブログは5回目の正月を迎えたが、今回でファストうどんの記事は4本目である。普段めったに使わないだけにかなりの高率といえる。
それだけ正月は開いている店が少なくほかに食べるところがないと言っちゃ身もふたもないが。


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うどんはかけの並。
天ぷらはいかとかぼちゃ。


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さすが駅前の元百貨店だけある… かどうかはわからないが、「とこうまキッチン」は殺気立っている郊外型と違い、フードコート慣れしていない僕らでも疎外感なく安心して利用できる。
ハヤってない… とはちょっと違う落ち着いた感じ?


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いや、こういううどん、素直に好きです ♪(* ̄∇ ̄)/


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[DATA]
うまげな 西武所沢SC店
埼玉県所沢市日吉町12-1
https://www.hanamaruudon.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/jOofzffyDSA





🍜 the ちゃんぽん
2022.01.01 リンガーハット PREMIUM西武所沢S.C.店/埼玉県所沢市日吉町12‐1

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相方は、「リンガーハット」の長崎ちゃんぽん。


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食べすぎ問題転じてグルテン問題と、そば屋の効能? 【玉川そば】

2019.07.20
 
 当ブログに当局より警告が発せられた。

「最近食べすぎ! 」 ヾ( ̄ε ̄) ピーッ

そりゃそうかもしれないけど、「欲望の赴くままに行動してるといつか必ずしっぺ返しがくるからね!」とか利いたふうなこと言われるとちょっとムカついたりもするわけで、「いいの。体重増えてないんだから」と、6年ぶりに受けた健康診断のBMI 21.9という数値を盾に抵抗を試みるも、「グルテンは腸壁を傷付ける」との医学的知見を持ち出され、ビビらされてるワタクシ。


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「もっとソバ食べれば?」と相方。「そば粉はグルテンフリーだし」

僕は外食でそばの頻度が高くない。そばが嫌いなわけではなくむしろ大好きだが、満足度というかズバリ満腹中枢的に物足りない。
たとえば一杯のラーメンとかけそばで、ラーメンのほうが満足度が高いのはそういう意味で単純に汁の油脂含有量の違いであり、かけそばを天ぷらそばに変えれば不満は解消するけれども、今度は値が張るという費用対効果(cost performance)の問題が浮上し、この場合パフォーマンス=満腹であり、結局冒頭の警告の妥当性を示す結論に至るわけだが…。
ともかく700~800円のセットメニューが充実しているなら、そば屋ももっと使うようになり、結果としてグルテン問題改善にもつながるとは思うのだ。
食べすぎ問題はこの際、おいといて。


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そんなやりとりがあって、清瀬駅近くを走っているとき、近くにおもしろいそば屋があることを思い出した。
おもしろいというのは立地。


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右がけやき通り、左奥の赤いのぼりが「玉川そば」

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けやき通りの正面側からの眺め


「玉川そば」は清瀬市郷土博物館の隣に位置するが、けやき通りからの眺めは畑の真ん中にぽつんと立っているようにしか見えない。


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駐車場のところにミニメニューの看板が出ており300~350円のミニ丼が4種。


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たとえば、もりそばが500円として、組み合わせれば800円台。
cost performanceのコストのほうの問題も、ギリギリOKかな…。


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店内は、右手前のホールに4人テーブル3卓、奥のゆったり広めの座敷に4×4卓。
意外に客入りがよく、先客は4組7人。


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品書きを広げるとセットメニューがいろいろあって悩んでしまい、結局そちらに変更。


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いちばん安い天重セットにしたが、それでも1100円と、やっぱりコスト問題で撃沈 o( ̄ー ̄;)ゞ ウーム…


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で、やって来た天重セットは思ったより(というかメニュー写真に比べ)ずいぶん立派。


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サラダ、みそ汁(豆腐とワカメ)、お新香、小鉢(揚げ茄子)付き。
天重のタネはエビ、ナス、大葉。


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こちら、よくわかっていらっしゃると思うのは、そばも天重もしっかり量があるところ。こういうセットを頼む客(主にオヤジ)は、とにかく量食わしときゃ文句ないから、と(笑)。
こんなワタシもしっかり満腹し、文句ない文句ない ヾ( ̄ω ̄〃)


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で、グルテン問題は…
そばはかなり白っぽく、精製度の高い更科粉を使っているかというと、それもあるかもしれないがつなぎも多そうな…、プルッとした食感はグルテンによるコシそのもののようでもあり…。
改善はアヤシイかなぁ…。


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[DATA]
玉川そば
東京都清瀬市上清戸2-6-28



[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/J9tPn0gztpg


素朴なふる里の味わい 【ふる里】

2017.11.04

 秋から冬へ… 輝かしいナベの季節!
わが家では鍋シーズンの入りに暗黙のルールがあって、やはり最初は秋の季節感を味わいたいので第一弾は芋煮とする。次がおでん。
しかし今年は天候不順で、突然寒くなったりしたため、半月前ぐらいに急きょ鍋となった。心構えも材料の準備もできておらず、ありものをかき集めて寄せ鍋。そういうのをもう3回もやっている。

それではいかんということで、おでんの儀式を執り行うことにした。
まずメインのタネ・練り物を買いにひばりが丘の「大清かまぼこ店」へ。その並びの「栄屋うどん店」へ。ひばりが丘からの帰路、ルート上の東久留米八幡町「魚沼屋豆腐店」でがんもや厚揚げを調達。その他、不足分は生活クラブ「デポー」などで。ロールキャベツや餅巾着は自作。
――以上がおでんの日の段取りとなる。


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ひばりが丘で買い出し前に昼食をとる。
いつも通る路地にあって、ずっと気になっていた「ふる里」。


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店内は照明が暗く、昔の居酒屋の雰囲気。
実際、僕はこの店を“昼のランチサービスも行う居酒屋”というふうに見ていた。


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ただし、雰囲気は居酒屋でも壁のお品書きを見ると定食類が充実している。
昭和の大衆食堂がそのまま続いてきたという風情である。


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カウンター7席に4人掛けテーブル1卓という狭い店内。テーブル席に初老男性2人組、カウンターに初老女性と若い男性。
店主のお父さんは、居酒屋の大将というより、やはり食堂のコックさん風で、黙々と炒め物に取り組んでいる。おかみさんは、気さくながら丁寧で温かい接客をする。


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肉しょうが焼定食800円と肉入りナス味噌いため定食700円を注文。
待っている間に品書きを眺めていると、品ぞろえがなかなか興味深い。
ワカメいため定食、目玉焼・納豆定食がシブい。どちらも650円だ。
マーボ豆腐・シューマイ定食、揚ギョーザ定食と中華方面にも展開している。
湯豆腐ナベ500円、肉豆腐ナベ550円は単品だと思うが、めし(みそ汁・お新香付き)300円と合わせれば、豪華でリーズナブルな定食になりそう。


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まずしょうが焼きのできあがり。
背後からの配膳に妻のほうを指さすと、「あ、こっちなの? ご飯多いかしら?」とおかみさん。
僕がご飯1.5人分ぐらい食べることになるのはいつものことなので、そのままにしてもらう。


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どっちがどっちと決めずに注文してシェアすることが多く、いまも何げなく「そっち」となったにすぎないのだが、こういうケースではしょうが焼きがおやじ、が普通なのかな?
でもご飯の量を微調整するきめ細かな対応は好感が持てる。


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しょうが焼きもナス味噌も甘めの素朴な味わい。
豆腐とワカメのみそ汁は、やはり素朴な白みそ仕立て。お新香は千枚漬け風。味付け海苔が懐かしい。


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このようにご飯が進む陣容であるが、1.5人分はさすがに最後きつくなった。デフォルトがご飯もおかずもボリューミーなのだ。


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こちらのお父さん、はじめ寡黙な料理人タイプかと思って見ていたが、ただ忙しかっただけらしい。一段落ついたら常連さんと世間話をしている。いかにも人のよさそうな笑顔を見せる。
誰だったか関西の役者か芸人に似ているんだが、テレビにすっかり疎くなったので思い出せない。オール巨人でもなく夢路いとしでもなく、でもそういう系統の顔立ち。
白みそに千枚漬けって、こちらのふる里は関西方面だったりして。


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[DATA]
ふる里
東京都西東京市谷戸町2-16-2





[Today's recommendation]


https://youtu.be/pHyN3izk38c



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◆ 猫写真はこちら




 おでんの流儀

2017.11.04 大清かまぼこ店/東京都西東京市ひばりが丘北4-2-25

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うずら玉子巻90円、ウインナー巻90円、いんげん揚90円、いか巻90円、ごぼう巻90円(各3)


2017.11.04 栄屋うどん店/東京都西東京市ひばりが丘北4-1-29

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田舎うどん90円(×2)


2017.11.04 魚沼屋豆腐店/東京都東久留米市八幡町2₋12-12

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がんも大110円(×2)


うちではおでんはぜいたく品扱いで、メインの練り物はひばりが丘の「大清かまぼこ店」と決めている。しめはご飯に豆腐をのせて汁をぶっかける日本橋「お多幸本店」の“とうめし”風、またはうどん。
うどんというのは珍しいかもしれないが、それには理由があって、あるとき「大清かまぼこ店」の買い物帰りに並びの「栄屋うどん店」のゆでうどんが目に入り、ピンとくるものがあった。これをおでん鍋に投入したらイケるんじゃないか? そのままそれが定番となっている。


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真夏のパラドックス 【ますや】

2017.07.09

 東日本各地で猛暑となった本日、昼食の店選びに苦労する。家を出る時点で、この暑さで炎天下をふらふらするのはやめたほうがいいんじゃないかと及び腰だから、これはと思った店の前で躊躇してしまう。
散々迷って炎天下をふらふらした挙句にようやくビビッと来たのが、久米川辻の武蔵野うどんの老舗「ますや」。
決めてしまえば、今日ははじめからここだったような、来るべくして来たというような気持ちになる。


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4~5人ぞろぞろ出るのと入れ違いに入店。
カウンターに背広のお客さんが1人。厨房におばちゃんはなし。天ぷらの大皿に天ぷらはなし。
カウンターの左端のいすに座る。
すぐに奥のゆで場から先客用のうどんを盛ったせいろを持って、おばちゃん登場。


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「いらっしゃい」とおばちゃん。「何にする?」
「冷たいの」と僕。「天ぷら何があります?」
「何でもあるよ。魚はないけど(笑)」
「人参とごぼう」
「はいよ」
と、手続き終了。
ちなみに“冷たいの”とは正式には“肉汁うどん”と称する冷盛りうどんのこと。


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おばちゃんはカウンターの向こうで天ぷらの野菜を切り出すところから始める。奥から手伝いっぽいやや若いおばちゃんがうどんを持ってくる。うどん待機中。
天ぷらは僕のだけってわけじゃなく、ある程度の量を揚げているようだ。種類も多そう。
やがておばちゃんはうどんのお盆に天ぷらの皿を載せ、おわんに肉汁をよそい、カウンター越しにお盆を差し出す。
「おまちどお」


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肉汁うどん(天ぷら3種付き)700円。
揚げたて天ぷらは、人参、ごぼう、なす。個人的好みでは武蔵野うどんとの相性的に黄金の3種だ。
武蔵野うどんはズルズルではなくモソモソと食べる。よじれた麺の端があちこちを向いているから、勢いよくすすろうとすると汁が飛び散りまくるのだ。


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モソモソ食べていると、おばちゃんが「柚子入れたかい?」
これは自家製の柚子胡椒を勧めているのである。
「あ、入れます」と答えたが、柚子胡椒の容器が見当たらない。
キョロキョロしていると、右隣の背広の人におばちゃんが「とってやんな」と指図。誰に対してもそんな感じ。
「ああ、スイマセン…」と、知らない人にとってもらって恐縮する私。
「入れるとひと味違うよ」と満足げなおばちゃん。


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豚肉とごぼうと地粉と柚子の香り。しょっぱめの汁に浮かぶフニャフニャ(コロモ)。それらが次第にゴタゴタになっていくところをモソモソと食べ進める。
「足りたかい?」と、食べ終わるころ、おばちゃんはいつもおかわりを確かめる。
おかわりしたいところだが、そうすると一緒に漬物とか煮びたしとか天ぷらの追加とか、いろんなサービスが付いてくるので、1人のときはアワワワ… となる。
「また今度」と丁重にお断りする。


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なんだかお盆を田舎で過ごしているような気にさせられる。地方出身者の東京の休日のひとこまというのが本当のところで、なんとかのパラドックスのようである。そういえば東京はもうすぐお盆だ。


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[DATA]
ますや
東京都東村山市久米川町4-33-10





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/DC2zHP6bL-E


人情おかみのおせっかい定食 【富寿司】

2017.02.07

 妻が風邪をひいて会社を休んだ。昼ごろまでにはだいぶよくなり、せっかくの平日休みだからかーちゃんが入ったことのない店に行こうと、年末以来わが家でちょっとした話題になっている富寿司へ。

ただし、ここは行ってみるまでやっているかどうかわからない。
遠目に見ると暖簾が出ていない。休みかぁ…。でも近づくと窓枠に挟んであるプレートは「営業中」。
この日は強風が吹き荒れていたため暖簾は店内に掛けたままのようだ。

もっとも「準備中」のときでも、躊躇なしに入っていく客がいたり、明らかにいっぱい人が入っているらしい状況が外に漏れ伝わったりと、ここのシステムはいまだに謎である。たとえば出前用のカブを外に出しているのが常連向けの入店可のサインなんじゃないか、とかわしらはあれこれ推理している。


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「日替りはお刺身です」と、1人で切り盛りするおかみさん。
僕は日替り、妻はしょうが焼をオーダー。

まず小鉢2点(ブリ大根、ひじきの煮物)とお新香(白菜漬け)が提供される。
バタンバタンと雨戸を鳴らして風が吹いている。「この時期、こういう風が吹くのよ」とおかみさん。「恩多のほうの空が茶色く煙ってることがあるよね」
そうなのだ。このあたりの土質は粒子が細かく町中すっぽり煙霧に覆われ、家の中がざらざらになる。わしはこれをバカ風と呼んでいる。


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日替り定食のお刺身は、ブリ3切れ、スミイカ2切れにアジのなめろう。
ブリは噛み切れないほどの分厚さで、やはり肉厚の高級イカ、アジともに鮮度抜群でうれしくなる。これにご飯、白菜とエノキのみそ汁、小鉢2、お新香付きで、驚愕の600円!
このあとさらにサービス小鉢のイカゲソのボイルまでいただいた。僕のお刺身のスミイカをさばいて出たゲソとのこと。以前も「すしの日」にブリ1貫サービスで追加してくれた。

しょうが焼定食は厚めの豚ロース肉4枚。ほか副菜方面は日替り定食と一緒で、こちらも破格の600円。


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自分たちのあとに初老の男性客がやって来て、カウンターの端に黙って座っている。
「〇〇さん、焼き魚好きでしょう。いまイサキ焼いてるから」
この店は「焼こうか?」ではなくいきなり「焼いてるから」である。賄いつきの下宿屋みたいだ。
このイサキがまた型がいい。それでやっぱり600円。

毎週木曜日がすしの日で、それ以外は定食を出している。
以前その理由を聞いたら、「ご飯を2種類用意するのって案外大変なのよ」。だから1週間に1回だけすし飯にしているそうだ。
にぎりもちらしもやはり600円で、定食セットと同じ副菜が付く。

いまや貴重な昭和の人情すし屋。次回はぜひすしの日に来ようと思う。


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[DATA]
富寿司
東京都東村山市本町4-13-94





[Today's recommendation]


https://youtu.be/JxqvToRkdBo


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