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趣ある洋館カフェ 【武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店】

2022.04.09

 小金井公園「江戸東京たてもの園」編第3弾。

センター~東ゾーンを回って「たべもの処 蔵」で昼ごはんを食べたあと、残る西ゾーンへ。


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このゾーンにも10棟ほど復元建築があるが割愛させていただく。
編集に疲れたというか実生活がチョー忙しいというか…。


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デ・ラランデ邸という洋館がカフェとして使われており、田無の「武蔵野茶房」により運用されている。
洋館カフェというのも惹かれるものが。


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――この住宅は、元は平屋建ての洋館でしたが、1910年(明治43)年ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模に増築されました。その後、何回か所有者が変わりましたが、1956年(昭和31)から、三島海雲氏がこの住宅に住んでいました。1999年(平成11)まで新宿区信濃町に建っていました。HPより)


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ちょうど午後のお茶の時間でもあり、待つ人多数。
名前を記入するが順番まで30分以上ありそうだ。


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待合室


というか、ロビー風の待合室の席が空くまで30分ほどかかったという (・Θ・;)


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ドイツ風の洋館でありながら、丸窓や天井近くの浮き彫りになった壁面などはどこか日本を感じさせるものがある。


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テラス席が空いたので案内される(記入欄に店内/テラスどちらでも可としてあった)


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席でメニューを渡され、注文を決めたら店内のレジまで行って申告・先払いというシステム。
建物自体が展示の一つなので、おそらくカフェ利用以外に見学のみの出入りも自由で、先払いでないと収拾がつかなくなるものと思われる。
実際、レジも店内もシッチャカメッチャカ… s(・'・;)


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黒みつきなこソフトクリームと葡萄果汁を注文。


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きなこを練り込んだ(?)ソフトクリーム。
上からもきなこと黒みつがかかっていて和のテイストをたっぷり味わう。


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それぞれの盆にはさりげなく一輪の花が添えられ、古きよき時代の空気を感じる。


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シャンデリアや暖炉を眺めながら室内で過ごすのもいいかもしれないが、この天気に外で味わえたのも幸運だ。


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「江戸東京たてもの園」について、前々記事に書いているように園外はよく通るので建物群自体は見慣れている。
見慣れていて、外にいて何とも思っていなかったのが、足を踏み入れればどっぷりハマるのが不思議。
この過空世界の住人になるのに、飲み食いするのも重要な要素だと思う。
ガツガツ食ったあげくうまいのまずいの言ってると豚にされるかもしれないが。


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[DATA]
武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店
東京都小金井市桜町3-7-1 江戸東京たてもの園 デ・ラランデ邸
https://musashinosabo.com/
https://www.tatemonoen.jp/






[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Wslm1ZL9EI8


おでん食べたい 【大清かまぼこ店】

2022.04.02

 「西武所沢S.C.」に買い物の用事があって、歩いて所沢へ。
そのまま電車でひばりが丘へ。
娘が泊まりに来るので夕ごはんの仕込み。
「寒くなるらしいよ」とLINEしたら「おでん食べたい」と。


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2カ月前にも同じような記事を書いているが、そっちは長女で今回は次女。
よっぽどおでん好きな一家みたいだ。


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メインの具の練り物(揚げ物)を買いに、いつもの「大清かまぼこ店」へ。


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うずら玉子巻き、ウインナ巻き、もやし生姜揚げ、しいたけ揚げ、ごぼー巻き、ぎょうざ巻きを各3個、上はんぺんを1枚。


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所沢をスルーしたのは、いつも昼ごはんのお店選びで迷うから。
ひばりが丘なら選択肢が少ない分、簡単に決まりそうだ。

ということで、昼ごはん。

(つづく)


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[DATA]
大清かまぼこ店
東京都西東京市ひばりが丘北4-2-25
http://www.kamaboko83.com/index.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/zMIFAFJ0FG4



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次号予告


早咲き桜と老舗和菓子 【喜紫多屋 緑町店】

2022.03.13

 小金井公園に散策に出かけた。
公園の南を流れる玉川上水沿いには江戸時代にヤマザクラが植えられ、小金井橋あたりは関東一とも称された名勝“小金井桜”にあたる。


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それにちなんで小金井公園も有数のお花見スポットとなっているが、公園内には早咲きの桜や梅園などもあり、ソメイヨシノに先駆けてお花見が楽しめる。


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小金井市総合体育館の横に自転車を止めて反時計回りに歩く。
以前それほど感心が向かなかった「江戸東京たてもの園」だが、入ってみたいと思った途端(コロナで)休園で、今日も重点措置につき閉まっている。


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去年やはりこの時期に訪れ、外から古民家の写真を撮っていることを思い出し、同じ早咲き桜↑↑でパチリ。

ぐるっと一周して戻ると、あたりはすごい人出。


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“わんぱく広場”“わんぱく山”と公園売店「パークス」のある公園の中心地である。
日曜日なのでいくつかキッチンカーも出店している。

その中に“カー”ではない昔ながらのテント式出店を発見。
「喜紫多屋」とある。
あー、はいはい。知ってるわ。


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小金井街道と北大通りの交差点から少し路地を入ったところにある老舗和菓子店「喜紫多屋」から東に600m、緑中央通りにある支店「喜紫多屋 緑町店」の売店が土日祝日に小金井公園に出ると…。けっこうややこしい。
そういう話は知っていたが、実際に見たのは初めてかも。


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“いきなりまんじゅう”と“いきなりだんご”が目に留まる。たしか九州の特産品だ。
聞いてみると、「母が九州を旅行したときに食べておいしかったので再現してみたというものなんです」と売店のおねえさん。


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さつまいもまん、いきなり草だんご、いきなりいもまんじゅうを1個ずつ買う。


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さつまいもまんは生地を膨らませた“まんじゅう”で、いきなりの生地は小麦粉を練って蒸した“だんご”風。
どちらも素朴な感じがよい。


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いつも思うことだが、たぶんケーキなら1個も買えない金額でこちらは3個も買える。
和菓子のありがたさをしみじみ感じる春の一日。


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[DATA]
喜紫多屋 緑町店
東京都小金井市緑町5-20-26







[Today's recommendation]

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https://youtu.be/rMI62SBiQBM



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想定外にガッツリな老舗うどん店 【まるいうどん 星の宮店】

2021.11.27

 靴を買いに所沢へ。
昔はトレッキングシューズを持っていたが、キャンプをしなくなってからは普通の街履きスニーカーしか買わなくなり、コロナ禍でよく歩くようになって不備を感じている。
コロナがこのまま収束しようが第6波が来ようが、この先も歩く気満々なので(というか今日も所沢まで歩いた)、少し足まわりをととのえようかと。

帰り道で昼ごはんを食べようと考えていたが、買い物が終わったのが10時40分と微妙な時間である。


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帰路の方面でいうと、以前入ろうとしたら行列ができていて諦めた「まるいうどん」にはいつか入ってみたいと思っているが、このくらい早ければすいているんじゃないだろうか?


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問題は、歩いてちょうど11時ごろ着くとして、お店が開いているかどうかだが、ググってみると10時開店とある。


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所沢の星 北勝富士大輝は、九州場所14日目現在10勝4敗の好成績。化粧まわしのウチノ看板のすぐ近くに「まるいうどん 狭山湖店」はあった


入り口に仁王立ちの等身大の北勝富士関を拝んでいると、引き戸が開いてビビった Σ(・ω・ノ)ノ!

食べ終えて帰るお客さんで、そのテーブルを片付けるまで待たされるというくらい、その時間にして満席状態でびっくり❢
前回の行列といい、人気店なのである。


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「まるいうどん」は創業1965年の所沢を代表するうどん店で、以前は星の宮店以外に狭山湖店、小手指店とあり、おのおの天守閣風だったり古民家だったりと個性的なつくりで有名だった。ほかにR463榎町交差点近くの全席離れ個室みたいなうどん店も「まるい」だったと思っていたが、いくら調べてもそういう情報は出てこないので僕の思い込みのようだ。
この星の宮店の人気ぶりからすると他店も繁盛していたんじゃないかと思うんだが、いずれも閉店しているのは、つくりが特異的すぎて維持費がかさむから… とか?(笑)


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注文は、土日祝限定という“とり汁うどん”と “スタミナセット”。
「うどんは冷たいうどんで?」「キャベツにドレッシングおかけしますか?」「うどん大盛り無料ですが?」と、スタミナセットは手続きが煩雑 ( ̄ω ̄;)


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提供はほぼ同時で、全景を俯瞰してうろたえる。
量がすごいのである。


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僕の持ち分のスタミナは、こういうセットの場合、ご飯が少ないとかうどんがミニとかどっちもほどほどとかいうのが普通だと思うが、うどんもご飯も容赦なく普通盛りである。
で、その普通盛りというのがどのくらいかというと、とり汁うどんの盛りを見ていただけばわかると思うが、これはフツウじゃないだろう!? という盛り。


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上記「うどん大盛り無料ですが?」に対し「いえ、けっこうです」とお断りして、相方に「珍しいね」と言われていたが、実は二日酔いでコンディションがいまひとつだった。
大盛りにしなくてよかったと、心底思いました。


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スタミナセットのうどんは“温かい場合たぬきになります”と書いてあるが、たぬきだけじゃなく山菜ものっている。
量の盛り盛りの件といい、こちらのお店はサービスのよさをアピールしない不言実行型の良店のようだ。


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国産豚とオリジナル味噌使用というスタミナセットの豚肉ソテーは、香ばしく炒められすごくおいしい。
二日酔いでもご飯がススムススム。


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とり汁の具は、鶏肉(大山鶏)、なす、しいたけ、ねぎ、薬味ねぎ。
肉汁うどん文化圏にあって、鶏肉を使っているのはちょっと珍しい。
なすを炒めたと思われる油分でコクが出ておいしいつけ汁。


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“惜しみなく与える”サービスはうれしいが、あまりのボリュームに、帰りいくら歩いても消化した感が得られなかったという。


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[DATA]
まるいうどん 星の宮店
埼玉県所沢市星の宮1-1-4
https://twitter.com/maruiudon





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/6D6wfcMbHf8



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○○の恋しい… 【ながしま 磯とり料理】

2021.09.04

 雨雲に厚く覆われ日が短くなった感が際立つ9月初旬。
赤提灯が恋しくなる季節である。
これは活動ベクトルが内向きに切り替わったことによって起きるイメージ空間の赤方偏移現象なのだね。ナンノコッチャ ヾ(・ω・o)

実際、いいイメージとして残っている居酒屋の記憶は秋と結び付いている。
おいしい食材がそろってくることとも無関係ではないだろう。


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とは言っても飲食店には長いこと時短&酒類の提供停止要請。
現政権のコロナ対策って、それ以外に何かあったかね? だいたい総理大臣の仕事に専念するため総理大臣辞めるってリクツ、初めて聞いたわ。どうでもいいけど。
酒飲みの皆さん、秋の夜長をどのように過ごされるのだろう。


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外で飲むことはめったにない自分が年に1~2回夜に行く数少ないお店「ながしま 磯とり料理」。
もう2年近く夜には入っていない。
そりゃそうだ。緊急事態宣言の間、夜はおろかランチ営業も基本休んでいたのだから。


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先日、久々に開いているのを見て、夜じゃないが、赤提灯が恋しくなったと。


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刺身定食と焼鳥重を注文。
あとでブログを見返すと、直近(といっても10カ月前)と同じ注文であった。


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そういえばこの間、『吉田類の酒場放浪記』の放映もあった。
まさに秋の夜長の赤提灯的な番組で、「ながしま」さんを伝えるに最適なコンテンツなのであった。


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刺身はマグロとタイとタコ。


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マグロは中トロに近い、いい感じで脂ののった部位。
タイ… というか白身は、真鯛とは色味も食感も違って感じられ、あちこちに短冊が張ってある(八丈)尾長鯛だったりするのかな? クセがなくうま味が強い。


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焼鳥重は、たぶん入るたびに食べている。
辛めのキレのあるタレがツボです。


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ちょうど1カ月後、家族の祝い事があるらしいのだが、そのころ世の中がどうなっているか、まったく予測不能である。


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[DATA]
ながしま 磯とり料理
東京都東村山市栄町1-11-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/KZr4tRO4Q_Y



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アマクサコラン(天草小蘭)


みんな大好き! いなのり太巻き 【いとう屋 本店】

2020.07.30

 掲載順が行ったり来たりと混乱を極めている当ブログであるが、過日お昼ごはんに「いとう屋本店」でお弁当を買ったという話。
和菓子&持ち帰りずしというこの系統、まさにテイクアウトランチの王道といえよう。


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ミックス弁当シャケ360円、すし詰合せ340円、エビちらし寿司480円を購入。


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人気店だけあって12時半ですでに品薄状態で、ミックス弁当とエビちらしは最後の1個だった。


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2人なのに3パックという、このところ続いているナゾの空腹感 ( ̄ω ̄;) ウーム…


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すし詰め合わせ20種類、おにぎり詰め合わせ9種類とバリエーション豊富。買ったのは4番と5番と7番のようだ。


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袋をぶらぶらさせながら帰る。
手にずっしり重い。


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すし詰合せ(4番)は、のり巻き5個(具違い)、太巻き2個、いなり2個。ミックス弁当(5番)は、のり巻き2個、太巻き、いなり、おにぎり(シャケ)、赤飯。…と、すしといってものり巻き・いなり中心の昔ながらの助六系。ナマモノはちらしにのるエビ、アナゴ、トビコくらい。


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コンビニ・スーパーの惣菜コーナーに江戸前のにぎりずしが普通に並ぶ時代に具材だけ比べれば少々寂しくも感じられそうなものだが、逆に華やかで晴れやかな気分にさせられる。
こういう食べ物は昔からハレの日のごちそうだったから。


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常に客足が途絶えないのにはいろいろ理由があるのだ。


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以前伺った話では、商品はすべてお店で作っているとのこと。
実際食べてみて、チェーン系にはない手づくりのぬくもりのようなものを感じるのは、自分だけ…?


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[DATA]
いとう屋 本店
東京都東村山市諏訪町1-3-27





[Today's recommendation]

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https://www.youtube.com/watch?reload=9&v=LG-E4PVGQSI



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格を高く、敷居を低く 【椿】

2019.10.13

 所沢駅周辺は昨年3月の「グランエミオ所沢」第1期(東口)オープンにより人の流れが大きく変わり、その影響もあって「イオン(旧ダイエー)所沢店」がこの9月いっぱいで営業を終了した。閉店後に行ってみると、正面側は閉鎖されているが脇の出入り口は開いており、「アニメイト」など一部テナントは営業を続けているもよう。中途半端な引き際は「丸井所沢店」を思い起こさせるものがあり、また一つ負の遺産が… と、余計な心配をしてしまう。


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もちろんわざわざイオンを見にやって来たわけではなく「西武所沢」(こっちもどうなるんかなぁ…)に買い物の用事があったのだが、台風19号の影響で14時オープンとのことで、まずは昼ごはん… という流れである。


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イオン横から星の宮の交差点に至る通りを“学校新道”といい、“所沢中央通り振興会”という商店街を形成している。
所沢銀座と平行して走るかつての市中心街で、年季の入った(または朽ち果てた)物件や味のある飲食店が比較的多く残っている「食道園」「早池峰亭」「長寿庵元町」参照)


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本日の昼ごはんはこの通りにある天ぷら「椿」。


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入って右手にカウンター席、正面奥に広めの座敷2間というつくり。
左の間の奥の席に通される。


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席の横がちょっとした中庭になっていて、石灯籠の足元の手入れの行き届いた苔の様子がお店そのもののマネジメント意識の高さを表しているようだ。


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注文は、天丼780円とはまちの刺身定食900円。


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家族連れなどでやや混み合っており「時間かかりますが?」と言われたほどだが、古くからのなじみ客が多いようで親子2代というようなやりとりも聞かれる。


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天丼は、海老、いか、きす、ピーマン。
たれが辛口でキリッとしている。
はまちの刺身は鮮度がよく、ごはんが進む。


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みそ汁は赤だし。
器は口当たりのよい漆器で、落ち着いた室礼や外に見える椿の木など、何ともさりげない“格”を感じさせるものがある。


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格を保ちつつこの値段というのはなかなか。
このレベルが所沢の真の実力だと思うのだが…。


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[DATA]
椿
埼玉県所沢市東町7-2





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/nDWdFuPqxCY
たまたま見つけた、なぜかショパンな椿姫


https://youtu.be/Cr6rdBfIlw8


飽食の時代を見つめる日の… ―1CLシリーズ⑫ 【じろえもん】

2019.09.05

 このシリーズは持ちネタのまとめ記事みたいなもの… と前報に書いているが、ならばせっかくだし近場で500円メニューを出しているところも一緒にまとめてしまおうと考えた。
これまで取り上げたのが、直線距離3km前後のお店3店に対し10km超が4店というのも、バランス的におかしいし。


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近場でまず思い浮かんだのが萩山の定食屋「じろえもん」。
去年食べた“そば定食”が安かったはず… と調べてみると、500円(+税)である。


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西武線萩山駅北口の階段を下りて0分みたいな立地。
食べログに載っていないお店なので、代わりに基本情報を下の [DATA] 欄に掲載しておきます。


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「お久しぶりです」みたいな感じで入店。
数少ない顔を覚えてもらっているお店である。


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こちらは飾らないながらも親身な接客が特徴で、いまも昼飲みのおじさんとお店のおねえさんが親しげにおしゃべりしているが、そういう場面がいつも見られる。
カウンターには“祝3周年”のカード。一歩一歩着実に歩んでこられたものと察せられる。


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そば定食がやって来て、「ん…?」となった。
卵が付いている。
「ひじきご飯から変えたんです」とおねえさん。


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なるほど…。
以前ひじきご飯だったところを卵かけご飯に変更したということ。
生卵にしょうゆを出し忘れたりとドタバタしているので、この変更は比較的最近のことと思われる。


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これは“粗食”という言葉がピッタシくるメニューである。
この場合、粗食とは“粗末な”という意味ではなく穀類や野菜を主とした食事のことで、自然治癒力を高める、アンチエイジングに効果的などと、いっとき話題になった。

やれ揚げ餃子だ、やれハンバーグだ、やれエビ入り5点盛り天丼だと、ワンコインを隠れ蓑にその実、飽食に明け暮れているいまの自分にピッタシ (;^_^A …


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個人的にはひじきご飯のほうが方向づけが明確で光るものがあるように思うが、当初のおにぎり2個から試行錯誤を重ねてきたメニューであり、少しずつよくなっていけばと思う。


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物足りないという人は単品で追加すればいいわけで。
手作りつくね(350円)、イカリングフライ(450円)あたりを追加してもまだ1000円以内。


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参考:こういう感じの一品メニューと組み合わせられればいいかなぁ。中段には参考までにひじきご飯も貼ってみた


あっ… でもそうなると必然的にビールが欲しくなるかぁ… ウーム… (〃 ̄ω ̄〃ゞ
粗食の境地に至るには、まだまだ修行が足りない…。


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[DATA]
じろえもん
東京都東村山市萩山町2-1-33
〈営業時間〉 ランチ(月~金)11:30~14:00、夜(月~土)17:30~21:30
〈定休日〉 日祝





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/08i7gsGKNk8


ハナコNo.1ランチ! 【焼とり 船ちゃん】

2018.05.19

 前々回の記事でちらっと触れた“ハナコ北口3大街中華”とは、「しまむら」「栄信軒」「錦乃」
それぞれに個性的で、うまいことすみ分けているように見えなくもないが、それにしてもごく狭いブロック(小平市花小金井1丁目12)内に3軒も残っているのは相当珍しいと思う。しかも3軒ともわりと繁盛してる。


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左から、「しまむら」「栄信軒」「錦乃」


どれも貴重な存在だが、それらを差しおいて、この2~3年に食べた花小金井駅周辺のランチで最も感銘を受けたお店が、同じ花小金井1丁目12にある。
意表を突いて、焼き鳥屋。


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夕刻早くから店頭で焼き始める焼き鳥の煙と匂いで存在感ある「船ちゃん」だが、ランチサービスに気づいたのは1年ちょっと前。


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炭火焼き鳥の店なので焼き魚とか炉端焼き的なランチを期待したが、入ってみるとそういうわけでもなく、一般的な居酒屋料理と家庭料理の間のような内容。
しかしそのレベルが違っていた。“上級おふくろの味”とでもいうような。


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どうにも気になって3大街中華の冷やし中華がふっ飛んじゃったメニューが、えびかつ定食。
エビフライとは違うのか…? というのと、いや、普通にエビフライですよ、といわれた場合680円設定ってどういうことよ… という、どっちにしろこの目で確かめない限り気になって夜も眠れないという字ヅラを目にしてしまったわけだ。


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僕らが入る前に勤め人風が出てきて、去年に入ったとき客層がビジネス街みたいで驚いたことを思い出した。
しかし本日、お客さんは昼飲み地元民的2人組のみ。まだ中年なりたてぐらいの年代で、飲み方に品がない。っていうか、昼間っからやかましい。
こうなると、昼飲み同席はじいさんのほうが、声量がないだけまだましかもなぁ…。


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注文は、えびかつ定食680円と本マグロぶつ定食880円。
ランチはご飯、みそ汁おかわり自由。

こちらはお母さんのような年配の方が調理全般、娘さんのような方が接客その他というオペレーション。
おねえさんは給仕の合間に夜の焼き鳥の串刺しもするし、とにかく働き者女性の店である。


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「お漬物と小鉢でーす」とおねえさん。
漬物はあぶった的たくあん漬け、小鉢はキャベツとウィンナーの炒め蒸し的な…。
一見何の変哲もないが、たぶんこれまで食べたことのないものが出てくる。


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で、謎のえびかつ。
これは、むき身エビをつないでフライにする、要するにファストフードのエビバーガーのエビパテだ。
バーガー各社のエビ率を調べる記事を偶然発見した。こちらのえびかつ、メジャーが束になってかかってもかなわないかも(笑)。


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カツは3つ。各、エビ6~7個。
全部で大ぶりぷりぷりエビは20個前後にもなる。
ラッキョウのタルタルソースというのもユニーク。


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続いて本マグロぶつ。
「これ、生じゃない?」
という相方の声を聞きつけて、
「生です!」
とおねえさん、ドヤ顔。


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去年、同じものを頼んだとき、マグロ切れたからとタイを補充してくれたんだが、「いや、マグロ全然足りなくないじゃん」というのがそのときの僕の印象。
しかし正式なマグロぶつの量、そんなもんじゃありませんでした。
しかも、写真でおわかりかと思うが、中トロ率高し!


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おねえさんが何度も「おかわり大丈夫ですか?」と聞いてくる。
横から相方が僕の茶わんにご飯を移すので、量的にはデフォでも多すぎるくらいなのでおかわりはお断わりするが、ご飯が終わった時点で刺し身がだいぶ残った。


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壁のメニューでずっと気になっているのが、たぶん夜のメニューの焼とりチャーハン。
おそらくネギまの焼き鳥をばらしてチャーハンの具にする感じなんだろうけど、炭火の焼き鳥でそれをやったら、絶対おいしい。
ハナコで飲むことがあったら真っ先に選ぶお店に違いない。


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[DATA]
焼とり 船ちゃん
東京都小平市花小金井1-12-10





[Today's recommendation]


https://youtu.be/8KGVWU_uhP4



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ある意味、存在しない店 【中華 さがみ】

2018.04.18

 若いころ、ストレス解消に買い物をするタイプだった。仕事の合間に自転車でふらふらと、古本屋や雑貨店や園芸店を回っていた。
知らない道を走るのが好きなので、変なところで変な店を見つけたりする。それが楽しい。

昼ごはん込みのことも多いので、やはり変なところでヘンなたべもの屋を見つけた。
“ヘンな”というのは、年季が入っていたり、うっそうとしていたり、業態が意味不明だったり、やたらおしゃれだったり、やたらおしゃれでなかったり…。
でも飲食店は園芸店なんかと違ってフラッと入れるものでもない。ヘンな店となればなおさらのこと。

いまはたべもの屋めぐりが中心みたいになっているが、そういえば昔、あのへんでなんかヘンなたべもの屋見たな… と、モヤモヤすることがある。
そのころはいまよりも行動範囲が広かったのでそうそう行ける場所じゃないことが多いが、たまに行ってみると、朽ち果てていたり、跡形もなかったりすることがほとんど。


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都県境や市区境の、“ある意味、存在しない”店たち。最後のはさすがに、もうやってないかな…


そういう場合、わざわざ足を運ばなくとも食べログで確認できますよ、という声が聞こえてきそうだが、はい、私もそれはだいぶ前に気づきました。
食べログは徹底的に網羅してあるので、地図をスクロールするだけで昔走ったとおりにシミュレーションできる。

でもそれはおもしろくない。
そもそも、フラフラと変なところに入り込んでヘンなものを見つける、日々移りゆく自然体感を含めreal world styleそのものを楽しんでいるわけだから、バーチャルやシミュレーションとはなじみがよくない。


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それに、食べログももちろん万能ではない。
僕が惹かれるたべもの屋は、世間一般的にはマイナー、不人気なところが多い。だから、仕方ないことではあるが、食べログでもきわめて情報が少ないという場合がほとんど。
あまつさえ、地図上にポイントされていないことすらある。
そういう食べログ上、存在しないことになっている店は、自分の行動範囲には意外に多い。
これは県境で隅っこなところが多いからチェックが行き届いていないんじゃないかと勝手に推測している。


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ひばりヶ丘駅の再開発が進んでおり、北口駅前はだいぶ道路らしくなり、新座方面に抜ける開通区間と接続した。


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その先の保谷志木線との交差点のすぐ向こうにある中華店「さがみ」。
昔ながらの街の中華屋のたたずまいのこちらも、食べログに載っていないお店の一つ。
ちなみに周辺は、最寄り駅はひばりヶ丘(東京都西東京市)だが住所は埼玉県新座市という境界地帯。


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ネット情報はなく店頭に品書きもないとなれば、さすがにハードルが高い。
正直言うと、通りかかったら入り口の戸が少し開いていて店内の様子がうかがえたので入る気になったのだ。


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1時半すぎで、意外なことに? お客さんがいる。1人だけど。
お店の人、意外なことに若い女性。こちらはサービス係で、ちょっと厨房内は見えづらいが調理係も女性。母娘かな…。
テーブル4つの小さいお店。


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品ぞろえは麺類が充実しており、ご飯物の部は中華系からカツ丼、オムライスへと正しい街中華の展開を見せる。


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セットメニューも7種類となかなかのラインアップ。
セットの中でちょっと迷ったが、迷ったらいちばん安いものを選ぶ。
①セット800円:ラーメン、ギョウザ(3個)、小ライス。


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テレビはテレ東の午後ロード『ザ・インターネット』特選サスペンス! 美女に迫る危機!
こういうロバート・ラドラム『暗殺者』(小説のほう)タイプのストーリー、大好き。
子どものころ息をつめて一気に読んだウィリアム・アイリッシュを思い出すから。


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セットは、予想以上でもなく、以下でもなく… かというとそうでもなく。
たとえば予想外に漬物付き、とか。
ギョウザも予想よりちょっと大きく、あんもみっちり詰まっている。肉・野菜のバランスよく焼き具合もばっちりの、たいへんおいしいギョウザだ。
ラーメンも、麺は予想よりちょっと多く、チャーシューは予想よりかなり厚い。
チャーシューもラーメンスープも、しょっぱめ。これは予想どおり、というか期待どおりの懐かし味。


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ひばりヶ丘北口駅前まで広い道路が開通しようが、駅でどん詰まり、その先は開かずの踏切という状況に変わりはない。
いずれ高架化が完了すればこのお店周辺も大きく変わることが予想されるが、まだしばらくはこんなのんびり感は続くはず。


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[DATA]
中華 さがみ
埼玉県新座市栗原4-8-16





[Today's recommendation]


https://youtu.be/bisVtID3q3I



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ウィリアム・アイリッシュ / 野長瀬正夫 訳 『深夜の追跡』(金の星社)
William Irish “Deadline at Dawn” 1944




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ねりきり(相方作)



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