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埼玉を代表する… 【十万石ふくさや 行田本店】

2022.10.30

 朝、出掛ける前に行き先を決めるのに、はじめ「食べ物から決めてはどうか」という案が出た。
“埼玉_銘菓”で検索して上位表示された「絶対喜ばれる! 埼玉県のお土産15選!」という「じゃらんニュース」の記事をのぞいてみると、第1位が“十万石まんじゅう”というものだった。

前記事の「長野屋」を出て八幡通りを駅のほうへぶらぶら歩いているとき、
「えっ…!? 行田といえば十万石まんじゅうじゃない」
と言うのを聞いて、
「そうだ。十万石まんじゅう買わないと!」
と応えたのは、朝のデジャヴ感があったためであり、実はそのものを知っているわけではなかった。

博物館でもらった地図に「十万石本店」が載っていて、近そうなのでそのまま向かうことに。


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大通りに出るとお店は一発でわかる。
よく目立つ赤い袖看板と、白壁の蔵づくり。


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1883年築造の呉服屋の店蔵を1969年に当地に曳家、「十万石ふくさや本店」としたもので、国の登録有形文化財である。
ちなみに“十万石”は、忍城忍藩の石高にちなんだもの。


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「十万石ふくさや」は1952年創業。

――「埼玉県の伝統的な和菓子」として知られるが、製造元の創業は第2次世界大戦後であり、十万石まんじゅうも伝統的な和菓子ではなく、戦後に誕生したものである。Wikipedia


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冒頭のネット記事の件からもわかるように、埼玉県では圧倒的知名度を誇るらしい。
その理由はテレビCMで、テレビ埼玉において1979年の開局当初から現在まで放送されているらしい。
埼玉県民なら誰でも知っているらしい。



https://youtu.be/MiGMoUgbxkw


HPにテレビCMの動画が張ってあるが、僕は見たことなかった。
埼玉県民なら誰でも知っているかもしれないが、埼玉県民以外は誰も知らないかもしれない ( ̄ω ̄;)


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十万石まんじゅう以外の各種和菓子から洋菓子まで、店内の品ぞろえは非常に豊富。


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買うのはやはり十万石まんじゅう。
バラで4個購入。


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さすが埼玉県第1位! のおいしさ


前記事とあわせ、図らずも和菓子祭りになってしまった。
しかし行田編は、まだ終わらない。

(つづく)


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[DATA]
十万石ふくさや 行田本店
埼玉県行田市行田20-15
https://www.jumangoku.co.jp/shop/374/
https://www.jumangoku.co.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/-JXvjejaVEc
1883年作曲


ごく私的牛タン話 【味の牛たん 喜助 JR仙台駅店】

2022.06.04

 父親が亡くなって服喪7日SNSの更新等チャラついた行動を控えるつもりでいたが、葬儀に続いて初七日ばかりか四十九日、百か日まで繰り上げ法要を行い、これで忌明けというわけでもないが、ともかく荼毘から本葬、納骨まで一日で済ませられてホッとしたのと前日からまともな食事をしていなかったのとで、帰りの乗換駅・仙台で腰を落ち着けて早めの夕食をとることにしたという話。


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仙台といえば牛タン。
父親の好物でもあり、供養の食事にはうってつけとも思える。
余裕を見て2時間後の新幹線チケットを買ったうえで、駅構内の“牛たん通り”へ。


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通りの6店舗をざっと見て回り、いちばんよさそうな(落ち着けそうな)「味の牛たん 喜助」に決める。
あとで調べると仙台牛タンを代表する老舗であった。


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僕の生家は街の会社や学校に通えないほどの僻地で、叔父(父の義兄)の経営する会社の専務だった父は叔父宅に住み込みの単身赴任状態が長く、僻地ゆえの不便を強いられていた。
中学生のころ街へ遊びに行った折など、父によく牛タン屋に連れていってもらった。
半世紀近くも前のこと。


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「喜助」の創業は1975年。
自分の中のいちばん古い牛タンの記憶と、年代がちょうど一致する。


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注文は、定番の牛たん炭火焼定食の6枚12切を4人前。
飲み物は、娘たちは地ビール(伊達政宗麦酒)、僕らは生ビール(サッポロ黒)。


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12枚切は迫力満点。
この感覚が大事で、牛タン焼きは父に促されるままに際限なく食べ続けるものだった子どものころが思い出される。


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仙台牛タンは1948年、焼き鳥店「太助」初代店主・佐野啓四郎氏(故人)が試行錯誤の末牛タン焼きの専門店を開業したことが始まりで、それを“仙台名物”として全国に広めたのが「喜助」とされる。


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店名の似たこの2店の関係についてはほとんど情報がなく、ようやく見つかったのがこちらの記事
「太助」の牛たん定食を食べて感動した先代会長が脱サラし「太助」の協力のもと“助”の字をもらって創業したのが「喜助」とある。


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記事中、次のような記述がある。

――仙台で「助」が付く牛たん専門店が複数見られるのは、すべて「太助」さんから技術を学んだお店だから。


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実際、子どものころよく行ったお店の名前は「福助」。
「太助」直系の牛タン屋は東京にもあって、30年近く前に某印刷会社社長に連れていってもらった水道橋「太助」店主に田舎のその「福助」の話をすると、実によく事情に通じていて、暖簾の絆の強さに驚かされたものだ。


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あるいは「喜助」と「福助」の間にも何らかの関係があったかも… と、ふと思った。


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[DATA]
味の牛たん 喜助 JR仙台駅店
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 仙台駅3階牛たん通り
https://www.kisuke.co.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/4iF4Rn2b4T8



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蔵王山

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吾妻山

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あれが阿多多羅山、あの光るのが… 田んぼかな

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那須岳

以上、東北新幹線の車窓から、那須火山帯の山々の暮れゆく表情。


こんなとこにも、昭和の残照 【中村屋宏林】

2022.03.19

 忙しい流れからようやく抜け出し、久々に自転車で所沢の田舎方面へ。
花の時期なのでチェックしておきたい場所がいろいろあるのだ。

西所沢駅近くで踏切待ちをしているとき、前方の和菓子屋さんの“おはぎ”の幟を見て思い出した。
昨日が彼岸の入りだった。そしてこの先に気になる和菓子屋さんがあった。

“花より団子”な展開…? σ( ̄、 ̄=) ンー


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気になる和菓子屋さんというか、気になる場所にある和菓子屋さん。

国道463号榎町交差点の北側のエリア、「島忠ホームズ所沢店」裏の住宅街に、商店街跡地っぽい一角がある。ほとんどシャッター化しているなか、和菓子店がなぜか2店も残っている。


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1店はいかにも和菓子屋という店構えだが、もう1店は和菓子屋というより駄菓子屋か雑貨屋かという雰囲気。気になるのは後者。
おはぎなど日配品を扱っているか怪しいものだが、もし扱っていたらせっかくの機会だし入ってみてもいいかな…。


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お店の名前は「中村屋宏林」。
和生菓子“製造”と書いてある。
日配品どころか自家製のもよう。たいへん失礼しました m(_ _;)m


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とはいっても、タバコの自販機といい、入り口のサッポロ一番といい、やっぱり和生菓子製造元には見えないんだが……。
入って右手にはショーケースが2つ並び、店構えからは想像もつかないほど品数豊富な色とりどりの和菓子。

そのギャップがすごい。


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お店には気さくな感じのご高齢のおかあさん。


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おはぎは4種類で、それを1個ずつ買う。


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木製のショーケースやサッポロ一番の積んである番重など什器のたぐいは相当古びている。

「年季入ってますよね」
「そう」
「どれくらいやられてるんです?」
「50年」
「すごいな…」
「でももう最後かねぇ…。年寄りだし、後継ぎいないし」


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この1~2年でも僕の知っている和菓子屋さんはずいぶん閉店した。やっぱりいちばん多い理由は後継者難じゃないかと思う。

「だっていまはこういう商売じゃ食べていけないよ」とおかあさん。「自分ちだからなんとかやってるけど、借りてなんかじゃとてもとても」


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サバサバした口調から伝わってくるのは嘆きや寂しさではなく、達観…?
それが救い。


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ふかしたもち米を少しついたおはぎ。
あんこの付け方なども好ましくムラがあったりして、たしかにホームメイドな感じ。


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50年ずっと作り続けられてきた。


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[DATA]
中村屋宏林
埼玉県所沢市青葉台1307-11





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/7a7027n6Duw



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西所沢


旬の素材で季節感を 【松屋】

2021.10.31

 東村山市内には「松屋」が3つある。
東村山店と久米川店と… って、牛めし屋の店舗数のことじゃなくて ヾ(・ε・。)ォィォィ

市内には「松屋」という屋号で商いを営む事業者が、知る限りで3つある。
それこそ牛めしの「松屋」、ヤマザキショップ「松屋」、そして今回取り上げる和菓子店「松屋」。


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久米川北口商店街


珍しい屋号じゃないから驚くことでもないが、業種がビミョーにバラけているところがポイント。
500m以内に3つ集中している久米川駅北口エリアはややこしいことになっていないだろうか?

「いま久米川の『松屋』の前にいるから、何か買って帰るけど、食べたいものある?」
「じゃあ、チキンとごろっと野菜のスープカレー彩り生野菜セットを」
「そんなもの売ってるわけないでしょ! 和菓子屋さんに」


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前日、父のお祝いに… というか、寿司にありつきにやって来ていた娘2人が1泊して帰るというので、手土産というほどじゃないが地元のお菓子を持たせてやることに。
久米川北口商店街の“和菓子の”「松屋」へ。


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芋ようかんと山路を5つずつ詰めてもらう。

「芋ようかんは、いまだからのものですか?」と聞いてみる。
「そうです。お芋が売られるようになってからですね」とお店のおばさま。


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当たり前のことだろうけど、当たり前のように言われると、ちょっと意表を突かれる感じ。浅草の某有名芋ようかんなんか1年中売られているわけで、それが当たり前と無意識に思っているから。
旬の素材を使い季節感を表すという和菓子の本質を思い出させられる思い。


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ていねいに裏ごししてあり、なめらかでしっとり、甘みを抑えて芋の香りが素晴らしい。
サイズが大きく、1個で満足感が得られる。

芋ようかんは、芋が手に入る1月ごろまでの商品だそうだ。


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山路は、そぼろあんで栗ようかんを挟んだ3層構造のお菓子。

「これってシベリア?」と長女。
たしかに、ようかんのサンドイッチということでは、構造はシベリアである。


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一句詠みました。

欠片にも 秋の山路の 風情かな 🌰


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[DATA]
松屋
東京都東村山市栄町1-9-18





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/-JXvjejaVEc



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東村山が誇る銘菓 【宝来屋】

2021.09.11

 前記事の末尾を(つづく)としているが、続いているのは散歩であって、記事内容はそれぞれ独立したもので、お店に関連性もない。
あえて関係づけるとすれば、アンコつながり?


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「シベリアでも…」と相方が言ったのは、毎朝のコーヒーのアテという意味だったと思う。いろいろ試して、あんこがいちばん合うということになったらしい。結局、あんパンやあんドーナツの訴求力にかなわなかったのはひとえに相方の嗜好の問題であって、シベリアの落ち度ということではない。


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「サントアン」を出て秋津中通りをぶらぶら。


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この道はだいたい「大村庵」の先100mほどで左折して秋津東小のほうに抜けるコースどりをするが、曲がる位置のちょっと先の和菓子処「宝来屋」が開いている気配なので、のぞいてみることに。たまたまかもしれないが、最近は通るたびに閉まっていた。


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「宝来屋」に入るのは初めてというわけじゃないが、ブログ記事にするのはこれが初めて。
ただし、お店の商品には一度ご登場いただいている。


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「彩翔亭」


今年4月に入った所沢航空記念公園の日本庭園茶室「彩翔亭」のお菓子が、「宝来屋」の上生菓子である。
それを聞いたときは東村山市民として誇らしい気持ちになったものだ。


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金鍔と山づと、六方焼きを買う。
贈答用は手土産によさそうで、ちょうど田舎に行く予定があるので少しお話を伺ったりした。


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しかしコーヒーのアテにしても、パンが3個に和菓子が3個と、少し多すぎやしないか?
ところが不思議なことに、あんドーナツと山づとが、いつの間にか消えている。


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なになに?
うますぎて怖い?

「今度は熱いコーヒー怖い」


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[DATA]
宝来屋
東京都東村山市秋津町4-38-46





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/7Wo4IPNMzWQ



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コウホネ / 彩翔亭


創業50年の街の洋食屋さん 【キッチン チェック】

2018.08.19

 知り合いが所属するアマチュアオーケストラの定期演奏会を聴きに行く。
会場は池袋の東京芸術劇場。
14時開演なので、まず池袋の街なかでお昼ごはんを済ますという段取りを組んでいたが、余裕で家を出たつもりが西武新宿線の事故遅延に巻き込まれ(てか、そんな状況にもかかわらず無理やり食事をとったせいで)、ホールに入ったときは開演ぎりぎり、座って1分もしないうちに指揮者が袖から出てきたという (; ̄ー ̄A アセアセ…


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プログラム(同フィル 第45回定期演奏会):
ブラームス 交響曲第2番ニ長調作品73、ラロ スペイン交響曲ニ短調作品21*、ほか
*ヴァイオリン独奏 小野明子/指揮 武藤英明/日立フィルハーモニー管弦楽団


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このコンサートホールは3回目。
偶然にも過去2回はほぼ同じ席だった。ステージ両サイドに一列だけ張り出している席の左側(第一ヴァイオリンの頭上)。
ステージを見やすくするためか落下防止柵が低く、高所恐怖症の自分は、それはもう恐ろしくて、落ち着いて音楽を聴くどころじゃなかった(笑)。


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曲目も同じで、マーラーの交響曲第5番。エリアフ・インバル指揮東京都交響楽団と、ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団。どちらもこの曲をオハコとしている指揮者だから、それはもうぜいたくな時間には違いないわけで。

あの席のよさは、指揮者の顔を正面から間近に見られること。
メータは最初のヴィヴァルディ終了後から、拍手に応えて袖に下がるたびになぜかこっちに上目遣いの視線をくれている。「なんだろうね?」と、同行したKE君と話していた。2曲目のモーツァルト『リンツ』のあとも同じ。

「わかったよ」とインターバルにKE君。「オレらの横に美人がいるの」
「なるほど。そういえばスケベそうな顔してたわ(笑)」


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今日は2階席の後ろのほうだったので落ち着いて聴くことができた。
しばらく聴いていなかったが、ブラームスの2番はしみじみいい曲だなと思いました。


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話は前後するが、お昼ごはんの話。
池袋には土地勘がないので、ネットで検索してみた。


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“池袋西口_ランチ_老舗”と入れて出てきたのが「キッチン チェック」。


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総合アミューズメント施設「ロサ会館」1階の洋食店。
1968年創業の洋食屋というだけで期待が高まる。


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予想どおり混んでいて、まず店内順番待ちだったが、すぐに奥が2席空いたのはラッキーだった。


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前述のようにコンサート開演時間ぎりぎりでは第二候補を当たっている余裕もなかったろうし、この店も食べ終わって出たときには外に行列ができていたので。


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ハンバーグが気になるところだが、前日にハンバーガーを食べていたのでということを意識して、注文はポークカツレツ(僕)と海老と帆立のミックスフライ(相方)に。


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ポークカツレツは、とんかつとは異なる洋食のカツレツであった。
厚みがありながらも軟らかく、かつ食べ応え十分。


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海老と帆立のミックスフライは、僕らのあとのお客さんの注文も多く、ハンバーグに次いで2番人気という感じ。


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エビもホタテも大ぶりでボリューム満点。
火の通りが絶妙で、人気があるのもうなずける。


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バランスとか考えたら揚げ物だけになってしまったが、やはりというかハンバーグの注文が断然多い。
目の前でパンパンと、盛んに空気抜きやられてると、気になってしょうがない。


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やっぱり1回では済まないお店なんだと思う。


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[DATA]
キッチン チェック
東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館1F
http://osietesite.com/gourmet/tokyo/yosyoku/cury/check





[Today's recommendation]


https://youtu.be/ZLUyWZ-srKg


https://youtu.be/O_7cH_AyCXg



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新鮮でかネタにぎりランチ 【魚がし寿司】

2017.05.31

 ちょっと前、すしを自ら好んで食べようとしない時期があった。もちろん高級店に縁のない庶民レベルでの話だが。
それは自分が悪いのだが、事情あって外食先の選定に手を抜いていて、すしなら花小金井駅や立川ルミネのチェーン店か、所沢駅や高田馬場駅前のチェーン店くらいしか行かなくなっていた。そしてあるときハナコで絶望した。
「すしって、うまいもんじゃないんじゃないか?」
などと口走るようになった。

すし不信は新宿の人気店、池袋のデパートのチェーン店やデパ地下の高級店のイートインでも解消することはなく、仙台駅構内の“すし通り”ではむしろ悪化する始末。
まあ、店の選び方も悪かったのだろうとは思うけど、それだけでは片づけられない問題がありそうだと疑っていたわけだ。


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そんなときに救いとなったのが「魚がし寿司」。
「あ、うまい」
ランチのにぎりを食べて素直にそう感じた。その感覚は久しぶりだった。

こんな東京の外れのうらぶれた街で、意外といえば意外だが、事実、すし不信はきれいに解消し、以来、こういう個人店にこそ真実が見いだされそうに思われて、ランチではあるがいろいろなお店を食べ歩いている。


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5度目の来店となった本日、先客7人となかなかの入り。
テーブルは埋まっており、入り口左の小上がりに座る。


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ここはいつもネタを豊富にそろえており、われわれのいる間にもおかみさんがホワイトボードの「本日のおすすめ品」に数品書き加えていた。
大将はねじり鉢巻きがよく似合う。


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妻と2人とも「ランチ限定魚がし寿司」1000円に。
ここのにぎりはとにかくネタが大きい。一口で食べるのがやっとなくらい。


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ごまかしが利かないから悪いネタは使えない。だからどれもおいしいが、特にエビと中トロはランチで出てくるランクじゃない。玉子も実に滋味深い。
イクラというものは生すじこからしょうゆ漬けを自製するに限ると考えているが、ここのイクラは素直においしい。塩以外によけいな味付けをしていないような素材本来の味わい。


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魚のアラの澄まし汁も同様に、自然なうま味成分を堪能できる。シャリの味付けも過剰にならず、そういう素材を生かす技法がここの特長のように感じる。
あのころの自分にとって救いとなったのも、そのあたりが理由なのかもしれない。

いつか夜に来ようと言いつつ、いまだ実現していない。それも今年の課題である。


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[DATA]
魚がし寿司
東京都東村山市栄町1-9-14





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/dvhfG__SPbQ


所沢レトロゾーンのとんかつ店 【菊富】

2017.02.16

 年季の入った飲食店好きっていうのは、思い返せばかなり昔から無意識のうちにもそういう指向が高じる期間が断続的に現れて、もう十数年前になると思うが所沢のこのあたりにひきつけられていたことがある。
変則交差点の上にあった天ぷら屋(その名も「昭和屋」)、ここの路地を入ったところの中華屋「栄華」、そしてこのとんかつ「菊富」を擁し、団子屋なんかもあって、いい雰囲気なのだった。


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よく覚えていないが、ここは10年くらい値段据え置きじゃないだろうか。


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とても優しそうなご主人とクールでしっかりしていそうな奥さんという、バランス的にいちばん安定感のあるパターンで運用されている。
いつもそこそこお客が入っている。
豚肉、大根、にんじん、こんにゃく、薬味ねぎと、とん汁の具だけ見てもバランスがいい。
そしてとんかつは普通においしい。
すべてがちょうどいい感じだ。


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とんかつ定食780円。小鉢と漬物、とん汁付き。
以前、歌舞伎町の某有名とんかつ店で食べたとき、「所沢の勝ちだな」という話になった。
いま、ワタクシ的にはいい感じで地元店を開拓できてきたけど、当時まともなとんかつ屋はここしか押さえていなかった。


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若いころ、どこにでも普通にあって、当時の若者がいちばん世話になったというタイプの店。
これからも年に数回ペースで、ちょくちょくお世話になるんだろうなと思う。


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[DATA]
菊富
埼玉県所沢市御幸町2-1







https://www.youtube.com/watch?v=gnwbUU9cHF0


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