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分散初詣からの… 【芝大門 更科布屋】

2022.01.09

 初詣には必ず行くが、信仰心があついわけではなく、行事に便乗して街歩きを楽しむという性格のもの。コロナ前はイベント性も街歩き要素もより強い七福神めぐりを恒例としていた。
年の初めにこだわるものでもなく、名目さえ与えられるなら12月でも2月でもかまわない。前のシーズンはコロナ禍で注目された“幸先詣”というものにいち早く便乗させてもらったが、感染状況が沈静化していた昨年末は分散化の呼びかけも前年ほど強くなかったためか、どうするか決めかねているうちに機を逸し、いざ正月を迎えれば、密集化が目に見えている場所に近づく気にはやはりなれず。
松の内が明けてようやく、そろそろ初詣でも… となったのは自然の成り行きのようでもある。


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大門


今年は芝の増上寺。
何かの機会に行っておきたいと思っていた。

増上寺は徳川将軍家の菩提寺として知られる日本有数の大寺院。
個人的には、落語『芝浜』の舞台だったり、大正・昭和期の浮世絵師・川瀬巴水の絵の題材になっていたりというあたりに親近感を覚える。


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増上寺参道入り口に立つのが駅名にもなっている大門(増上寺旧総門)で、1937(昭和12)年に道路拡幅に伴い鉄筋コンクリート製に造り直されている。
門の基部に陶板が飾られている川瀬巴水『芝大門之雪』はその前年の作で、移築後空襲で焼失した木造の旧大門を知る貴重な資料なのだそうだ。


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三解脱門


三解脱門(中門)の背後に東京タワー。
門をくぐると、ドーンと。
インスタにアップしようとすると、#増上寺と東京タワー は投稿数5000件以上の定番ハッシュタグであった。


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大殿本堂に参拝客の列。
境内が広く密接感はないのでそのまま並んでお参りを済ませる。


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大殿に向かって右手に鐘楼堂。


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増上寺の鐘は“江戸三大名鐘”の一つで、『芝浜』でも重要なシーンに登場する。主人公・魚屋の勝治郎が波打ち際で財布を拾った“芝浜”は田町駅近くの本芝公園のあたりで、現在の山手線がだいたい当時の海岸線にあたるらしい。


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増上寺の鐘が午の刻を告げた(ような気がした)。
腹が、減った……


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来るとき大門駅から地上に出てすぐのおそば屋さんに行列ができていた。
参道にはそれ以外にこれといった食べ物屋さんは見当たらなかった。
仕方ない、戻って並ぶかぁ…。


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老舗然とした立派な店構えの「芝大門 更科布屋」。
角には“創業寛政三年”の石柱が立っている。


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お店に着いたのが12時半で、幸い行列は長くなっておらず、回転も速い。
僕らの前に5組ほどあったが5~6分で案内される。


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待っている間、表のショーケースで品定め。


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「更科」といえば、代名詞ともいえるそばの実の芯の部分だけを使った真っ白なさらしなそば。
老舗系更科は、変わりそばも有名だ。


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その両方が楽しめる三色そばとまず決めて、もう1品、そば弁当とそばずしで迷う。
両方頼んじゃえば? みたいな ヾ(- -;)


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麻布十番かいわいに「更科」を名乗るお店が3店あることはよく知られており、こちら「芝大門 更科布屋」を含め更科の源流に位置する。寛政三年(元年とも)は、直系とされる現「更科堀井」初代布屋太兵衛が「信州更科蕎麦所 布屋太兵衛」を創業した年と。


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今月の変わりそばは唐辛子切り。


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辛さは感じないが、ほのかな唐辛子の香りがよい。
真っ白いいわゆるさらしなそばも、本式を食べたのは初めてかも。


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そば弁当は、天ぷら、焼き魚、そば、ご飯の松花堂弁当。


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そばずしは、そば汁と酢で〆たのり巻きと稲荷ずし。


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こちらはベースのつゆが甘めだが、加えてのり巻きのたねの卵焼きや揚げも甘さが強く、華やかさを感じるお品である。


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これ、絶対酒飲みたくなる。
でもよそう。また、夢になるといけねぇ…


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写真中央に大門、その背後に三解脱門


[DATA]
芝大門 更科布屋
東京都港区芝大門1-15-8
http://www.sarashina-nunoya.com/
https://www.facebook.com/%E8%8A%9D%E5%A4%A7%E9%96%80-%E6%9B%B4%E7%A7%91%E5%B8%83%E5%B1%8B-567674253316764/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/UdGkoTH7os4


https://youtu.be/7_wJRE8SUX0



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帰りに立ち寄った愛宕神社は大変な混みようだった


今年もおつかれさま 【ぼん天 久米川店】

2021.12.30

 午前中、鉢植えの世話に大掃除にと、労働をした。
普段労働をしないのでへろへろになった。
それでも1日半残して年末のオオゴトである年賀状と大掃除を終わらせられたのは上出来。


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清々しい気分で昼ごはんに「ぼん天 久米川店」へ。


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1時すぎで大混雑。大店のこちらで順番待ちという現象を初めて見た。
われわれ同様、打ち上げ的な利用客が多そうだ。


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お店はホールスタッフが臨時増員されているもようだが、それでも大わらわで、隣の席と間違えて僕らのテーブルに2度目のお冷を出そうとしたおばさま、「もう思考力が…」と、へろへろな様子。

年の瀬ですねー ♪(* ̄∇ ̄) v


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注文は五目あんかけ焼そばと海老チャーハン。


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五目あんかけ焼そばはこのお店の定番メニューで、僕自身いちばん頻繁に頼む。


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炒めてパリッと焦げ目をつけた“両面黄金焼き”の麺は、モッチモチでかみ切れないほど。
具はハクサイ、青菜、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、豚肉、鶏肉、エビ、ウズラの卵…。太麺に具がたっぷりの餡がよく絡む。


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海老チャーハンは初めて… と思っていたが、この記事を書くのに過去記事を調べると、なんと半年前の直近回に食べているのだ。
もう思考力が… ( ̄▽ ̄;;)


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ぷりぷりエビが6~7尾ごろごろ。
ほかは卵とレタス、小口ネギと、いたってシンプル。味付けもネギ油? 的な香味を感じるが、基本あっさり塩味である。ただし塩気はけっこうきつい。


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特筆すべきは量である。ご飯の。
チャーハン担当の相方、「絶対食べきれないから焼きそばひと口残して交換して」と。


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で、焼きそば9割5分がた食べてチェンジすると、その段階でなお一般的なチャーハンの1.2倍ほどはあろうかと。
シンプルと単調は紙一重。終盤、きつい…。


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いやー、今年も食べすぎた。


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[DATA]
ぼん天 久米川店
東京都東村山市久米川町1-37-30





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https://youtu.be/kbJcQYVtZMo



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年の瀬のしつらえに… 【大丸食堂】

2021.12.16

 東久留米卸売市場へ年末年始のしつらえで… というにはまだちょっと早く、クリスマスのしつらえにソーセージ屋さんへ行く途中、昼ごはんに市場に立ち寄ったと。


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座って落ち着いて食べるとなると2店からの選択となるが、冷えきっている自転車の人としてはとにかくあったかいものが食べたい。
刺し身メインの「海鮮市場食堂」より定食のほかそば・うどんもある「大丸食堂」… というのは自然な流れであろう。


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市場だけに時間が早く、こちらの食堂も13:00ラストオーダーと書いてある。
時刻は12:28。
なんとかOKではあるが、せかされそうなビミョーな刻限… というやっちゃば感覚。


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注文は、チキン南蛮定食とエビ天蕎麦。


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なぜエビ天かというと、前々記事でエビ天食べられなかったのが引っかかっていたかも… ♪(* ̄ー ̄)v


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エビ天はしっかりサイズ感があってプリプリな揚げ具合。


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そばのゆで加減も適切で、もっちりグルテンフルではあるが、程よいコシが最後まで残り丁寧さが伝わる。


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チキン南蛮は甘酢あんかけの、まさにごはんがススム一皿
ざくっとした衣の食感がクセになる。


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客の年齢幅は大きく、チキンをひとくち大に切ってあるのが親切である。
健康な若者ならいざ知らず、歯に支障が出てくるお年ごろはかぶりつくのが難儀だ。


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お会計でカレンダーいただいて、昔の年の瀬っぽかった。
ぼちぼち「よいお年を♪」が飛び交うよ。


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[DATA]
大丸食堂
東京都東久留米市下里5-12-12 東久留米卸売市場
https://tokutoku-ichiba.or.jp/





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https://youtu.be/a8FnmdNi-Xc



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年をとるということ 【鮨孝】

2021.10.30

 先月このブログにも書いているヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団のコンサート当日。
実はスケジュール調整にかなり苦労していて、無事行けることになってホッとしている。それでも午前中は2人とも仕事で、開演45分前に家を出て自転車すっ飛ばして会場の「所沢ミューズ」へ。


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所沢市民文化センター ミューズ アークホール


ブロムシュテットさんを知ったのは高校のころ。
世界最高峰オーケストラの一つシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に抜擢された(日本では)無名の若手指揮者ということで、権威主義的音楽ジャーナリズムの鼻もひっかけないあしらいのなか、当時進行していたベートーヴェン・チクルスの「田園」だけは高評価で、これは聴いてみたい! と。
その後、名誉指揮者としてN響への度重なる客演などを通じ、ブロムシュテットは日本で最も愛される指揮者となっていく。


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若手と思っていた当時、実は50歳前後であり、今年でなんと94歳!!
立ったまま棒を振るだけで驚かされるが、若いころよりむしろ速いんじゃないかというテンポ設定で、弛緩することのないインテンポで高い集中力を維持したまま2曲。まるで奇跡のよう。
感動して涙が出た。


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夜は予約してあった東村山の「鮨孝」へ。


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お祝いということで娘2人も帰っている。
節目の年齢のお祝いらしい。


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でもさ、昔なら長寿とされた節目でも、あんな94歳見せられたらとてもじゃないが祝ってもらう資格があるとは思えないし。
なのでそのへんは、サラッと、コソッと。


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本日はとりあえず“おまかせ寿司”4人前を予約してある。


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酒は「澤乃井 新酒しぼりたて生原酒 一番汲み」を四合瓶で頼む。
「おつかれさま!」
と乾杯(笑)。


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「前後しちゃって…」と食前酒を出してくださる若女将。
もう一回乾杯(笑)。


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にぎりをメインに、食前酒・先付・お椀・茶碗蒸し・デザート付きのコースなのである。


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先付の具だくさんの煮しめ、茶碗蒸しに続いて、追加で頼んだ合鴨つくね焼き。
串にかぶりつくと少しぷりっとした歯ごたえがあって、中はジューシー。
粉山椒をたっぷりつけて食べるとおいしい。


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続いて、やはり追加注文の本日の揚げ物。あんこうの唐揚げである。
ひとくちサイズと聞いたがなかなか大きく食べ応えがある。飾り切りのすだちに女性陣は喜ぶ。こういうひと手間は遊び心か余裕の証しか。
むちっとした肉質はふぐに通じる。


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いよいよメインのにぎり。


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中トロ2貫、貝類2貫(ホタテとミル貝)、ウニ、甘海老、イカ、イクラ、玉子、鉄火巻き… 本格ネタの数々を堪能❣️


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まぐろのよさはさすがである。
ミル貝の香り、ウニの甘み…。


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職人のにぎる寿司は、やっぱりおいしいものだなぁ… としみじみ。


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[DATA]
鮨孝
東京都東村山市本町2-6-25





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https://youtu.be/eew0fbFsgjA



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娘からのお祝い


門前の宿坊料理 【山香荘】

2021.09.23

 前記事のつづきで、武蔵御嶽神社にお参りしたあと石段を下って茶屋の通りを抜け、左に下って御岳山駅へ向かう。
ここの茶屋が全部閉まっていては、確実に昼ごはんにありつくには、来るときに営業しているのを確認しているケーブル駅前の茶屋をめざすしかない。


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神代ケヤキの写真を撮っていると、すぐ横に食べ物屋さんっぽい置き看板が出ている。
“御昼食 営業中”
これはラッキーかも。


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天ざる 千五百円也、釜飯 千五百円也

パチパチ…(頭の中でそろばん弾く音)

“可也(オッケー)”と出ました。


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“民芸の宿”というキャッチから、いわゆる宿坊的なニュアンス。
駅前の土産物屋より深く参拝文化に通じる付加価値を考えれば、観光地価格としてもさほど高くないという算用。


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古民家風の重厚なつくり。
靴を脱いで上がり框の段差をまたいだ先は、売店兼ロビー風。


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民芸風の物販と、古道具などが飾られた広い空間。あちこちに置かれた和風テーブルセットに思い思いにくつろぐ人たち(前客2組)。
ゆっくり流れる順番待ちの時間が、なんともぜいたく。


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順番が来て通された食事の部屋は、つくり込まれたロビーとは対照的に素朴な民家の座敷風。
10畳か8畳の部屋を襖を外して4つつなげたような広い空間に座卓がゆったり配置してある。


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注文は予定どおり昼の膳の手打ちそば天ざる、釜めし梅。


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待っている間、スマホで調べたところ、こちらの建物のバックグラウンドがすごい。

――直木賞作家浅田次郎氏の母の実家でもあり、今でもたびたび滞在し、当館で多くの小説が生まれています。御岳山商店組合HPより)


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日替わりの食前酒はさくらんぼのお酒。


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そばはホシの入った本格手打ち。
わさびは本わさびで、うま味の感じられる爽やかな辛味がいい。
天ぷらは、えび、さつまいも、なす、まいたけ、ししとう、みょうが。


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2セット合わせると6鉢にもなる潤沢な小鉢は山菜メイン。


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わらびの煮物やまいたけの天ぷらがおいしいのはさすがに山ならでは。
また、刺し身こんにゃくは御岳の名物とか。宿坊によって違いがあるそうだが、こちらはぷるぷるで軟らかい新感覚。


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素朴ながらも手の込んだ小鉢をつつきながら、釜めしが炊き上がるのを待つ。
この静謐な時間がなんとも…


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ふらりと入ったところが江戸時代から続く由緒ある宿坊だったというのも、御岳ならではかもしれない。


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[DATA]
山香荘
東京都青梅市御岳山137
http://musashimitakejinja.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/HxB1MKOo9FI



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帰りのケーブルカー


お高いようで、意外に…? 【たかはしや】

2021.08.01

 午後に所沢の松が丘に用事のある人がいて車で送っていくことになっており、早めに出て青梅街道を西へ。
東村山駅から2.5kmほどの目的地へ30km以上の大回りで向かおうというわけである。

なんというか、家にいるのがキツい。
「オリンピックはとてもステイホーム率を上げている」と都知事は言うが、関心のない人間はどうせよと。もともとテレビはあまり見ないが、ニュースや天気予報の枠にまでオリンピック中継に食い込んでこられるのはストレスである。
平時であれば新宿や吉祥寺に出かけているところ、そうもいかないので、車で少し遠いところへごはんを食べに行くというケースが多くなっていると。


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青梅街道・箱根ケ崎交差点に割烹風の日本料理店がある。


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ときどき書いているが、昨年来、こっち方面に自転車で来ることが多くなっていて、当然、街の情報にも詳しくなっていく。
日本料理「たかはしや」は、交通の要衝・箱根ケ崎宿の昔の賑わいをしのばせるかのような古い街並みの外れに位置し、由緒あるふうな構えもあって気になる存在。
1人では入りづらい雰囲気で、まさにこんなシチュエーションのためにとっておいたようなお店である。


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1974年創業。
1573(天正元)年創建という圓福寺の門前に位置することもあってか法要など会食需要が多いようで、店のつくりもそれなりに格式高い。お値段もややお高い (;^_^A


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きのこおろしそばとヒレかつ重を注文。


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ざっと通路を挟んで右がテーブル席、左が座敷席というつくりで、テーブルは1つずつボックスに仕切られプライバシーに配慮されている。
その点はコロナ禍において大きなアドバンテージになるので強調しておきたい。


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ちなみに見える範囲で座敷席は畳用テーブルセットとなっていて、足の悪いお年寄りへの配慮も行き届いている。
女性店員さんの接客は、丁寧かつ親身&すごく気さく (≧∇≦)b


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そばはぶっかけタイプ。
写真ではいまひとつ豪快さが伝わらないが、盛り付けは30cmかそれ以上という大皿に、どぉーんと。


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きのこはブナシメジとエリンギ。
そばは国内産そば粉使用の自家製とのこと。


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ところかまわず手繰ってはズズッとすする。つけそばのように粋とはいかないが、痛快である。


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ヒレかつ重は見るからにボリューミーだが、食べてみると見た目よりもっと重量級。分厚いカツが、面積の大きい浅鉢の表面をびっしり覆っているのだから。ご飯の量もきっぱり多く。


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かつはデカいが脂身のないヒレかつだからペロッと食べられる。味付けもくどくなく上品。


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“お高い”という印象は間違いで、このヒレかつ重などオトクと言っても過言でない。


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高いわけではなく、安い選択肢の少ない… としたほうが的確。
今回の組み合わせはお値段以上の満足度といえる。
これなら、たとえばうな丼2350円(持ち帰りなら2070円)も、かなり期待できるかも。


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[DATA]
たかはしや
東京都西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎135
https://mizuho.shop-info.com/takahashiya/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/UIArwjfCClk



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ハラビロ? カマキリ 3齢? 幼虫


元気が出るテイクアウト丼 【花暖(KADAN)】

2020.05.10

 「#東村山エール飯」のSNS投稿を見ていると地元飲食店事情に通じた人がたくさんいるものだなぁと感心させられるが、そりゃあもともとの地元の人にすれば昔から出前をとってる中華屋だったり、同級生んちのすし屋だったり、友だちが始めた洋食屋だったりといったケースは珍しくないだろうから、よそ者のわれわれとはお店との距離感が違うだろうし、それだけに思い入れも大きいと思うのだ。
いざというとき助けになるのは人のつながりである、と。


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このたびお昼ごはんにテイクアウトしたのは「花暖」の焼き肉弁当。
ランチで食べた焼き肉がおいしくて夜も来たいと思っていたが、予約がいっぱいで入れなかったりと、結局再訪できないまま3年近くが過ぎてしまっている。


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テイクアウトはどのお店もそうだと思うが予約したほうがいい。
用意するほうにとっては仕入れの都合があるし、買いに行く側としては待たずに手にできる。
わかってはいるがなかなか予定を立てるのが下手なもので、12時を過ぎていきなり店を訪れた。牛焼肉丼980円と豚丼680円を注文。


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20分くらいでできるとのことだったので、近くの空堀川をぶらぶら。
暑くもなく寒くもなく、風は心地よいし、新緑は目にまぶしい。1年でいちばんいい季節を自粛で過ごさなければいけないなんて…。


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家に帰ってふたを開けると、香ばしい肉の香りと一緒に炭の香りが立ち上る。ガスコンロでは絶対できない香り。鼻腔をくすぐられ、食欲増大。


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牛焼肉丼はカルビ、ハラミ、ロースの3種、豚丼は肩ロースとバラ肉。
どちらのどんぶりにも共通するのが、とにかく肉がたっぷり。普段のランチサービスなどよりもさらにオトク感がある。


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以前、焼き肉ランチをいただいたときはきっぱり甘めのタレが印象に残っているが、このどんぶりは甘さ控えめ。
炭火で香ばしく焼き上げられていて、冷めてもおいしくいただける。


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肉を焼くには長い20分という待ち時間は、ご飯を炊く時間じゃないかと思った。
だって、炊きたてのおいしさなのである。
そういうきめ細かいオペレーションもうれしいよね♪


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[DATA]
花暖(KADAN)
東京都東村山市栄町2-14-26
http://yakiniku-kadan.jp/index.html





[Today's recommendation]

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https://www.youtube.com/watch?v=a9HWo4THnHA



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「ホームベーカリー マドンナ」


四十余年、おつかれさまでした 【狩勝】

2018.12.06

 3週間前に伺ったとき、12月いっぱいで閉店すると聞かされた久米川のサッポロラーメン「狩勝」だが、その後お店の外面に変わったところはなく、淡々と毎日が過ぎていった。
表に閉店のお知らせの張り紙がされるでもなく。


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「お客さんみたいな人、ときどきいるんだけど、今度来たとき『あれ? いつの間にか閉まってる…』ってなるかな…」とお店のおかあさんが言っていた。
僕みたいな、とは常連にはいないタイプという意味だと思うが、そういうところには口づてに伝わることもなく、つまり表立って告知しないままひっそり閉めようという腹づもりかも… と感じた。


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なので躊躇するところもあったのだが、でも自分ならそれはイヤだな、「あれ? いつの間にか…」となりたくないなと思ったので、少しでもお店のファンの方に伝わればと、前回あえて記事にした次第である。


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「もう1回、来れたら来ます」と言ってあった。
できれば家族そろって行きたいが、年末ぎりぎりでないと都合が合わない。12月いっぱいといってもいつまでやるのか? 「銀行は28日までだしねぇ…」とおかあさんは言っていた。
結局、大っぴらな告知は出ていない。
最終日の可能性のある28日に相方だけでも一緒に、ということになった。


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のれんが掛かっていて、ひと安心。
お店に入ると、テレビ台に張り紙がしてあった。

“12月末日をもって閉店することになりました。四十余年の御来店、有がとうございました”

「年末、最後までやることにしたんですか?」と聞いてみる。
「やらないわよ。明日まで」とおかあさん。
やっぱりぎりぎり危なかったわけだ。


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注文は決まっている。
「狩勝」ではかわりばんこに食べてきた、みそラーメンとしおラーメン。それに餃子1皿。
体力的に作るのが大変になったという話はだいぶ前に聞いていたので、同時に作れると思っていた、みそとしおを頼んだわけである。


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しかし、まずしおラーメンが来て、みそがやって来るまでにそれから4分かかった。

その間に餃子。
家族で入って餃子2皿頼むと、半分は決まって失敗して(ひっついて皮が破れちゃって)値引きしてもらっていた。小さいが餡がみっちり詰まっておいしい餃子なのだ。
今日の焼き面カラッとした焼き上がりは、過去最高傑作かも。


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明日閉める店なのにサービスメニューは普通に継続中で、レギュラー価格550円のみそラーメンは500円。
いちばんたくさん食べたのは、やっぱりみそラーメン。
しんみりする…


「40何年、ずっと変わらないまま来たのよ、私たちは」とおかあさん。「でもこのあたりはすっかり変わっちゃった」


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こういうことはこの先も避けられないだろうが、「狩勝」のおかあさんの最後まで明るく朗らかなキャラは救い。
お店は閉じてもこのあたりで暮らしていることに変わりはない。
これからも、街でひょっこり出会うことがあると思うよ。


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[DATA]
狩勝(かりかち)
東京都東村山市栄町2-7-1





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◆ 猫写真はこちら その1 その2




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GW初日は近場であれこれ 【得得市場】

2018.04.28

 夜は久々に家族がそろうので、鮮魚を買いに得得市場(東久留米卸売市場)へ。
相方はなぜか業者モードのスイッチが入って、8時ごろには出掛ける気満々。
市場のあともいろいろやることがあるので、やっぱり早めに出て、8時半すぎには現地に。


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この時間でも出入りの車や人出は多い。
業者だけでなく、われわれのような一般客も少なくない。


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大きい鮮魚店・卸2社を中心とする奥の棟は、すでにピークを過ぎているような気配も漂う。
実際、卸のマグロ刺し身パックのケース前では「この時間にして、早くも残りわずか!」と若手社員。
とりあえず「東京北魚」と「柴源」の鮮魚を見比べて、購入前にひと通り場内をぶらぶら。


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アンデス食品

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柴源

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ササキミート、三基フーズ

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東京北魚

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Cafe漕人

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丸八水産、近江フーズサービス

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のりの太丸、魚沼の庄

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柏木、かぼ久よこがわ

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宮田商店、大東青果

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海鮮市場食堂、丸平海産、市場のおばちゃん食堂


「柴源」で生メバチマグロ(千葉産)、天然ブリ(高知産)を購入。
「あのカツオ、あとで柵になったりします?」と聞いてみる。
「あれは小さいから…。半身までかなぁ」と、親切な店員さん。

「東京北魚」ではおいしそうなヤリイカを買うことに。さっき回ったときより数が減っていて、残り2枚。
「2枚買わないとダメかな…?」ということで、相方が近くの社員さんに聞きに行く。
「1枚でいいすよ」と社員さん。
ひと言ふた言交わした相方が仰天してる。支払い所から戻ってきた相方のひと言に、僕も仰天。
「700円もした」
「えー!?」
「ヤリイカじゃなくてシロイカなんだって。まあ、せっかくだからさ」
マグロとブリで500円ちょっとだから、ものすごいイカの買い物であった。

そのあと駐車場の花屋でバーベナを購入して市場をあとにする。


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八坂のぞうさん公園へ移動。
先日、「翁寿司」で抽選券をいただいた八坂商店会の抽選会が行われている。
ちょっと使いそうにない景品ばかりだったのでどうかと思ったが、せっかくいただいた券を無駄にするわけにはいかないのだ。


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しかし、僕らが並んでから列が進まない。
見ると、福引のガラガラ(正式名称:新井式廻轉抽籤器)が不具合を起こしたらしく、商店会のおっちゃん連中が分解して復旧を試みている。
「こんなの初めてだな」「寿命ってあるのかな…?」というつぶやきが聞こえてくる。
ポンコツ、ロートル… などの用語が頭をよぎり、いろいろ考えさせられるなぁ(笑)。

オーバーホール? でよみがえったポンコツで4回ガラガラ。
全部「C」。
景品は「A」がナショナル(←注:パナソニック)強力マルチライト、「B」が洗剤2種、それ以外は全部「C」。
それにしても、洗剤がBで、なんで傘がCやねーん!

先日「いらない…(笑)」と言ってた相方、さっそく日傘の恩恵にあずかる。


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清瀬にワープ。
明日の朝食のパンを買いに、相方お気に入りの無添加パン工房「あいらんど」へ。


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この日はお買い得品が多く、食パン1斤、玄米パン1斤、くるみパンハーフ×2と買って、合計545円。


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清瀬駅方面へ向かう途中、救世軍清瀬病院のバザーに遭遇。
せっかくだからのぞいてみる。
相方が見つけたトルコ製のカラフェは、なかなかのめっけものだった(100円)。


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この時点でちょうど12時。朝早くから動いているので空腹もピークに。
バザー会場では食べ物もいろいろ売られていて、ふらふらと引き寄せられそうになる。
しかし、さっきから気分は〇〇焼きそば。屋台のソース焼きそばじゃない。

救世軍をあとに、清瀬駅方面に向かう。 (つづく?)


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[この日の購入品 & 戦利品]

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[DATA]
得得市場(東久留米卸売市場)
東京都東久留米市下里5-12-12
https://tokutoku-ichiba.or.jp/





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=FlZGJBFvd2g



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おしることニラ焼きと、常滑焼と 【うたたね】

2018.03.24

 出かける前に郵便受けをのぞくと1通の手紙が届いている。
差出人は「うたたね」とある。
あ、お願いしていた案内かな、と思った。

出先の昼食の席で開けてみた。
卯月(第9回)落語の会「喫茶庵・うたたね ―ねぼけ会―」のチラシ。
演目は安田康子さんの『天狗裁き』。
B5判の三つ折りが長形4号白無地の二重和封筒に入っているあたり、古風な折り目正しさを感じる。


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メッセージを記したはがき2枚が同封してあった。
1枚は落語会とお食事会のご案内とお誘い。もう1枚には次のように書いてある。
「店のお客様より、うたたねの紹介文をみせて頂きました。本当に有難うございました」
どなたかこのブログの以前の記事をご覧になった方が、うたたねの店主さんに教えてくださったということのようなのだ。


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このブログを始めてまもなく1年になるが、このような反応をいただいたのは初めて。
店主さんはインターネットをやらない方だから、僕の発信がアナログ変換されて返ってきたわけである。
その不確かなようでいて必然的にも思えるプロセスには情報伝達の抱える課題と対策がいろいろ含まれるようでもあるし、それだけにかけがえのないメッセージにも感じられる。


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そもそも、こちらからごあいさつに伺うのが筋なのではないかという気もする。
冬の間に一度おしるこをいただこうと思っていて、1カ月ほど前の日曜日に一度伺ったが、休みだった。日曜はレコード鑑賞会を行うので喫茶は休みと聞いていたことを思い出した。
あれこれ勘案すれば、土曜日の今日、伺うしかないようだ。


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店主さんがにこやかに迎えてくれる。
「載せていただいてありがとうございます」
「いえ… 勝手なことしてすみませんでした」
みたいなやりとり。
おしるこを2つお願いする。


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たくさんの焼き物や絵に囲まれ、ほっと落ち着く空間。


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ちょうど冬枯れの藤棚を通して柔らかな西日が差し込み、うらうらとする。
石油ストーブの上で鉄瓶がことこと。


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店先の植え込みに大株のクリスマスローズがシングルピンクの花を咲かせ、何輪か大テーブルの花生けにアオモジ、クロモジと一緒に挿してある。


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粒あんのおしるこは、しっかり甘く懐かしい味。
箸休めに、厚むきの大根の千切りを使った浅漬けキムチ。


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お茶の追加は小さな急須で。


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「これでも2人分は入るんですよ」と店主さん。「もう亡くなりましたけど、常滑の陶芸家さんの作品で…」
形はかわいらしいが、窯変藻掛け? の荒々しい模様が印象的だ。
ほかにも同じ作家さんの急須をいくつか見せていただいた。どれも模様のタイプが異なる。


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驚いたのが、高さ30cmはありそうな大急須。お店の何周年だかのお祝いにいただいたとのこと。
「急須としても使えますけど、お花を生けるほうがいいですよね」


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おしるこが終わるころ、ニラ焼きを出してくれる。
「この間教えてもらったんですけど、簡単なんですよ。小麦粉と卵、あとみそを入れます」
「子どものころ、こういうの作ってもらってました。懐かしい。うちの場合、ニラ入ってませんでしたけど(笑)」
いつも何かサービスを付けてくれる。


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外で高齢のご婦人がじっとガラス戸の張り紙をにらんでいる。
「チラシ読んでるんじゃない?」と店主さん。
僕が少し引き戸を開けると、笑いながら「こんにちわ」と入ってきた。
ちょうどお暇をする頃合い。


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せっかくお誘いいただいた落語の会だが、月曜なのでちょっと厳しい。
次の機会にまたご案内くださるようお願いをして、お店をあとにした。


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[DATA]
陶器・喫茶 うたたね
東京都東村山市富士見町5-5-47





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=NjH6z89W6Qs



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