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お酒好き必見のテーマパーク―2 【食道 いし川】

2021.06.27

 前記事のつづきで――

腹が、減った……


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石川酒造の敷地内には、酒と活魚の食事処「食道 いし川」と、日本酒・クラフトビールがそろうイタリアンレストラン「福生のビール小屋」がある。
…と、さも知ったふうな口の利き方だが、下調べをしない流儀なので(笑)、現場では「フンフン?」とか「ヘー!」とかリアクションしてるわけで。
あ、食べるとこあるんだ。せっかくだから食べていこうか… みたいな ( ̄ω ̄;)


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ただ、この酒蔵をひと通り見て回って受けた印象からすれば、どれもこれも間違いないように思える。
飲食施設はどちらも11:30開店だが、5分前ぐらいにフライング気味に開いていた「いし川」に、流れのままに入店。


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こちらは1898年建造の「雑蔵」という建物で、国登録有形文化財。
1階が「食道 いし川」、2階は史料館となっている。


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注文は、ランチメニューから塩麹で漬けた唐揚げ定食と、本日の限定ランチからばらちらし。


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梁が高い土蔵の趣を生かしたつくりで明治時代へのタイムスリップ感が味わえる一方、水槽にお魚を泳がせ活魚居酒屋ノリで日本酒へいざなおうという演出もぬかりない。


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唐揚げの塩麹は日本酒の蔵人が造った麹をもとにつくられている。こういうすべて自家製、全部本物… というのが、この施設のすごいところだと思った。


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うま味豊かながらキレのある味付けといったところ。肉のうまさが引き立ちます。


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ばらちらしのネタは、マグロ(赤身・中トロ)、青魚、タイ、キンメダイ、アジ、タコ、エビ、玉子…。


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シャリも多いがネタも惜しみなくふんだんで、高級魚キンメダイでも「これでもか」というくらい盛ってある。


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思うにこのばらちらし、ランチメニューの極上海鮮丼やら特選刺身定食やら特上握り寿司やらで出た刺し身の端切れなんかが使われているんじゃないだろうか。それで限定2食。
鮮度抜群、ボリューム満点の超お得メニューです。


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この感謝Dayの趣旨は地元還元ということだと思うが、サービス精神が地元という枠にとどまっていない。見据える先が違うのだろうと感じた。


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[DATA]
食道 いし川
東京都福生市熊川1
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https://youtu.be/xCqWH9bKzQE


お酒好き必見のテーマパーク―1 【石川酒造直売店 酒世羅】

2021.06.27

 とあるメールマガジンで石川酒造のイベント情報を見つけた。
毎月4週目週末は感謝Dayとのことで直売所などでさまざまなサービスが用意されているが、特にこのタイミングで目を引くのが送料無料キャンペーン。お中元が送料無料になるのはかなりうれしい。酒蔵見学も兼ねるので観光要素のポイントも高い。
27日(日)に出かけることにした。


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普通、車で行くような距離感だが、目的地は酒蔵である。車で出かけて後悔するシーンが多々予想されるわけで(試飲とか…)。車でラクするのと試飲とどっちを選ぶかと聞かれれば、迷わず「試飲!」と答えるワタシ。


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当日、台風と梅雨前線の影響で予報は雨だが、朝降っていないので酒飲みの本能の赴くままに電車で出かける。乗り換え1回・片道20分強と、実は電車の便も悪くないのだ。


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西武拝島線拝島駅から徒歩20分。


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福生市熊川の石川酒造は創業150余年。東京に残る数少ない酒蔵の一つである。


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銘酒「多満自慢」で知られるが、明治期にはビールづくりにも挑んでおり、1998年に「多摩の恵」の名で111年ぶりにビール醸造を復活させている。


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敷地内には国指定登録有形文化財の建造物が6棟あり、和の食事処、ビアレストラン、直売所などを併設。
“酒飲みのテーマパーク”をコンセプトに常設の観光施設として開放されている。


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長屋門(国登録有形文化財)

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雑蔵(右、国登録有形文化財)

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「福生のビール小屋」

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麦酒釜の館


直売所「酒世羅」へ。
“さけせら”と読み、英語で“Sake Cellar”と表記する。


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「多満自慢」の各定番ブランドや季節限定品、クラフトビール「多摩の恵」「TOKYO BLUES」がズラッと並び、壮観。
酒器や小袋、酒粕クッキー・あめ、酒粕石けん・入浴剤… と品ぞろえも豊富で、見ているだけで楽しくなる。


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が、“試飲中止のお知らせ”の掲示。
がーん ( ̄▽ ̄;)!! ガーン


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許可をいただいて撮影


多満自慢の人気銘柄「雄町」純米吟醸生原酒四合瓶とビール4本(「TOKYO BLUES」3種+「多摩の恵 明治復刻地ビール」)を詰め合わせにしてもらって仙台の友人に送る。
家飲み用にも同じ「雄町」とビールを2本購入。


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外では感謝Dayの一環として限定ビール&樽酒の量り売りが行われていた。
「多摩の恵」ヴァイツェンを買って敷地内の井戸裏スペースへ。


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井戸とは昭和30年代まで使われていた仕込み水の井戸で、樹齢700年超の御神木に守られ、横には明治期に使われていたというビール醸造用の大釜も展示。
その裏が井戸枠や大がめをテーブル代わりに使った休憩所になっている。


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苔むした木々に囲まれ堀を流れる清らかな水音を聞きながら飲む蔵出しの一杯。
こたえられません。


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時刻は11:20。
ビールが呼び水となリ、一気に空腹感が…

(つづく)


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[DATA]
石川酒造 直売店 酒世羅
東京都福生市熊川1
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https://youtu.be/cGnZHIY_hoQ


心のよりどころ 【龍巳うどん】

2021.05.13

 いまやっている仕事の一つはかなり厳密に期日が決まっていて、今月は17日月曜日がおしり、仕事用語でいうと校了日だ。現実には今日明日でほぼ終わらせないといけない状況だが、動きが鈍く大丈夫か…? と気をもんでいたら、いきなり動きだした。まだ明日もあるから今日はこれくらいでいいんじゃないの…? と思っても止まらず、今日中にけりをつけようという勢いなのだ。そういう工程上のゆらぎのしわ寄せはすべて僕のところに来る仕組みになっているから非常にストレスフルなのである。


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気晴らしに歩いて昼ごはんを買いに。


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高架化工事の巨大クレーンのあたりに旧店舗があった


「龍巳うどん」はいろいろあっていまの「龍巳うどん」になっているが、そのいろいろの一つが西武鉄道の「新宿線東村山駅付近連続立体交差事業」(高架化工事)。
線路沿いから道の反対側のいまの場所に移転している。


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店名変更後も変わらず繁盛しているようで、けっこうなことだが、混むのが苦手な僕は移転後店内で食べたことがない。すっかり“持ち帰りの店”になっちゃってる。
それもこのあたりのうどん文化の一側面で、このお店は今も昔もテイクアウト用の小窓のあるつくりなのだ。図らずもコロナ禍にマッチしていると。


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注文は3L 天付肉汁。


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毎度のおさらいだが、“L”とは「きくや」系共通のカウント法で、L=3玉を起点に、LL(4玉)、3L(5玉)、4L(6玉)、… と増えていく。3玉がベースということからもわかるように、1玉の量は多くない。


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半年ぶりの来店で、この間大きな変化があって、つゆ用のカップが付いてきた。


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それまではただビニール袋に入っていたんだが、考えてみればそれだと外で食べられない。
車等でカップ麺食べてる人っていますよね。ああいうニーズへの対応?


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久々の地元系うどんだからか、いつにもまして地粉の香りが強く感じられる。
店舗や店名が変わっても、たぶん変わらぬ味わい。
激動の時代、地域の人々の心のよりどころもいえる存在に違いない。


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[DATA]
龍巳うどん
東京都東村山市野口町1-4-66





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Yy2uHAS-el0


荻窪ラーメン源流の味 【中華そば 丸信】

2018.12.24

 『本屋、はじめました』(苦楽堂刊)の題材である、著者・辻山良雄氏が実際に開業した新刊書店「Title」をのぞきに行こうという。
場所は杉並区桃井1丁目の青梅街道沿い。
寒風吹きすさぶなか、西武新宿線・井荻駅から歩いて向かう。が、お店は開いていない。
時刻は11時50分。12時開店のもよう。


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それじゃ、まず街に出て昼ごはんを食べ、帰りに本屋に寄ろうということになった。
ちなみに「Title」はギャラリー、カフェ併設型であり、機会を見てカフェを利用してみたい。


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繁華街となると西荻窪か荻窪だが、もうそこから四面道交差点の案内標識が見えているので、荻窪は意外に近そうだ。
そして、四面道で思い出したお店がある。
かつて東京ラーメンの中心地であった荻窪を代表するラーメン店「丸信」。


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荻窪・丸信といえば、東京のラーメンの歴史そのものともいわれる“丸長のれん会”の最古参。創業1950年の老舗である。
以前は荻窪に2店あったが、拡張前の駅前ロータリーの店は1991年に閉店し、いまは四面道近くの店のみとなっている。


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学生時代の記憶であるが、年末に帰郷するでもなく高校時代の友人で大学も同じになったKE君とこのあたりをぶらついたことがある。当時、彼は中野、僕は吉祥寺に住んでいたので、間をとって荻窪ということだったのかな…?  駅前広場のしょぼい風景に、家族と離れて年末を過ごす不安感を募らせたものだ。そのとき食べたラーメンが駅前の「丸信」だった。
その記憶から、年末の今日、「丸信」に引き寄せられたのかもしれない。


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席数は4人掛けテーブル3卓とカウンター6席。
キツキツに席を配置することなく遊休地の多いホール図面は西早稲田の「伊勢屋」や淡路町の「近江屋」を思わせ、昭和感漂う。


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注文は、味玉ラーメン770円とワンタンメン810円。


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「丸信」は作家・椎名誠の好きなラーメンとして知られる。

――中央線・荻窪駅前の「丸信」というちょっと立ち喰いそばふうのラーメン屋が一番うまい! と思っている。(中略)荻窪地区ではこの丸信と同じ一角にある「春木屋」というのが有名で「荻窪地区のうまいラーメンは?」というと、この春木屋が「あっどうも、まいど」というような妙に手慣れた顔つきで登場するのである。これがじつにくやしい。(椎名誠、『気分はだぼだぼソース』(1980)より)


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「春木屋」には大行列が


当時はそれに、(青梅街道沿いの)「丸福」を加え駅前三国志状態だったが、その後「丸信」はロータリー拡張に伴い、「丸福」はいろいろあってそれぞれ閉店し、「春木屋」が天下統一を果たすわけである。それもだいぶ古い話だが… σ( ̄、 ̄=) ウーム…


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ラーメンは昔ながらのあっさりしょうゆ味。節系の香りの広がるだしに、少し甘味のあるかえし。
中太ゆるウェーブの麺が特徴的で、軟らかいようでいてしっかりコシがあり、例えが適切かどうかわからないが、うどん系の乾麺のような感覚(僕は白石温麺を思い出した)。小麦の風味が強く、かん水臭さを感じないということかと思う。


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色の濃いしっかり味付けされたメンマは「丸福」を思い出させる。ワンタンは餡が少なめだが皮がおいしく、ツルッとのど越しがよい。味玉は予想外の半熟。


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平成最後といわれても何の感慨も湧かないが、昭和最後のころの年の瀬の風景は、ラーメンの味とともに感傷的に思い出されるのである。


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[DATA]
中華そば 丸信
東京都杉並区上荻1-24-22





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2




https://www.youtube.com/watch?v=yHTqP5s12eg


昭和の喫茶店の上位互換的な…? 【カフェアンドパスタ ピーペ】

2018.10.08

 西武多摩湖線の一橋学園駅北口を出て踏切の道(学園中央通り)を渡る。
そのまま北に延びている昭和レトロな街並みが、学園一番街~学園坂の商店街。
途中、なだらかな坂の下り始めるあたりを右に入ると、レンガ積みや石貼り壁にアイビーの絡まる趣あるお店。
「Pipe CAFÉ & PASTA」のプレートが下がっている。


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学園東町1~2丁目は東西に真っすぐな道が5~6本走っている、極端にいうとただそれだけ区画で、よくいえば閑静な住宅街。商店街を少しそれただけで商業施設はほとんどなくなる。ときどき通過する以外に用事はない。


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だからというわけでもないが、ひと目見たら忘れられない昭和の喫茶店好きの心くすぐられる外観のこちら「ピーペ」の存在に、つい最近まで気づかなかった。
その隠れ家感も魅力のうちではあるが。


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日曜定休なのでなかなか訪れる期間がなかった。春先に一度入ろうとしたが、2時すぎで食事タイムは終わっていると言われ断念。
祝日の本日、近くに用事のついでにあまり期待しないでのぞいてみたら営業していた。


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ということで営業時間をまとめると、
・11:30(土・祝12:00)~14:00 ランチタイム
・14:00~15:00 コーヒータイム
(休憩)
・17:00~20:00 ディナータイム
となる。


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外観から想像されるとおり、落ち着いて雰囲気のある店内。
暗めの照明、グレージュの壁に渋い天然木の調度。


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テーブル席が2人掛け×3、4人掛け×4、カウンター5席。
奥の一段高くなったスペースのテーブル席へ。


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男性店主1人で回しているらしく、客が5人とはいえ忙しそうだ。
スパゲティランチから、ツナ・ベーコン・キャベツのスパゲティ(塩味)、トマトとベーコンのパニーニを注文。


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まるで昭和の喫茶店にタイムスリップしたような雰囲気だが、違っているのはタバコの煙がないこと。
テーブルには灰皿が備えてあるので禁煙というわけではなく、時代の変化だと思う。あるいは、たまたま。


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僕らのほかに、若めの女性1人、若くない女性2人組。上品そうな客層も関係しているかも… といったら語弊があるか(笑)。
ちなみに店名Pipeはフランス語で(タバコの)パイプ… というより、ショートパスタPipe Rigateからとってるんだろうな。


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細めのパスタはゆで上げアルデンテ。
塩味だがツナのうま味が濃厚で、キャベツとの組み合わせはまさに鉄板。
サラダ、コーヒー or 紅茶付き950円。


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パニーニは、パリッとしてサクッとして、チーズがとろーり。
さりげなくトマトソースが効いている。


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案外ボリュームがあり、これでサラダ付き650円はオトクだ。


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昭和の喫茶店とのもう一つの違いは、料理の質かな。
こんなにおいしいスパゲティは昭和時代には存在しなかった、と思う。


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[DATA]
カフェアンドパスタ ピーペ
東京都小平市学園東町1-8-7-1



[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=5GBH3K-ZAU8



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◆ 猫写真はこちら その1 その2


自宅開放型の創作うどん 【うどん屋 武】

2018.08.12

 スタンプラリーが好き。
食べ物からんでるやつ \( ̄▽ ̄; )

小平市主催の「めぐりん小平」というスタンプラリーが行われているらしいという情報をつかんだ。Webサイトで調べても要領を得ないので、スタンプ台紙配布場所に行ったほうが早いんじゃないの? ということに。
で、いちばん行きやすい「多摩六都科学館」に行ってみたら台紙を切らしている。
科学館自体は夏休みで大盛況ではあるが、スタンプラリーもそんな人気なのか…?
イベントHPを調べ直し、最寄りの施設「平櫛田中彫刻美術館」に移動。


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多摩六都科学館(左)、平櫛田中彫刻美術館(右)。スタンプラリー「めぐりん小平」の模様は続報予定


で、そこからさっそく少し巡ってみたわけだが、結果から申し上げれば無人野菜スタンドとかにも台紙はいっぱい置いてある。広範に探し回ったわしらの行動は何だったのか?
そういうところを含めて、役所のやることはやっぱり要領を得ないのである。


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平櫛田中彫刻美術館からスタートして、とりあえず昼ごはんの時間なので、ラリー参加の飲食店がいくつかある一橋学園駅周辺の商店街に向かった。
が、自転車を走らせてすぐ、“うどん”ののぼり。
よっぽど腹をすかせていたとみえる相方、「ここでいい」と。


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「うどん屋 武」は、閑静な住宅街にある普通の民家、いわゆる自宅開放型である(スタンプラリーとは関係ないです)
一橋学園駅からのアクセスは、線路と平行する道(市役所通り)を南へ、交番脇の変則T字路を右折、その太い道(一橋通り)を突き当りの大学正門まで進み、右折してすぐ。


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自宅カフェはよく見かけるが、この北多摩北部エリアでそれに次いで多いと思われるのが、うどん屋。
武蔵野の地は小麦の栽培が盛んで、農家では盆や正月、冠婚葬祭などに手打ちうどんを振る舞った。自宅で主婦がうどんを打つ習慣の名残として、自宅型のうどん屋が多いというわけである。
ただし、この「うどん屋 武」はご主人が香川県で勉強したとのことで、武蔵野ではなく讃岐系のうどんを出す。


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普通の民家の普通の玄関でスリッパに履き替え、廊下を奥へ。突き当りの開け放たれたドアの向こうは普通の… まあLDK。カウンターを挟んでキッチンとフローリングのスペース。その20畳ほどのリビングダイニングが食堂となっている。
席数は、テーブル2人掛け×4卓、4人掛け×1卓、および カウンター3席。
スタッフはご夫婦かな? とても感じのよい壮年の男女(Twitterプロフィールには、じじ・ばば×2とある)。


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先客はなく、4人掛けテーブルに通され品書きを拝見。
Twitterに「東京都小平市の創作うどん屋さん」とあるように、ユニークなメニューが並ぶ。
たとえば「カルボうどん」は2種類のチーズと細切りベーコン入り。
「香り高いパルミジャーノレッジャーノとトローリとろけるチェダーチーズと卵黄をよくかき混ぜてから食べてください」といった具合。

注文は、ぶっかけ生姜焼きうどん880円と、もう一品はオーソドックスに肉付けうどん700円に。


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壁に一橋大学アメフト部のポスターが張ってあるように、普段は学生客が多いもよう。
体育会仕様で、実はガッツリ系だ。うどんは普通盛りで450gとのこと。


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ぶっかけ生姜焼きうどんは、冷たいうどんの上に千切りキャベツ、豚しょうが焼き、半熟卵と順にのる。全体にオーロラソースがかかっているが、うどんつゆも別添。「上からぶっかけてお召し上がりください」と。


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たっぷりのしょうが焼きにもしっかり味が付いているが、キャベツと合わさり油っこさはない。全体にからめてうどんをすすれば、いろんな味が混然一体、幸せな気持ちになる。こういう食べ方でも強烈なコシのうどんは存在感抜群。


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肉付けうどんは、冷たいうどんを温かい汁で食べる。汁はかつおだしが効き、味付けは甘めで濃厚。
温かい汁に浸す分、麺の歯応えは緩み、食べやすくうどんそのものを味わえる。


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どちらもボリューム満点で、コスパでもチェーン系に負けてないんじゃないだろうか。


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デザートによく冷えたわらび餅が付いた


いろんなアレンジを受け止める強さ、質の高さが感じられるうどん。
Twitterリプライで“今後出してほしいうどんリクエスト”を受け付けており、おもしろい展開が見られそう。
とりあえず、カツカレーうどん希望かなぁ…(笑)。


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[DATA]
うどん屋 武(たけ)
東京都小平市学園西町1-24-11
https://twitter.com/udonya_take



[Today's recommendation]


https://youtu.be/oUXTkgungEA



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◆ 猫写真はこちら その1 その2



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「めぐりん小平」参加施設「小平ふるさと村」


物価の優等生的すしランチ 【瀞寿し】

2017.02.10

 「瀞寿し」は、いろんな意味で東村山のど真ん中というような立地である。
真ん中すぎて奥まっちゃってて、この店の存在自体、市民にもあまり知られていないような気がしないでもない。


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以前は鷹の道の中華屋「幸多加」のあたりに構えていたということを妻が記憶している。
その向かいあたりに回転ずしがあったことくらいしか僕は覚えてない。


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ランチにぎり860円は、にぎり6貫に鉄火巻き・かっぱ巻き各3個。


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ネタは大ぶりでシャリをしっかり握ってあるので、コンパクトにみえてけっこう食べ応えがある。
みそ汁の具は大粒のアサリ。


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デザートにフルーツ(イチゴ、キンカンの甘露煮、カキ)が付く。


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さて、市内ピンポイントのグルメ情報サイト「東村山グルメ日記2」の12年前の記事と比較してこのランチの内容はまったく同じなのだが、値段は20円しか上がっていない。というか、消費税増税分を計算すると、なんと4円の値下げということになる。


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この間の原材料費の高騰、路線価の上昇、消費者物価指数の推移等諸事情を勘案すると…
なんだかとっても尊いヒトサラに見えてくるのだ。


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[DATA]
瀞寿し
東京都東村山市本町2-20-69







https://www.youtube.com/watch?v=oh-4F17wlCQ


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