fc2ブログ

地場野菜と仕込み水が自慢の 【自然処 玉井屋】

2022.09.19

 去年、福生市の「石川酒造」の蔵見学に行ったとき、歴史的建造物や設備類の展示から製品の試飲、土産物販売、飲食施設まで用意されていて、それはまさに工場見学、それも上級版の…! と思った。
普通の食品・飲料工場に比べ、酒蔵には歴史という付加価値があり、食事処では酒に合わせた和の高級志向を訴求できるわけで。
たとえば「中村屋 中華まんミュージアム」ではそうはいかないという意味で。


20220919 tamaiya-11


そんな“大人のテーマパーク”、近場でほかにないものか?
当時少し調べてみて、ヒットしたのが「晴雲酒造」だった。
蔵をリノベーションしてつくられた食事処を併設している点がポイント。


20220919 tamaiya-12


ということで、前記事の続きで晴雲酒造直営食事処「玉井屋」へ。


20220919 tamaiya-14


蔵の正面左手が前記事の売店、右手に「玉井屋」入り口がある。


20220919 tamaiya-15


くぐり戸を抜けると前庭アプローチで、右がギャラリー、左が食事処。


20220919 tamaiya-16


店内は、右にテーブル席、左に座敷席。
先客2組ほどとまだすいており、「お好きな席へ」ということで、座敷へ上がらせてもらう。


20220919 tamaiya-17


まさに“百年の歴史を感じるたたずまいの空間”HP


20220919 tamaiya-18


こちらの自慢は、地場野菜と仕込み水。
旬の食材を使った“花・月・雪”3種の御膳が用意されている。

花御膳と月御膳を注文。


20220919 tamaiya-1920220919 tamaiya-20

20220919 tamaiya-2120220919 tamaiya-22


前菜は両御膳共通で、セルフでとってくるシステム。
モロヘイヤとオクラのおかか和え、じゃがいもの煮物、いんげんの天ぷらの3品。
おかわり自由!


20220919 tamaiya-23


御膳には食前酒が付くが、やはりというか当然、頼んだのは1名分のみ。
その場でボトルからついでくれる。

「えーと、食前酒は奥さま…? ですよね」と店員さん。
「はい。悔しいから買って帰ります(笑)」
「ありがとうございます(笑)」


20220919 tamaiya-24


やはり共通の飛竜頭がまず出てくる。
特製の飛竜頭旨出汁がけ。消泡剤不使用の地元産豆腐・大和芋・季節の野菜を合わせました


20220919 tamaiya-26


以上の前菜・飛竜頭に、花御膳はとろろ飯・粕汁・香の物という内容。


20220919 tamaiya-27


月御膳はさらに“本日の主菜”とデザート(酒粕のブランマンジェ)が付くうえ、ご飯もとろろ飯か季節の炊き込みご飯が選択できる。


20220919 tamaiya-28


本日の主菜は3種類で、1.豚ロースの晴雲漬けを、ご飯は炊き込みご飯(栗の炊き込みご飯)を選ぶ。


20220919 tamaiya-29


酒粕の香りに包まれた豚ロースは、こうじの効果でとてもやわらかくうま味も豊か。
粕汁とともに、滋味深き“晴雲”の味わい。


20220919 tamaiya-30-2


今季初の栗ご飯。
この栗も地元のものか、感動的なほど大きく立派。


20220919 tamaiya-31


酒蔵ならではの食事のあとのスイーツは、なおも酒粕の香り豊かなブランマンジェ。
なめらかでちょうどよい甘さに完成度の高さを感じる。


20220919 tamaiya-32


和紙の街としてしか認知していなかった小川町だが、酒造りの街でもあると上書きされた。
ほかの蔵も気になるし、見るべきこと体験すべきことは、もっといろいろありそうだ。


20220919 tamaiya-33
「玉井屋」にはブロック塀のくぐり戸から直接も入ることもできる


[DATA]
自然処 玉井屋
埼玉県比企郡小川町大字大塚178-2
http://www.kumagaya.or.jp/~seiun/tamaiya/TOP.html
https://www.facebook.com/tamaiya2005/





[Today's recommendation]

wachat220919-22-22.jpg




https://youtu.be/221kvXa2_AA


こんな聖地巡礼 【特一番 聖蹟桜ヶ丘店】

2022.01.22

 30数年前、雑誌の仕事で一日中新宿で街頭アンケートをやらされたことがあった。そのとき取材したC大生女子2人組に「よく遊びに行く街」を聞いたところ、「聖蹟桜ヶ丘」との答え。まったく縁のない街だっただけに、強く印象づけられたのである。こういう知的でセンスよさげな美人さんの行く街… と。



創刊時にテレビCMを打った。そんなCM誰も覚えてない… というか見たこともなかったろうな。


不思議と縁のないままに今日に至り、美化されたイメージの変わるところのなかった聖蹟桜ヶ丘であるが、先日、当ブログにある情報が寄せられた。

――数年前まで、立川や府中に『特一番』という北海道ラーメンのお店がありました。今は聖蹟桜ヶ丘にしか残っていないようですが…

こともあろうにラーメン情報。
わが心の聖蹟桜ヶ丘はいずこへ… ; ̄ロ ̄) !!


20220122 tokuichiban-1120220122 tokuichiban-12
関戸橋より聖蹟桜ヶ丘方面を望む


とまあ、感傷的な気分のままに書き出してしまったが、そんな気にさせる街。
ずっと行ってみたいと思いつつ、きっかけがなかった。
ネタ扱いしてしまったが実のところたいへん貴重な情報であり、日が沈む~(略)さん、いつもありがとうございます。


20220122 tokuichiban-13


コメントをいただいたときは気づかなかったが、「特一番」という字ヅラには見覚えがある。府中の駅近くにあった老舗然としたラーメン店で、たしか伊勢丹(フォーリス)にも出店していた。
食べ歩きみたいなことを始めてから、そういえば… と(Googleマップで)散々探したが見つからず。府中駅前の大規模再開発で姿を消したお店の一つである。


20220122 tokuichiban-14


地図を見ると聖蹟桜ヶ丘は新府中街道(鎌倉街道)を真っすぐ下ればよく、距離的にもよく行く西荻窪や石神井公園と同程度と意外に近い。


20220122 tokuichiban-15
“聖地”は山のほうだと思う


駐輪場に自転車を止め、某アニメの聖地でもあり散策も考えたが、どうしても街がいまどきすぎて、普通すぎて…。
とりあえず駅前の様子を観察したあと、PCで見たGoogleマップ(現地でスマホを見ない)の漠然たる記憶で大ざっぱな方角に歩くと、すぐにお店は見つかった。


20220122 tokuichiban-1620220122 tokuichiban-17


イメージしていたのと違ってこざっぱりした外観である。


20220122 tokuichiban-1820220122 tokuichiban-19


ちなみに「特一番」はWikipediaにも項目が立っている重要案件で、北海道ラーメンでもルーツは札幌ではなく旭川。
東京では府中を中心に展開し、聖蹟桜ヶ丘店は1969(昭和44)年創業と。


20220122 tokuichiban-2020220122 tokuichiban-21



注文は、“一番人気”と書いてある味噌バターコーンらーめん。


20220122 tokuichiban-2420220122 tokuichiban-25


普段、バターやコーンを頼むことはないが、旭川ということで思うところあってあえてそうしてみた。


20220122 tokuichiban-26-27


強く縮れた麺が特徴的で、札幌系の某製麺所のものに近い印象。
みそスープはマイルドで優しい印象だが、後味にニンニク臭がかなり残る。


20220122 tokuichiban-28-29


…と、特段に書き記すところのない普通のラーメンだが、それでいいと思う。
創業50年強の味は、ハコが多少こぎれいになったとしても、そう変わるものではないと。


20220122 tokuichiban-30


このお店にも映画のパネルがある。
やはりこの街は山のほうまでちゃんと歩いてみたいと思った。


20220122 tokuichiban-31


[DATA]
特一番 聖蹟桜ヶ丘店
東京都多摩市関戸1-11-5





[Today's recommendation]

wachat20220122.jpg




https://youtu.be/DxpOFCcBkww


https://youtu.be/dbASJ52VaBQ


老舗和菓子店の一番人気は? 【井筒屋】

2021.12.02

 去年のコロナ初期、未知の病原体への恐怖に支配され外食はもとより日々の買い物もままならないなか、食べ物のブログなどやっていることに罪悪感を覚えつつ、感染状況に応じ変化する行動規範を逸脱しない形でブログを維持するべく試行錯誤を繰り返していた。
オムニバス形式の記事もそんな工夫の一つ。


20211202 izutsuya-11


去年5月に「原色あんドーナツ図鑑」というのがある。
7店のあんドーナツをピックアップする形で、いまから思うと、このブログで原則としている1記事1店では密閉・密集・密接な印象を与えかねないことへの配慮から分散化を図っている。


20211202 izutsuya-12


そんなケースはほかにもあって、状況が落ち着いたらちゃんと記事にしてみたいと思っているお店も多数。


20211202 izutsuya-1320211202 izutsuya-14


立川シネマストリートの「井筒屋」。
創業1933(昭和8)年の老舗和菓子店でありながら、一番人気は和洋折衷のあんドーナツ。
あんドーナツでは東京でも屈指の有名店である。


20211202 izutsuya-15


なお、アニメ『聖☆おにいさん』に登場したいわゆる聖地であり、アニメによる地域振興を図る“とある”自治体的には、こちらは重要なコンテンツと思われる。


20211202 izutsuya-1620211202 izutsuya-17
※許可をいただいて撮影


引き戸を開けて入店すると、左手のテーブルセットで高齢のご主人が舟をこいでいらっしゃる。
声をかけるのが忍びないほど気持ちよさげ (^ ^)


20211202 izutsuya-1820211202 izutsuya-1920211202 izutsuya-20
あんどーなつの番重が3つも!


「いやー、寒くなりましたね」
って、風邪ひかないようにしてくださいね (;^_^A


20211202 izutsuya-2120211202 izutsuya-22



あんどーなつ2個だけ買うつもりだったが、ショーケースの見事な品ぞろえにあれもこれもと…。
なんとか追加は酒まん1個にとどめて…。


20211202 izutsuya-23


「あんどーなつ、おいしいよね♪」とご主人。
そのモチベーションで、ずっと続けてこられたのかなと。


20211202 izutsuya-24-2


あんどーなつ、おいしかったです♪


20211202 izutsuya-26


[DATA]
井筒屋
東京都立川市 曙町2-28-11
https://www.annex-tachikawa.com/tach1067/





[Today's recommendation]

wachat211202.jpg




https://youtu.be/3K27AmNo-XI



20211202 izutsuya-27
東村山中央公園


お酒好き要チェックのテーマパーク―2 【食道 いし川】

2021.06.27

 前記事のつづきで――

腹が、減った……


20210627 ishikawa-27


石川酒造の敷地内には、酒と活魚の食事処「食道 いし川」と、日本酒・クラフトビールがそろうイタリアンレストラン「福生のビール小屋」がある。
…と、さも知ったふうな口の利き方だが、下調べをしない流儀なので(笑)、現場では「フンフン?」とか「ヘー!」とかリアクションしてるわけで。
あ、食べるとこあるんだ。せっかくだから食べていこうか… みたいな ( ̄ω ̄;)


20210627 ishikawa-25-220210627 ishikawa-26-2


ただ、この酒蔵をひと通り見て回って受けた印象からすれば、どれもこれも間違いないように思える。
飲食施設はどちらも11:30開店だが、5分前ぐらいにフライング気味に開いていた「いし川」に、流れのままに入店。


20210627 ishikawa-28


こちらは1898年建造の「雑蔵」という建物で、国登録有形文化財。
1階が「食道 いし川」、2階は史料館となっている。


20210627 ishikawa-3120210627 ishikawa-32


注文は、ランチメニューから塩麹で漬けた唐揚げ定食と、本日の限定ランチからばらちらし。


20210627 ishikawa-36


梁が高い土蔵の趣を生かしたつくりで明治時代へのタイムスリップ感が味わえる一方、水槽にお魚を泳がせ活魚居酒屋ノリで日本酒へいざなおうという演出もぬかりない。


20210627 ishikawa-3320210627 ishikawa-34


唐揚げの塩麹は日本酒の蔵人が造った麹をもとにつくられている。こういうすべて自家製、全部本物… というのが、この施設のすごいところだと思った。


20210627 ishikawa-22


うま味豊かながらキレのある味付けといったところ。肉のうまさが引き立ちます。


20210627 ishikawa-39


ばらちらしのネタは、マグロ(赤身・中トロ)、青魚、タイ、キンメダイ、アジ、タコ、エビ、玉子…。


20210627 ishikawa-37


シャリも多いがネタも惜しみなくふんだんで、高級魚キンメダイでも「これでもか」というくらい盛ってある。


20210627 ishikawa-21


思うにこのばらちらし、ランチメニューの極上海鮮丼やら特選刺身定食やら特上握り寿司やらで出た刺し身の端切れなんかが使われているんじゃないだろうか。それで限定2食。
鮮度抜群、ボリューム満点の超お得メニューです。


20210627 ishikawa-38


この感謝Dayの趣旨は地元還元ということだと思うが、サービス精神が地元という枠にとどまっていない。見据える先が違うのだろうと感じた。


20210627 ishikawa-35


[DATA]
食道 いし川
東京都福生市熊川1
https://www.tamajiman.co.jp/
https://www.facebook.com/tamajiman/
https://twitter.com/tamaji_man
https://www.instagram.com/ishikawabrewery/





[Today's recommendation]

wachat210627-22.jpg




https://youtu.be/xCqWH9bKzQE


お酒好き要チェックのテーマパーク―1 【石川酒造直売店 酒世羅】

2021.06.27

 とあるメールマガジンで石川酒造のイベント情報を見つけた。
毎月4週目週末は感謝Dayとのことで直売所などでさまざまなサービスが用意されているが、特にこのタイミングで目を引くのが送料無料キャンペーン。お中元が送料無料になるのはかなりうれしい。酒蔵見学も兼ねるので観光要素のポイントも高い。
27日(日)に出かけることにした。


20210627 sakecellar-21


普通、車で行くような距離感だが、目的地は酒蔵である。車で出かけて後悔するシーンが多々予想されるわけで(試飲とか…)。車でラクするのと試飲とどっちを選ぶかと聞かれれば、迷わず「試飲!」と答えるワタシ。


20210627 sakecellar-24


当日、台風と梅雨前線の影響で予報は雨だが、朝降っていないので酒飲みの本能の赴くままに電車で出かける。乗り換え1回・片道20分強と、実は電車の便も悪くないのだ。


20210627 sakecellar-25


西武拝島線拝島駅から徒歩20分。


20210627 sakecellar-26


福生市熊川の石川酒造は創業150余年。東京に残る数少ない酒蔵の一つである。


20210627 sakecellar-27


銘酒「多満自慢」で知られるが、明治期にはビールづくりにも挑んでおり、1998年に「多摩の恵」の名で111年ぶりにビール醸造を復活させている。


20210627 sakecellar-2820210627 sakecellar-29


敷地内には国指定登録有形文化財の建造物が6棟あり、和の食事処、ビアレストラン、直売所などを併設。
“酒飲みのテーマパーク”をコンセプトに常設の観光施設として開放されている。


20210627 sakecellar-30
長屋門(国登録有形文化財)

20210627 sakecellar-31
雑蔵(右、国登録有形文化財)

20210627 sakecellar-32
「福生のビール小屋」

20210627 sakecellar-45
麦酒釜の館


直売所「酒世羅」へ。
“さけせら”と読み、英語で“Sake Cellar”と表記する。


20210627 sakecellar-33


「多満自慢」の各定番ブランドや季節限定品、クラフトビール「多摩の恵」「TOKYO BLUES」がズラッと並び、壮観。
酒器や小袋、酒粕クッキー・あめ、酒粕石けん・入浴剤… と品ぞろえも豊富で、見ているだけで楽しくなる。


20210627 sakecellar-3920210627 sakecellar-40

20210627 sakecellar-3520210627 sakecellar-36


が、“試飲中止のお知らせ”の掲示。
がーん ( ̄▽ ̄;)!! ガーン


20210627 sakecellar-3720210627 sakecellar-38

20210627 sakecellar-4120210627 sakecellar-42
許可をいただいて撮影


多満自慢の人気銘柄「雄町」純米吟醸生原酒四合瓶とビール4本(「TOKYO BLUES」3種+「多摩の恵 明治復刻地ビール」)を詰め合わせにしてもらって仙台の友人に送る。
家飲み用にも同じ「雄町」とビールを2本購入。


20210627 sakecellar-43

20210627 sakecellar-44


外では感謝Dayの一環として限定ビール&樽酒の量り売りが行われていた。
「多摩の恵」ヴァイツェンを買って敷地内の井戸裏スペースへ。


20210627 sakecellar-46


井戸とは昭和30年代まで使われていた仕込み水の井戸で、樹齢700年超の御神木に守られ、横には明治期に使われていたというビール醸造用の大釜も展示。
その裏が井戸枠や大がめをテーブル代わりに使った休憩所になっている。


20210627 sakecellar-47


苔むした木々に囲まれ堀を流れる清らかな水音を聞きながら飲む蔵出しの一杯。
こたえられません。


20210627 sakecellar-48


時刻は11:20。
ビールが呼び水となリ、一気に空腹感が…

(つづく)


20210627 sakecellar-49


[DATA]
石川酒造 直売店 酒世羅
東京都福生市熊川1
https://www.tamajiman.co.jp/
https://www.facebook.com/tamajiman/
https://twitter.com/tamaji_man
https://www.instagram.com/ishikawabrewery/





[Today's recommendation]

wachat210627-1.jpg




https://youtu.be/cGnZHIY_hoQ


心のよりどころ 【龍巳うどん】

2021.05.13

 いまやっている仕事の一つはかなり厳密に期日が決まっていて、今月は17日月曜日がおしり、仕事用語でいうと校了日だ。現実には今日明日でほぼ終わらせないといけない状況だが、動きが鈍く大丈夫か…? と気をもんでいたら、いきなり動きだした。まだ明日もあるから今日はこれくらいでいいんじゃないの…? と思っても止まらず、今日中にけりをつけようという勢いなのだ。そういう工程上のゆらぎのしわ寄せはすべて僕のところに来る仕組みになっているから非常にストレスフルなのである。


210510 tatsumiudon-22


気晴らしに歩いて昼ごはんを買いに。


210510 tatsumiudon-21
高架化工事の巨大クレーンのあたりに旧店舗があった


「龍巳うどん」はいろいろあっていまの「龍巳うどん」になっているが、そのいろいろの一つが西武鉄道の「新宿線東村山駅付近連続立体交差事業」(高架化工事)。
線路沿いから道の反対側のいまの場所に移転している。


210510 tatsumiudon-25


店名変更後も変わらず繁盛しているようで、けっこうなことだが、混むのが苦手な僕は移転後店内で食べたことがない。すっかり“持ち帰りの店”になっちゃってる。
それもこのあたりのうどん文化の一側面で、このお店は今も昔もテイクアウト用の小窓のあるつくりなのだ。図らずもコロナ禍にマッチしていると。


210510 tatsumiudon-24210510 tatsumiudon-23


注文は3L 天付肉汁。


210510 tatsumiudon-26


毎度のおさらいだが、“L”とは「きくや」系共通のカウント法で、L=3玉を起点に、LL(4玉)、3L(5玉)、4L(6玉)、… と増えていく。3玉がベースということからもわかるように、1玉の量は多くない。


210510 tatsumiudon-30


半年ぶりの来店で、この間大きな変化があって、つゆ用のカップが付いてきた。


210510 tatsumiudon-28


それまではただビニール袋に入っていたんだが、考えてみればそれだと外で食べられない。
車等でカップ麺食べてる人っていますよね。ああいうニーズへの対応?


210510 tatsumiudon-29


久々の地元系うどんだからか、いつにもまして地粉の香りが強く感じられる。
店舗や店名が変わっても、たぶん変わらぬ味わい。
激動の時代、地域の人々の心のよりどころもいえる存在に違いない。


210510 tatsumiudon-27


[DATA]
龍巳うどん
東京都東村山市野口町1-4-66





[Today's recommendation]

wachat210513.jpg




https://youtu.be/Yy2uHAS-el0


荻窪ラーメン源流の味 【中華そば 丸信】

2018.12.24

 『本屋、はじめました』(苦楽堂刊)の題材である、著者・辻山良雄氏が実際に開業した新刊書店「Title」をのぞきに行こうという。
場所は杉並区桃井1丁目の青梅街道沿い。
寒風吹きすさぶなか、西武新宿線・井荻駅から歩いて向かう。が、お店は開いていない。
時刻は11時50分。12時開店のもよう。


181224 marushin-23-2


それじゃ、まず街に出て昼ごはんを食べ、帰りに本屋に寄ろうということになった。
ちなみに「Title」はギャラリー、カフェ併設型であり、機会を見てカフェを利用してみたい。


181224 marushin-22


繁華街となると西荻窪か荻窪だが、もうそこから四面道交差点の案内標識が見えているので、荻窪は意外に近そうだ。
そして、四面道で思い出したお店がある。
かつて東京ラーメンの中心地であった荻窪を代表するラーメン店「丸信」。


181224 marushin-17


荻窪・丸信といえば、東京のラーメンの歴史そのものともいわれる“丸長のれん会”の最古参。創業1950年の老舗である。
以前は荻窪に2店あったが、拡張前の駅前ロータリーの店は1991年に閉店し、いまは四面道近くの店のみとなっている。


181224 marushin-12-2


学生時代の記憶であるが、年末に帰郷するでもなく高校時代の友人で大学も同じになったKE君とこのあたりをぶらついたことがある。当時、彼は中野、僕は吉祥寺に住んでいたので、間をとって荻窪ということだったのかな…?  駅前広場のしょぼい風景に、家族と離れて年末を過ごす不安感を募らせたものだ。そのとき食べたラーメンが駅前の「丸信」だった。
その記憶から、年末の今日、「丸信」に引き寄せられたのかもしれない。


181224 marushin-16181224 marushin-15


席数は4人掛けテーブル3卓とカウンター6席。
キツキツに席を配置することなく遊休地の多いホール図面は西早稲田の「伊勢屋」や淡路町の「近江屋」を思わせ、昭和感漂う。


181224 marushin-14


注文は、味玉ラーメン770円とワンタンメン810円。


181224 marushin-13


「丸信」は作家・椎名誠の好きなラーメンとして知られる。

――中央線・荻窪駅前の「丸信」というちょっと立ち喰いそばふうのラーメン屋が一番うまい! と思っている。(中略)荻窪地区ではこの丸信と同じ一角にある「春木屋」というのが有名で「荻窪地区のうまいラーメンは?」というと、この春木屋が「あっどうも、まいど」というような妙に手慣れた顔つきで登場するのである。これがじつにくやしい。(椎名誠、『気分はだぼだぼソース』(1980)より)


181224 marushin-24
「春木屋」には大行列が


当時はそれに、(青梅街道沿いの)「丸福」を加え駅前三国志状態だったが、その後「丸信」はロータリー拡張に伴い、「丸福」はいろいろあってそれぞれ閉店し、「春木屋」が天下統一を果たすわけである。それもだいぶ古い話だが… σ( ̄、 ̄=) ウーム…


181224 marushin-19


ラーメンは昔ながらのあっさりしょうゆ味。節系の香りの広がるだしに、少し甘味のあるかえし。
中太ゆるウェーブの麺が特徴的で、軟らかいようでいてしっかりコシがあり、例えが適切かどうかわからないが、うどん系の乾麺のような感覚(僕は白石温麺を思い出した)。小麦の風味が強く、かん水臭さを感じないということかと思う。


181224 marushin-20


色の濃いしっかり味付けされたメンマは「丸福」を思い出させる。ワンタンは餡が少なめだが皮がおいしく、ツルッとのど越しがよい。味玉は予想外の半熟。


181224 marushin-21-2


平成最後といわれても何の感慨も湧かないが、昭和最後のころの年の瀬の風景は、ラーメンの味とともに感傷的に思い出されるのである。


181224 marushin-11


[DATA]
中華そば 丸信
東京都杉並区上荻1-24-22





[Today's recommendation]

wachat181224-22.jpgwachat181224-3.jpg
◆ 猫写真はこちら その1 その2




https://www.youtube.com/watch?v=yHTqP5s12eg


昭和の喫茶店の上位互換的な…? 【カフェアンドパスタ ピーペ】

2018.10.08

 西武多摩湖線の一橋学園駅北口を出て踏切の道(学園中央通り)を渡る。
そのまま北に延びている昭和レトロな街並みが、学園一番街~学園坂の商店街。
途中、なだらかな坂の下り始めるあたりを右に入ると、レンガ積みや石貼り壁にアイビーの絡まる趣あるお店。
「Pipe CAFÉ & PASTA」のプレートが下がっている。


181008 pipe-55


学園東町1~2丁目は東西に真っすぐな道が5~6本走っている、極端にいうとただそれだけ区画で、よくいえば閑静な住宅街。
商店街を少しそれただけで商業施設はほとんどなくなる。
ときどき通過する以外に用事はない。


181008 pipe-11


だからというわけでもないが、ひと目見たら忘れられない昭和の喫茶店好きの心くすぐられる外観のこちら「ピーペ」の存在に、つい最近まで気づかなかった。
その隠れ家感も魅力のうちではあるが。


181008 pipe-56181008 pipe-57


日曜定休なのでなかなか訪れる期間がなかった。
春先に一度入ろうとしたが、2時すぎで食事タイムは終わっていると言われ断念。
祝日の本日、近くに用事のついでにあまり期待しないでのぞいてみたら営業していた。


181008 pipe-15


ということで営業時間をまとめると、
・11:30(土・祝12:00)~14:00 ランチタイム
・14:00~15:00 コーヒータイム
(休憩)
・17:00~20:00 ディナータイム
となる。


181008 pipe-28


外観から想像されるとおり、落ち着いて雰囲気のある店内。
暗めの照明、グレージュの壁に渋い天然木の調度。


181008 pipe-58


テーブル席が2人掛け×3、4人掛け×4、カウンター5席。
奥の一段高くなったスペースのテーブル席へ。


181008 pipe-59


男性店主1人で回しているらしく、客が5人とはいえ忙しそうだ。


181008 pipe-60181008 pipe-61


スパゲティランチからツナ・ベーコン・キャベツのスパゲティ(塩味)、パニーニのメニューからトマトとベーコンのパニーニを注文。


181008 pipe-16

181008 pipe-17


まるで昭和の喫茶店にタイムスリップしたような雰囲気だが、違っているのはタバコの煙がないこと。
テーブルには灰皿が備えてあるので禁煙というわけではなく、時代の変化だと思う。あるいは、たまたま。


181008 pipe-65181008 pipe-66


僕らのほかに、若めの女性1人、若くない女性2人組。上品そうな客層も喫煙率に関係しているかも… といったら語弊があるか(笑)。
ちなみに店名Pipeはフランス語で(タバコの)パイプ… というより、ショートパスタPipe Rigateからとってるんだろうな。


181008 pipe-62


細めのパスタはゆで上げアルデンテ。


181008 pipe-68


塩味だがツナのうま味が濃厚で、キャベツとの組み合わせはまさに鉄板。


181008 pipe-63181008 pipe-64


サラダ、コーヒー or 紅茶付き950円。


181008 pipe-67


パニーニは、パリッとしてサクッとして、チーズがとろーり。
さりげなくトマトソースが効いている。


181008 pipe-69


案外ボリュームがあり、これでサラダ付き650円はオトクだ。


181008 pipe-70


昭和の喫茶店とのもう一つの違いは、料理の質かな。
こんなにおいしいスパゲティは昭和時代には存在しなかった、と思う。


181008 pipe-71181008 pipe-72


[DATA]
カフェアンドパスタ ピーペ
東京都小平市学園東町1-8-7-1





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=5GBH3K-ZAU8



wachat181008-1-22.jpg


自宅開放型の創作うどん 【うどん屋 武】

2018.08.12

 スタンプラリーが好き。
食べ物からんでるやつ \( ̄▽ ̄; )

小平市主催の「めぐりん小平」というスタンプラリーが行われているらしいという情報をつかんだ。Webサイトで調べても要領を得ないので、スタンプ台紙配布場所に行ったほうが早いんじゃないの? ということに。
で、いちばん行きやすい「多摩六都科学館」に行ってみたら台紙を切らしている。
科学館自体は夏休みで大盛況ではあるが、スタンプラリーもそんな人気なのか…?
イベントHPを調べ直し、最寄りの施設「平櫛田中彫刻美術館」に移動。


180812 udonyatake-55180812 udonyatake-56
多摩六都科学館(左)、平櫛田中彫刻美術館(右)。スタンプラリー「めぐりん小平」の模様は続報予定


で、そこからさっそく少し巡ってみたわけだが、結果から申し上げれば無人野菜スタンドとかにも台紙はいっぱい置いてある。広範に探し回ったわしらの行動は何だったのか?
そういうところを含めて、役所のやることはやっぱり要領を得ないのである。


180812 udonyatake-58


平櫛田中彫刻美術館からスタートして、とりあえず昼ごはんの時間なので、ラリー参加の飲食店がいくつかある一橋学園駅周辺の商店街に向かった。
が、自転車を走らせてすぐ、“うどん”ののぼり。
よっぽど腹をすかせていたとみえる相方、「ここでいい」と。


180812 udonyatake-57


「うどん屋 武」は、閑静な住宅街にある普通の民家、いわゆる自宅開放型である(スタンプラリーとは関係ないです)
一橋学園駅からのアクセスは、線路と平行する道(市役所通り)を南へ、交番脇の変則T字路を右折、その太い道(一橋通り)を突き当りの大学正門まで進み、右折してすぐ。


180812 udonyatake-59180812 udonyatake-60


自宅カフェはよく見かけるが、この北多摩北部エリアでそれに次いで多いと思われるのが、うどん屋。
武蔵野の地は小麦の栽培が盛んで、農家では盆や正月、冠婚葬祭などに手打ちうどんを振る舞った。自宅で主婦がうどんを打つ習慣の名残として、自宅型のうどん屋が多いというわけである。
ただし、この「うどん屋 武」はご主人が香川県で勉強したとのことで、武蔵野ではなく讃岐系のうどんを出す。


180812 udonyatake-13


普通の民家の普通の玄関でスリッパに履き替え、廊下を奥へ。突き当りの開け放たれたドアの向こうは普通の… まあLDK。カウンターを挟んでキッチンとフローリングのスペース。その20畳ほどのリビングダイニングが食堂となっている。
席数は、テーブル2人掛け×4卓、4人掛け×1卓、および カウンター3席。
スタッフはご夫婦かな? とても感じのよい壮年の男女(Twitterプロフィールには、じじ・ばば×2とある)。


180812 udonyatake-61180812 udonyatake-62


先客はなく、4人掛けテーブルに通され品書きを拝見。
Twitterに「東京都小平市の創作うどん屋さん」とあるように、ユニークなメニューが並ぶ。
たとえば「カルボうどん」は2種類のチーズと細切りベーコン入り。
「香り高いパルミジャーノレッジャーノとトローリとろけるチェダーチーズと卵黄をよくかき混ぜてから食べてください」といった具合。

注文は、ぶっかけ生姜焼きうどん880円と、もう一品はオーソドックスに肉付けうどん700円に。


180812 udonyatake-64180812 udonyatake-63


壁に一橋大学アメフト部のポスターが張ってあるように、普段は学生客が多いもよう。
体育会仕様で、実はガッツリ系だ。うどんは普通盛りで450gとのこと。


180812 udonyatake-65180812 udonyatake-66


ぶっかけ生姜焼きうどんは、冷たいうどんの上に千切りキャベツ、豚しょうが焼き、半熟卵と順にのる。全体にオーロラソースがかかっているが、うどんつゆも別添。「上からぶっかけてお召し上がりください」と。


180812 udonyatake-31


たっぷりのしょうが焼きにもしっかり味が付いているが、キャベツと合わさり油っこさはない。全体にからめてうどんをすすれば、いろんな味が混然一体、幸せな気持ちになる。こういう食べ方でも強烈なコシのうどんは存在感抜群。


180812 udonyatake-67180812 udonyatake-68


肉付けうどんは、冷たいうどんを温かい汁で食べる。汁はかつおだしが効き、味付けは甘めで濃厚。
温かい汁に浸す分、麺の歯応えは緩み、食べやすくうどんそのものを味わえる。


180812 udonyatake-69


どちらもボリューム満点で、コスパでもチェーン系に負けてないんじゃないだろうか。


180812 udonyatake-32
デザートによく冷えたわらび餅が付いた


いろんなアレンジを受け止める強さ、質の高さが感じられるうどん。
Twitterリプライで“今後出してほしいうどんリクエスト”を受け付けており、おもしろい展開が見られそう。
とりあえず、カツカレーうどん希望かなぁ…(笑)。


180812 udonyatake-20


[DATA]
うどん屋 武(たけ)
東京都小平市学園西町1-24-11
https://twitter.com/udonya_take





[Today's recommendation]


https://youtu.be/oUXTkgungEA



chat180812-22.jpg



180812 udonyatake-29
「めぐりん小平」参加施設「小平ふるさと村」


本物に囲まれてお茶する贅沢 【ペルレイ】

2018.03.11

 工芸青花のInstagramに出ていた作品が展示されている喫茶店があるから見に行ってみたい、と相方。『工芸青花』(新潮社刊)は2014年11月創刊の骨董・工芸・建築の“鑑賞のための”雑誌。高額な値段設定や会員制などユニークな差別化戦略で注目されている。


<180311 perlei-21


そのお店「ペルレイ」は、所沢のプロペ通り、ジュエリーツツミとバーガーキングの間を入ったところの建物の2階。
この路地は表通りの喧騒がうそのように静寂感が漂う。
漆喰壁の蔵のような重厚なデザインの階段上り口。
「CAFFÈ PERLEI 1938」の文字。
創業80年?


perlei180311-14.jpg


階段を上ると、全面ガラス張りの入り口正面から店内の様子がうかがえる。
懐かしい純喫茶。それも銀座あたりにあったような。


perlei180311-15.jpg


店内も白壁と木の織り成す重厚なつくり。
左手がカウンター、右手がいくつかのボックス席。右奥の少し段差のあるスペースのテーブル席に案内される。


perlei180311-16.jpg


オーダーは深煎りブレンドとマイルドブレンド。
BGMはJ.S.バッハ『無伴奏チェロ組曲』。


perlei180311-17.jpg


横の棚にブロンズの彫刻作品が飾ってある。
作品名の掲示がないのであくまでも私の主観的印象だが、コロッセオとアルベロベッロとオベリスクのコラージュ的な(ナンノコッチャ)。
個室の間の飾り窓にも同じ作風の彫刻。


perlei180311-22.jpg
※許可をいただいて撮影


コーヒーを運んできた店員さんが、作品に興味ありげな相方に「当店マスターの弟さんの作品なんですよ」と話しかけてきた。
「新潮社のインスタで見て、実物を見たいなと思って来たんです」と相方が返す。
フロア中ほどの書架から作品集を何冊も持ってきてくれた。


perlei180311-21.jpg


1952年、埼玉県生まれの加藤朝美はローマ在住の彫刻家。名古屋芸術大学彫刻科卒業後、イタリアへ留学。イタリアの神殿や教会、城、橋をモチーフに創作を続ける。

どことなくノスタルジックで、やさしさを感じさせるブロンズ作品。無造作に置かれ触ってもいいそうだ。
本物に囲まれて香り高いコーヒーをいただくぜいたくな時間。


180311 perlei-22
絵画も加藤氏の作品とのこと


本を書架に戻してきた相方。
「『ゴルゴ13』もそろってる…。幅広いお客さんに対応してるみたい(笑)」
BGMもバッハのあと、モーツァルト~ショパン~クライスラー~ドヴォルザーク~チャイコフスキー… と、俗っぽい方面へ展開している。
コンセプト性は薄いみたいだ。


perlei180311-12.jpg


それでも揺るぎないハコの魅力は、白壁、木材、ブロンズ… の質感によるところも大きい。
人通りの絶えないプロペ通りをほんの少し入っただけ。
そんな場所で確かな存在感を持ち続けてきた老舗に、所沢という街の深さを感じる。


perlei180311-18.jpg


[DATA]
ペルレイ(PERLEI)
埼玉県所沢市日吉町3-6





[Today's recommendation]


https://youtu.be/KX1YtvFZOj0



chat180311-2-22 (2)


Latest Articles
王道を行く 【武蔵村山大勝軒】 Dec 01, 2022
アケボノとか… 【大金】 Nov 30, 2022
26の寺院が軒を連ねる ――烏山寺町 Nov 29, 2022
滝山の土曜の午后1時 【珍来】 Nov 27, 2022
こんなコミュニティ、いいね! 【喫茶庵 うたたね】 Nov 26, 2022
チャチャッと 【IKEA立川 ビストロ&スウェーデンフードマーケット】 Nov 26, 2022
かつおの追憶 ――発酵で旅する東京の森 Nov 24, 2022
洋食の追憶 【ホテルオークラレストラン ゆりの木】 Nov 23, 2022
150年後というか、50年前との邂逅 【東京国立博物館 表慶館】 Nov 21, 2022
一日楽しめる巨大ミュージアム 【東京国立博物館】 Nov 20, 2022
いざ総本山へ! 【永福町大勝軒】 Nov 19, 2022
物見遊山気分で 【永福寺】 Nov 18, 2022
Ranking
          
          
Category
Category-2