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謎多き地域密着な立ちソバ 【白樺】

2019.10.24

 なんだか食欲が湧かないというか胃もたれがして、おまけに頭がボーッとして全身がだるい。
昨日、食が進まなかったのは、寄る年波のせいではなく、単なる風邪ひきだったんじゃないかという気がしてきた。


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そういうわけで、あまりボリューミーなものは食べられそうもないので、軽く立ち食いそばで済ますことにした。


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武蔵小金井駅北口の「白樺」は、いまや貴重な非チェーン系立ち食いそば店で、いい感じに場末感を漂わせている。


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「ハンバーグレストラン 葦」とともにドンキ裏一帯で独特の存在感を放つグループで(「ごはん処 しなの」は閉店)、大もとは吉祥寺の隠れ家居酒屋「大鵬本店」


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軽く済ませるといっても、かけそばや月見そばではちょっと寂しいし、何か軽めの天ぷらでも付けようかと表の看板の料理写真をチェック。
磯部そばに決めて入店し、券売機と対峙。

イソベ、見つからず… (・・?..) レレ…


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“ちくわ”というのはあるが…?
カウンターの中のおばちゃんに聞いてみた。

「磯部って、ちくわでいいんです?」
「はい、ちくわです」
と、おばちゃんの答えは明快。


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再び券売機に向かう、が…。
た、高くない…!? Σ(・口・) ガチョーン!!

立ち食いでちくわの磯部揚げそば・うどんに480円って、ちょっと…。海老天500円とほとんど違わないじゃない。

でもおばちゃんに聞いちゃってるし…。
もういっかぁ… と、ちくわ480円をポチッとな。ついでに生たまご60円も購入。


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カウンターの棚や調理台の上などには天ぷらやコロッケ、おいなりが所狭しと並んでいる。
これこそが立ち食いそばの魅力で、ついいろいろ追加注文してしまったりする。体調が悪くなければの話。


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あっという間に出てきたそばを見て、「え…??」となった。
それこそ、いろいろ追加注文したようなビジュアル (・・∂) ??


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磯部そば?(ネギ抜き)480円+生たまご60円


天ぷらはちくわのほかにナスとサヤエンドウ。それにワカメとコマツナ、追加の卵ものって…。
ささやかな磯部天そばのつもりが、もはや豪華といっても差し支えない一杯である。


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さらに首をひねることには、ちくわは普通の天ぷら。すなわちプレーンちくわ天で、コロモへの青ノリの混入は認められない。
料理写真の磯部とはほとんど似てないし、どこにも商品説明は見当たらないしで。

思うにこのシステム……
いやいや、推定不能(笑)。


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でもこの内容なら480円でもぜんぜん高くないし、卵と合わせて540円。ワンコイン(+税)圏内だ。
問題は、次に同じ食券を買って同じ商品が出てくるかというと、はなはだ疑わしいというところ。
でもそういうおおらかなのは嫌いじゃないという人は、かなりの数いると思う。

ところでトシナミまたはムカツキの件、かるく完食できたし、なんか気のせいだったみたいで… ヾ(^-^;) ゴメーン


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[DATA]
白樺
東京都小金井市本町5-12-11
http://tai-ho.jp/



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一杯で満足・満腹なみそラーメン 【さんらいず亭】

2019.02.07

 4日ぶりの外食である。っていうか、3日ぶりの外出。
年末から取り組んでいる物理および数学の仕事が佳境に差し掛かっている。作業を終えてファイル転送サービスで納品すると、その受領メールに仕事の続きが添付してある、みたいな。しかも倍返しで。
それでもほかの仕事もあるので“仕事は来た順にやる”ペースをかたくなに守っていたら、先週その物理・数学方面から圧力がかかった。要するに、工程はケツカッチンであると。
「…2月15日となっておりますので今後も引き続き、順次ファイルをお送りさせていただけますと幸いです。ご理解いただけますと幸いです」
慇懃な脅迫状… ヽ(  ̄д ̄;)ノ タジ…


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というわけで3日缶詰め状態で、4日ぶりの外食は、所沢街道秋津町三丁目交差点近くの中華料理店「さんらいず亭」。


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全生園前から先、「くるまやラーメン」「餃子の王将」「ぼん天」「江川亭」と続きラーメン街道の様相を呈するこの通りにあって、有名どころの陰に隠れ影こそ薄いものの、この「さんらいず亭」、知る人ぞ知る実力派。驚くほど混んでいることがある。
この日は先客は1人。と思ったら、隅の席でいつまでたっても食べ終えないその女性はパート店員さんだった。


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メニュー帳の料理写真で目に付くのが、グルグルなると。
ラーメンはともかく、僕の好きな海老ソバなんか、エビよりナルトが目立ってる(笑)。


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そしてもう1品、中華丼もピンクのグルグルが鮮やか。
半中華丼とラーメンのセットを頼みそうになったが、頭のどこかで「警戒警報〜警戒警報〜」


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思い出した。
このお店はこの“ガッツリ系ラーメン街道”においてさえボリューム勝負ではどこにも負けてないかも… という特徴を持つ。覚悟なしにセット物を頼めば痛い目に遭う。
あわてて味噌ラーメンに変更。


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6分後、お店のおばさまが重そうに運んでくる器を見てはっきり思い出した。
はいはい、こんなんでした。
うつわ、でかっ! w( ̄▽ ̄;)w ワォッ!!


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ひと口すするとマイルド系のみそスープ。豚肉、ハクサイ、キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラ、キクラゲと、具だくさんで野菜の量がたっぷりな分、濃いめだが、基本優しい味付け。麺の量は1.5あるいは2玉相当といったところか。


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食べ進むうちにじわじわ辛くなっていく。よく見ると唐辛子片が浮いていたりラー油らしき赤い油膜が張っていたり。意外にショウガがアクセントになっていたり、実はかなーりニンニクが効いていたり…。
一杯の満足度の高い味噌ラーメンなのであった。


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セット物も気になるが、ほかの麺もいろいろ食べてみたくなった。
今後、来店頻度が高まる可能性あり… かも。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8



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下町の実力派洋食店 【キッチン藤】

2019.01.20

 先々月のここの記事にラフマニノフの2番についてちょこっと書いたら、「〇〇先生のオーケストラ、今度の演奏会ラフマニノフの2番だって。聴きに行く?」と相方。
と2カ月近く前に決まっていたことなので、多少忙しくとも決行。


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昨年8月の第45回に続く同オーケストラの定期演奏会で、会場は錦糸町の「すみだトリフォニーホール」。
けっこう遠いので時間に余裕をもって家を出たつもりが、西武新宿線の事故遅延に巻き込まれるというデジャヴな展開に。それでもダイヤの乱れは前回ほどひどくなかったので、現地では余裕で行動できた。


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プログラム(同フィル 第46回定期演奏会):
ラフマニノフ 交響曲第2番ホ短調作品27、リャードフ 8つのロシア民謡作品58、ショスタコーヴィチ 祝典序曲作品96
指揮 新田ユリ/日立フィルハーモニー管弦楽団


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すみだトリフォニーについてひと言。
ここの大ホール、怖すぎ… ヽ(ヽ ̄□ ̄))))) ヒィィ…!
3階席のいちばん前の通路は高さ10mはあろうかという崖っぷちにもかかわらず、柵が腰の高さほどしかない。高所恐怖症の自分には通行不能なレベルである。
入るときは人の流れのままになんとか席にへたり込んだが、帰りにどうやってあの“神々のトラヴァース”を通過したものかと、気になって音楽が上の空だったし…(* v . v)。ハズイ…


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“ラフ2”はさすがに有名。
第3楽章が始まるや、周りはいっせいにパンフレットを開く。


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話は前後するが、お昼ごはん。
錦糸町駅で降りるのは初めてで何一つ予備知識がないので、全面的にネットが頼り。食べログで見つけたのが駅近くの洋食店「キッチン藤」。
前回の池袋のときも老舗洋食店であり、同じ行動をとるのは偶然か心理学的現象か。


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人気店らしく席は埋まっており、少し待って案内されたが相席。昔、相席は絶対ダメだったけど、いまはどうでもよくなってる。ちょっとは成長したかなぁ…。


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事前調査の結果、外せないのが生姜焼き。
となると自然、もう1品は揚げ物という組み立てになり、洋食の華カニクリームコロッケを選ぶ。


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池袋の「キッチンチェック」は3~4人の料理人が分業制で回していたが、こちらはシェフ1人体制だ。歩兵のキッチンタイマー4台を巧みにコントロールしつつ複数の料理を同時並行でこなす。
だから客の回転が驚くほど速い。僕らがいる間にも入れ代わり立ち代わりお客が入ってきて、全18席中最大15席まで埋まっていた。


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生姜焼きの材料構成は豚バラ薄切りのみ。しょうゆベースに酸味が感じられるソースがおいしい。香り付けはショウガ強め、ニンニク控えめ。肉もご飯もすごいボリュームだが、濃いめでシンプルな味付けがツボで、ご飯が進む進む。


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箸で持ち上げるのが難しいほど重量感のあるカニクリームコロッケ。
しかも、×2個。


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じっくりからっと揚げてあり、さっくり衣を割ると芯温までアツアツ。
ぼってりとした濃厚なクリームがたっぷりで、口内のやけどに要注意。


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ぜひリピートしたいと、かなり真剣に考えてしまうお店で、下町の実力を思い知らされる。
ただ、錦糸町に用事があるかどうか…。
唯一機会がありそうな、すみだトリフォニーがあれではなぁ…。


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[DATA]
キッチン藤
東京都墨田区江東橋3-12-8 O・T・Kビル1F



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新そばを求めて 【蕎心庵】

2018.11.30

 ちゃんとした手打ちそばをしばらく食べていない。新そばの時期に一度は食べておきたい。
そばは好きなのに、そば屋に行き渋る。
なぜ渋るかというと、率直に言って量の問題。言い換えれば、ぶっちゃけ、手打ちそばは高い ( ̄-  ̄ ) ンー…

そこに“粋”という概念が絡んできて、大盛りなんてものは“無粋”と切って捨てられるので、量を欲する人間は二の足を踏むことになる。
酒が絡めば、ガラリと事情は変わるのだが。


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ただ新そばとなると、これもちょっと事情が変わる。季節の行事性が高いので、無粋な人間でも参加しておきたい。
なので、そば屋の前を通るときは気にかけて見るようになるが、手打ちそばで行きつけの「ますも庵」や「手繰りや 玄治」に“新そば”の張り紙はない。


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そこで、近いのに普段自分の中で存在を忘れがちなお店に見に行ってみた。
出てました、新そばの張り紙。
ということで、東村山栄町の手打ちそばの店「蕎心庵」へ。


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存在を忘れがちになるのは立地がよくないため。
久米川駅から徒歩3分程度と近いが、歩道のない主要道路に面しているので、自転車でも徒歩でもほとんど通ることはない。


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それともう一点。
「蕎心庵に新そば出てた」と言うと、「蕎心庵って、あの高いとこ?」と返ってくる。
…というそのイメージが、足を遠のかせている。


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で、行ってみると、店先に“お得なメニュー”のボード。
天ぷら、小鉢、ご飯付きのサンプルを見ると、実際オトク感がある。
あれー…? と思いました。


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思い返してみると、以前1回だけ入ったことがあるが、それは休日だったからか、お得メニューはなかった。それでずっと高いイメージを引きずり、足が遠のいていたというわけ。
それ以外にも1000円以内の丼セットや定食がそろっていて、実は使い勝手がよさそうなのだ。


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お得メニューは2種類あって、850円は天ぷら付き、1000円は天ぷら、刺し身ほかいろいろ、どちらもご飯が付く。それを一つずつ注文。そばは、それぞれ温かいのと冷たいの。
ちなみに、それぞれ“お楽しみ膳”“蕎膳”という名前らしいが、どっちがどっちか不明 ( ̄ー ̄?)アレレ…??


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細めの平打ちそばは十割だそうだ。
冷たいそばはコシが強く、細くても存在感があるが、香りはあまり感じられない。のど越しのほのかな香り… とかいう粋を解さない自分のような人間は、香りの立つかけそばのほうがいいかもしれない。


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いろいろそろって1000円と850円は、かなりお得だと思う。ではそれで満足かというと、実はそうでもない。
これは酒がないと成立しないパターンなのだ、個人的には。天ぷらや刺し身でお銚子をちまちまやって、〆にそばを出してもらうと。
要するに、お酒が絡めば、このチマチマ感、嫌いじゃない。

そうじゃなかったら、そばだけガッツリいきたい。(←次々回予告)


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[DATA]
蕎心庵(きょうしんあん)
東京都東村山市栄町2-19-34



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 ラフ2といえば?

ラフマニノフの2番といえばピアノ協奏曲を思い浮かべる人がほとんどだと思う。浅田真央の影響が大きいが、個人的には小学6年のときに音楽の先生に教わったというくらい、昔から日本人の好きな曲である。

もう一つの2番、交響曲第2番は、いまでこそ人気の曲目だが昔はほとんど評価されていなかった。ラフマニノフの交響曲が広く世に知られるようになったのには指揮者アンドレ・プレヴィンの功績が大きく、2番は3回録音している。

この動画は2007年9月にN響に客演したときのもの(コンマス堀正文! ナツカシー…)。その5年後に同じNHKホールにプレヴィンの演奏を聴きに行き(曲目はマーラーの交響曲第9番)、鍵盤のプリンスの老け込みぶりに驚いたものだが、07年当時すでに足は衰えていたようだ。
タクトは雄弁である。


https://www.youtube.com/watch?v=JVcAqmyMyfU


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