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創業66年の関西系老舗ギョーザ 【珉珉 光が丘店】

2019.10.27

 天候不順な印象しか残っていない10月だが、久々にすっきり晴れた最終日曜日、自転車で遠出がしたくなった。
細かいルートは省略するが、気がつけば光が丘。距離にして約22km。


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中心部のショッピングセンターIMAの横でトイレマークを見つけ、ちょうど駐輪機もあることだしお借りしようとSCに踏み込んで、いきなり「珉珉」という中華料理店に遭遇。


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この字ヅラはネットやテレビではよく見るが、実際のお店を発見したのは初めて。
22kmこぎ続け、降りたところでバッタリ出合ったものだから、何かセレンディピティのようなビビッとくるものを感じてしまった。


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僕にとってミンミンとは吉祥寺の「みんみん」であり、ひらがなの人であるところの自分からすれば「珉珉」は畏怖の対象であり、小学1年生が中学生を… いや“珉”は表外だから高校生かもっと上の人を見つめるようなマナザシで眺めていたわけである。

それに加えて、「珉珉」または「みんみん」には有名店が多いらしいということが、しばらく前のつかりこさんの「ゆらゆら草」の記事を読んでインプットされていた。


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入ってみれば典型的なチェーン店のオペレーションである。
そりゃそうだ。ニュータウンのSC内のテナントなんだから。


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あとで調べたところ、HPに「昭和28年に大阪千日前で1号店をオープンして今年で66年目を迎えました」とあるように関西系のお店で、関東エリアには9店舗を展開している。そのほとんどが都心で多摩地区には1店もないので、自分とは縁がなかったわけだ。


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ミンミンといえば西も東も北関東も、餃子なのである。
おすすめミンミンセットから、無難なところで炒飯と焼餃子810円を注文。


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やはりウリの餃子がどうのこうのという話だと思うが、どうだろう。まず薄皮で小ぶりというのは、かなり意外な感じ。


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その独特のコシのある薄皮とか上品な焼き上がりとか、いろいろこだわりは感じるので、そのあたりはHPをご覧いただければと思う。
炒飯は、昔ながらのホッとする味わい。


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光が丘ってすごいな、と来るたびに思う。
そのスケール感もそうだが、昔の団地ってこういう感じだったのかな… というくらい、老若男女、人であふれている。
近隣の空洞化団地あるいは衰退商店街との違いは何だろう…。

で、炒飯&餃子のセット。
きわめてフツウって感じでしょうか。


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[DATA]
珉珉 光が丘店
東京都練馬区光が丘5-1-1 光が丘IMA 2F
https://www.minminhonten.com/



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漆塗りの付け台でいただく1CLにぎり! 【寿司金】

2019.09.29

 すし屋のカウンターテーブルとネタケースの間に一段高くなっている部分がある。これを“付け台”といい、にぎったすしが並べられるところ。
本来、じかにすしを置くのが原則であるが、店によってはハランを敷いたり、そもそも付け台がつくり付けられておらず代わりに下駄を使ったりするところも少なくない。


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…という「寿司屋のマナー集」のような書き出しで、まるで高級すし店にでも食べに行ったかのようなハッタリ含みのニュアンスが感じられなくもないが、ご安心を。

「ありがとうございました。ちょうど1000円になります」と、お勘定で。
たしかに、その値段なら、ランチサービスとしてもだいぶ庶民的な部類である。
ところが、僕らは2人だったんだ…。


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東中野に用事があって、そのあと東中野ギンザ通りという商店街を散策。


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この通りは、洋食屋、喫茶店、街そば、街中華、和菓子屋の喫茶室… と味のあるお店が多い印象だが、なかでも刮目させられたのが、すし屋の達筆の品書き。


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いや、筆致というより、驚くのは書いてある内容。
“寿司・ちらし 500円”
早くも1CL(ワンコインランチ)シリーズ Season 2 始動!?


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東中野ギンザの中ほどにある「寿司金」。
カウンター7~8席、テーブル2卓という店内。


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先客・後客合わせて5組10人。
興味深いことに、カウンターで一杯きこしめしている年配男性を除き、みんな一見さんのもよう。小さい子ども連れが2組も。


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カウンターの右隅に座り、ふと手元を見ると妙に懐かしい構造物が… ということで冒頭につながるわけだが、いま付け台はあったとしても白木がほとんどじゃないだろうか。
ここのは漆塗りで、それがものすごく懐かしかったわけである。誇張なしに半世紀近くさかのぼった記憶。


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優しそうなご高齢の大将が、にぎった分から付け台に並べていく


昔、こういうのあったよね… なんて話しているうちに、大将が付け台を布巾でひと拭き、2人分のガリを置く。
あ、ここに並べるんだっけ…!
とようやく遠い記憶がシャッキリしてきた次第で。

というか、まだその付け台が現役で機能しているとは思っておらず、ランチはすし桶で出てくるという先入観がずっとあったわけで…。


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500円のランチ寿司、ととのいました


ランチの寿司は、にぎり7貫とかっぱ巻き3個。
にぎりのネタは、カニカマという変化球もあるが、決して一般的なランチセットを下回るものではないと思う。
やわらかく煮て甘いツメの塗られたイカゲソは、すごくおいしい。タコや自家製の玉子も同様に、まさに江戸前の仕事を見る思いがする。


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漆塗りの付け台なんて、そんなに残っているものじゃないんじゃないだろうか?
500円で日本文化の真髄に触れる。
このワンコインランチ、おそろしく付加価値が高い。


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[DATA]
寿司金(すしきん)
東京都中野区東中野3-11-7



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こんな一席… 【駒寿し】

2019.09.21

 今回の東北行きにはいくつか目的がある、と松島編の冒頭に書いているが、その主たるものがこの日の夕食。
当日の行程を大ざっぱにまとめると、

06:30自宅発 → 12:00松島(立ち寄り) → 15:00実家着 → 墓参り → 18:00「駒寿し」(予約)

ということで18:00、石巻市清水町のすし店「駒寿し」へ。


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先月、父親が入院した。原因は肺炎で、幸い重いものではなくすぐに退院できたとはいえ、年が年だけにだいぶ弱っているという。
魚好きの父親においしい魚を食べてもらいたい、というのが今回の趣旨。わかりやすくいえば退院祝いの席ということになる。


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実は最近、ちょうどこんな一席をシミュレーションしていた。
「やりたい」というより「やらなければならないのでは…?」という義務感のような…。
でも、「僕にはとてもできない」
それが入院ということになり「やっぱりやらないと…?」と。

仙台在住の友人KE君に「駒寿し」を教えてもらい、姉のLINEグループをあたって見つかった店のお客という人を通じて予約を入れ、父親の体調をうかがいつつ… という、珍しくちゃんとした段取りを踏んでここに至っている。
震災でコミュニティというものが崩壊した土地であるから、容易ではない。


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実家の家長的な甥一家はいろいろ都合がつかず、メンツは父・姉・妹と僕のたまたま血のつながった家族4人と、僕の相方の計5人。
席は1階の小上がりで、5人でゆったり使えるくらいのスペース。2階も座敷席になっているようだが、病み上がりの年寄りに階段はきついだろうから、これも巡り合わせがよかったと思っている。


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注文を決めかねていると、「すごく飲む人だったら、この晩酌セットがおすすめ」とおかみさん。すし+刺し身のセットで3300円。
「それにはお酒は含まれないんですよね?」と、すごく飲む姉。
「そんなことしたら、うちはすぐつぶれちゃいます」と笑うが、実はこのおかみさん、非常に気前のよい人であることがやがて判明することになる。

注文は、晩酌セット×2(姉と僕)、特上にぎり×3。
まずはビールで乾杯のあと、姉は焼酎のソーダ割り、僕は日本酒(妹は車、父は下戸、相方もほぼ飲まないので)


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「お酒はやっぱり日高見になりますか?」
「そうですね。やっぱり町内ですから」
日本酒の人気銘柄「日高見(ひたかみ)」の醸造元・平孝酒造は、「駒寿し」と同じ石巻市清水町に所在する。
おかみさんオススメの「日高見 芳醇辛口純米酒+8」を冷やでもらう。


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おかみさんは陶器のピッチャーにどぶどぶついでくれる。こんな2合あるかーい! というサービスのよさ。小鉢はモズクとクラゲの三杯酢(上右)、イカ・里芋・こんにゃくの煮物、40年ものというイカ塩辛


小鉢が次々と出てくるが、どれもおいしい。
「小鉢は私のサービスだから気にしないでね」という、なんともうれしくなるおかみさんのお言葉。
3品目のイカ塩辛の「40年継ぎ足し」にはびっくり! これが本当においしい塩辛で、塩辛好きの父親のためにと相方が無理を言って分けてもらったほど。


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晩酌セットの刺し身は、バチマグロ中トロ、生ミンククジラ(ニンニクじょうゆ)、カツオ、ブリ、しめサバ、タコ。
このセットのにぎりは6貫で、本マグロ中トロ、アワビ、カニ、ボタンエビ、ウニ、イクラ。


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特上にぎりには上のセットにないシャコ、コハダ、アカガイが付く。

どれもおいしいが、アワビやウニの鮮度のよさは港町ならでは。シャコはこのあたりでは定番ネタで、僕は食べていないが見るからに懐かしい。ミンクもご当地ネタといえる。


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にぎりはネタが大きく食べでがある。父が1人前をほぼ食べたのを見てホッとした。
これがそうといえるなら、生まれて初めての親孝行かも。
こんなことで喜んでもらえるなら毎月やってもいいかな…(←半年で破産するって ( ̄ω ̄;) エート…


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[DATA]
駒寿し
宮城県石巻市清水町2-2-3



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素晴らしく居心地よいリノベカフェ 【アヒルのうたたね】

2018.11.03

 小平の学園坂商店街のいちばん奥、突き当りのT字路右角の物件に動きがある。
春ごろからカフェらしき業態で営業しているようだ。


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通りすがりに視界の隅に入ってくる情報から勝手に想像していたのが、古いコーヒー豆販売店がカフェスペースをつくったという展開。よくおじいさんが座っているので、そちらがオーナーで… というイメージ。


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相方が最近、うちのバースデーケーキを作ってくれた「猫のあんこ焼き菓子店」のインスタからそのカフェらしきお店を知り、行ってみたいという。たしかに、あんこさんのお店のすぐ近くである。
そっちのイメージは、完全リノベ型の若い女性が始めたお店。


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混乱のないようにあらかじめ断っておくが、くだんのカフェ「アヒルのうたたね」店主はおじいさんでも若い女性でもありません (_ _ ; ペコペコ…


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昨今のコーヒーブームに刺激されてか、おいしいコーヒーが気になる。
ちょうど1年前に飲んだ「一福」の一杯でさらに興味が深まった。

ちょっと話がややこしくなるが、11月3日は商店街のハロウィンイベントで、学園坂の坂の上にある子育て中の女性のためのコワーキングスペース「すだち」に東久留米の「珈琲屋 にじ」が出店するという情報を、「アヒルのうたたね」さんがリツイートしていた。
せっかくだからコーヒーの飲み比べなんかいいかも。

まず「にじ」で1杯入れていただき(後述)、それを飲みながら坂を下る。


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「アヒルのうたたね」に入って驚いたのは、開店から日が浅いにもかかわらず小さなスペースが独自の世界観に仕立て上げられていること。


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学校机やいすなどレトロというコンセプトだが、飾りすぎないのもいいが、それでいて芯が通っている感じ。
やっている本人がよほど好きでないと、こうはいかないと思う。もちろん、優れた美的センスも。
スタッフは、若い男性1人かな…。


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先客は、年配女性2人組とおじいさん1人。
おじいさんがコーヒーを飲んでる姿がすごくいい。妙に空間のデザインコンセプトに溶け込んでいる(笑)。


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本日のコーヒー・コスタリカ300円とうたたねブレンド300円をオーダー。


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写真を撮り忘れたが、コーヒーの種類はエチオピア モカ400円、うたたねブレンド300円、夜更かしブレンド300円、季節のブレンド300円インドネシア マンデリン400円、マンデリン特深400円(価格はホット)など、驚きの価格設定。


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小さいロースター(500gまで)を使っているので作業スペースでは常に焙煎が行われており、店内はよい香りに満たされている。
BGMはジャズ女性ヴォーカル。

コーヒーをひと口飲むと、あぁ… とため息が出るようなおいしさ。
口の中から鼻に抜ける幸福感。まろやかで優しい味わいは官能的でもあるな。


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どら焼きを1個(200円)、追加注文。
「これは誰が作るの?」と相方が聞くと、「あ、僕です」と男性スタッフ。

そこでようやくわれわれは、この素晴らしく居心地のよい空間でインテンダントとして采配を振るのが、この青年であることを理解したのであった (_ _ ; ペコペコ…


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餡も生地も手作りだそうだ。
「市販のは甘すぎますから」と。
どら焼きは2つに切って出してくれた。生地がフワフワかつ弾力があり、餡は小豆をつぶさず豆の香りを生かす仕上がりで、キビ砂糖を使った優しい甘さ。これが意外なほどコーヒーに合う。

土産に持って帰りたかったけれど、残り1個は次のお客さまに残したい、そう思えるお店だった。


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この1~2年の変貌が著しく、北多摩でいまいちばんおもしろいかもしれない、学園坂商店街の象徴的な存在といえる。


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[DATA]
アヒルのうたたね
東京都小平市学園東町1-16-2
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 エチオピアの森のコーヒー

2018.10.14 珈琲屋 にじ https://www.facebook.com/coffeeya.niji/" target="_blank" title=" https://www.facebook.com/coffeeya.niji/"> https://www.facebook.com/coffeeya.niji/

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普段は毎水曜日、東久留米南沢で営業しているとのこと。
エチオピアの森で育った野生の珈琲。
果物を思わせる甘い香りがいい。


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