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こんな活力のもと 【そばうどん 松本】

2022.09.15

 1週間前に続き朝4時から仕事をしてしまった (o ̄∇ ̄)o!!

もともと朝型ではあるが、たしかに起きてすぐのほうが気力が充実しているというのもあるが、なにより終業時間が遅くなるのがイヤ。
仕事は毎日午前中には終わらせるつもりでスタートする(そのとおりにいくことはほぼない)が、明らかにそうはならないだろうと事前に予想されるので立ち上がりを早めてみたと。

要するに、重荷はとっとと片付けたい。
小学校のとき夏休みの宿題を夏休みの始まる前に全部終わらせたことがあるワタシです ( ̄ω ̄;) ムム…

10時42分、作業結果をアップロード。
これで今月の仕事、すべて終了。
終わったー!! ヾ(*>∀<)ノ ヒャッホー!!


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終わった解放感でとりあえず都心方面に向かってみた。
慣れない4時起きで平衡感覚やら何やら、いろんな感覚がおかしい。


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大泉学園駅前を通過するとき、何ともいえないいい匂いが。
こ、これはたまらん… と、近くの駐輪場に自転車を止める。


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若いころ、立ち食いそばを食べる場面の一つに“早朝”というのがあった。
仕事で徹夜したときとか、飲んで終電を過ごしてしまったときとか。
いまのこのクラクラ感、そういう感覚に近い。


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大泉学園駅南口の「そばうどん 松本」は、いまや貴重な独立系立ち食いそば店である。
券売機でなく口頭注文・前払いというのも、珍しいというか懐かしいというか。


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「そばで、えー、春菊と…」
「あ、春菊、いまないんですよ」
えー!? 春菊天のない立ち食いそばなんて…。

ということで、いか天と玉子。


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いか玉そば(ネギ抜き)

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汁は昔風に濃いしょうゆ味。
徹夜明け、もとい、4時起きのクラクラ頭に染み渡る。


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うまいとかまずいとかを超えて、昔の活力が思い出されるのである。


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[DATA]
そばうどん 松本
東京都練馬区東大泉5-41-16





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/UbxUSsFXYo4


https://youtu.be/0GCX5wRhdFQ



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石神井公園


ホヤをめぐる冒険 【角上魚類 小平店】

2022.07.07

 梅雨が明けてカーッと暑くなるこの時期に食べたくなるもの――ナス漬け、ところてん、ホヤ…。

ほや【海鞘】 尾索綱ホヤ目の原索動物の総称。海産で汽水にも生息し、単体、または群体をつくる。単体のものは球形ないし卵形で、岩や海草に固着。(デジタル大辞泉)


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…という書き出しは3年前の記事のセルフコピペだが、日付としては今回のほうが3週間ほど早い。
梅雨明けが平年より3週間ほど早かったわけだから、本能の赴きは正常といえよう。


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ホヤが食べたくなって夕方に「角上魚類 小平店」へ。


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ときどき書いているが、僕は三陸の漁村の生まれで、子どものころ祖父が道楽でやっていた沿岸漁業を手伝わされたりしていた。海産物には漁協が出漁の可否を決めるものがあって、夏季に解禁されるのがアワビ、ウニ、ホヤ。アワビ・ウニと違ってたいして金にならないホヤは“口開け”(解禁)もルーズで、ひと夏開きっ放しでいつでも漁ができる状態で、街の会社に単身赴任していて週末に帰ってくる父親が気晴らしみたいにホヤ捕りをしていた。それに連れていってもらっていたのが、ホヤをめぐる記憶の大きな部分を占める。


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夕方、品薄状態でも撮らせていただき、ありがとうございます


そのへんの海産物にお金を払うことにいまだに抵抗があるんだが、思えば親元からアワビやウニが送られてこなくなって久しい。


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ホヤ1個180円。
安いものだ。

このくらいは自分でもさばける。
ホヤといえば、キュウリと酢の物。


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しみじみ、うまいじゃないか。


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[DATA]
角上魚類 小平店
東京都東久留米市柳窪2-8-16
https://www.kakujoe.co.jp/shop/kodaira.php





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/mV9rANDqkK8





大衆中華のカオスな味わい 【大連 本店】

2017.06.14

 最近いろいろなタイプのチャーハンを食べている。「珍来」の玉子炒飯のようにチャーシューの塊がゴロゴロ入っているもの、「みんみん」のあさりチャーハンのように具材が個性的なもの、「笑顔」のあんかけ炒飯のように上に何かをかけてあるもの。

そんな中で、まだ食べたことはないが気にかかるというのは、写真を見れば一目瞭然、名前もそのものずばりという、上に何かがのっている、かかっているというやつだ。


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「大連」の角煮チャーハンはまさにそのタイプ。
チャーハンの上に豚の角煮がドーンとのったビジュアルが魅力的だ。


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壁にびっしり張られたメニュー短冊には、まぐろぶつ、あじなめろう、冷やしトマト、枝豆といった飲み屋メニューが入り混じっている。
だからここは僕の中では中華屋というより飲み屋、それも朝飲み・昼飲み当たり前の店という位置づけ。


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それだけに今日のように飲んでいる人が1人もいないと逆に驚いてしまう。タバコで煙ってもいない。
まあ、このところそういう店にばかり出入りしているから、こっちがマヒしてきてるんだろうな。
初めてこの店に入ったときは、そのグダグダ感に衝撃を受けたものだが…。


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角煮チャーハン930円を注文。
日が浅いのか不慣れそうなパートのおねえさんが普通のチャーハン皿を用意すると、店主が「角煮チャーハンはこれじゃないの」と指摘する。そして指し示したのが棚のいちばん上。でかく深い皿。
「やっちまったかも…」と思いました。


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そりゃあ、チャーハンに角煮がのってるんだから、ボリュームに対してそれなりの覚悟はしてくるわけだけど、それもチャーハン普通盛りの場合で“それなり”なのであって、その前提が崩れたらただでは済まないことになる。
この段階ですっかりビビらされてる。


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で、実際に出てきたものはそれほど量が多いわけではなかったので、一安心。
写真ではそれほど多くないどころか半チャーハンぐらいに少なく見えてしまうかもしれないが、それは目の錯覚。皿が異常にでかいのである。
直径30cmはある。そして深い。なので、こう見えてもチャーハンの量は平均より多い。


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上にのった豚角煮も相当ボリュームがある。トロトロとまではいかないが、かなり軟らかめ。そして、あんをまとっているわけだが、このあんが甘い。
チャーハン自体はしょっぱめのオーソドックスタイプで、卵たっぷりでおいしい。その炒り卵に甘辛のあんが絡み、天津飯のニュアンスとなる。甘すぎるとも思うけど、口の中で混然一体となり、ジャンクで癖になる大衆中華ど真ん中の味わいだ。


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ちなみにスープがかなり油っこい。この店の麺類はとりそばしか食べたことがないが、普通のラーメンにこのスープを使うとしたらギトギトになるんじゃないだろうか。僕はチャーハンスープ→ラーメンというステップを踏むことが多いのだが、ここもそのパターンとなりそうだ。


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[DATA]
大連 本店
東京都東久留米市前沢3-10-19





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/m1PzsQgLt0c


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