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小京都のオープンテラスで 【フクロウの森】

2021.04.10

 仕事が一段落して久々の土曜晴れ。貴重な機会なので車で出かけたい。長瀞か嵐山がいいという。じゃ嵐山にしようか… と、わりとすんなり決まる。長瀞では人が多そうだし。

嵐山(らんざん)とは武蔵嵐山渓谷を指しており、京都の嵐山によく似ていることから命名された埼玉県を代表する景勝地。
「『嵐山渓谷』の魅力は、秋が真骨頂です」と嵐山町観光協会公式HPにあるように紅葉の名所で、いま時分は穴場的にすいているんじゃないかという読みがある。


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数年前(の秋)に一度訪れており、そのときと同じ嵐山渓谷バーベキュー場の駐車場を利用する。
着いたのが12時で、まずは昼ごはん。前のことはほとんど覚えていないが、売店で焼きそばを買って背後に広がる槻川 河原で食べたような記憶がかすかにある。


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ところが売店に置いてあるのは包丁や抗菌まな板だけで、観光施設の売店でなんでそんなもん売ってるねーん! ヾ(・ω・o) と激しくツッコミそうになったが、あ、バーベキュー用品か… とナットク。

そして少しずつ思い出していったんだが、前回は駐車場に食べ物の屋台がたくさん出ていた。食べたのは“嵐山辛モツ焼そば”というご当地B級グルメだった。
このご時世で、屋台などは出ているはずもない。これは困った。

案内係のおじさんに近くに食べるところがあるか聞いても、「『すき家』しかないよ。歩ける距離かって? うーん、どうだろ」とアテにならなそうな反応。
駐車料金500円払っちゃってるし、うーん困った。。。


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ググってみる。
わりと近くに「フクロウの森」というお店? がある。バーベキュー場と出ているが、投稿写真でハンバーガーやランチメニューの看板などが上がっている。
不安なものはあるが、位置的に嵐山渓谷に向かうコースの途中で、どうせ渓谷まで歩くつもりだったし、ほかに選択肢はないしで、一か八か行ってみることにした。そこで食べられなかったらメシ抜き必至であるが。


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歩くこと15分。
道端に「フクロウの森」の看板。


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“バーベキュー カフェ ドッグラン”
“営業中”

た、助かった…!


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「フクロウの森」は完全予約制のBBQ場らしいが、カフェは予約なしで入れる。


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主にログハウス3棟と屋根付きオープンテラス2カ所という構成で、カフェ利用はキッチン棟で注文し呼び出しベルを持たされるフードコート方式。


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ハンバーグランチと焼きチーズカレーを注文。


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ちょっと風が冷たいが、2段になっているテラスの上のほうに席をとって待つ。
思いのほか待ち時間が長い。13時を回り空腹のピークで、ほかの席からBBQの匂いが漂ってきてつらい。


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ハンバーグランチはライス、サラダ、スープ付き。
サラダにはフレンチドレッシング。野菜がフレッシュでシャキシャキ。


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熱々フライパンにのったハンバーグにはデミグラスソースがたっぷり。
肉々してどっしりしたハンバーグで、濃厚なソースがご飯によく合う。


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焼きチーズカレーにはナチュラルチーズがふんだんに。
じっくり煮込まれたカレーと香ばしく焼かれたチーズは相性抜群。


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水と空気がきれいな場所で食べるから、よりいっそうおいしく感じられる。
ビールが飲めないのがいかにも残念だ。


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食事のあとは嵐山渓谷へ。
読みどおり人出はまばら。


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進むにつれ一歩一歩という感じで記憶がよみがえっていく。数年前に訪れたときとほとんど同じコースを歩いているようで、不思議なデジャヴ体験を味わったのだ。


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左上から、ジュウニヒトエ、ツボスミレ、ヤブレガサ、マムシグサ、チゴユリ、フデリンドウ


紅葉もいいが新緑も素晴らしい、東京から1時間ちょっとの“武蔵の小京都”。


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[DATA]
フクロウの森
埼玉県比企郡嵐山町鎌形2687-2
http://fukurou-no-mori.com/
https://www.instagram.com/hukurou_no_mori/





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ハイレベルな麺、兄弟対決 【むぎきり】

2018.04.15

 1653年に築かれた玉川上水のうち、特に中流部(小平監視所より下流の開渠区間)は、古い樹木が残り、豊かな木立に覆われている箇所が多い。
その林下には貴重な植物が生育する。

このあたりではめったに見られないフデリンドウの自生地があり、もしかしたら… と行ってみたらちょうど見ごろだった。
希少植物には盗掘問題が付きまとうが、フデリンドウは2年草で花をつけた株は残らないので、掘り上げても意味がない。


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フデリンドウ(左) キンラン(右)


これまで知らなかったが、そのあたりはキンランが多かった。ほかにホウチャクソウやニリンソウなども見られる。ニリンソウは早春、キンランは連休明けのイメージなので、同時に咲いているのは変な感じ。今年のキンランは異常に早いのだ。
たいへん見栄えのする花ではあるが、キンランはラン菌と呼ばれる共生菌への依存度が高く、鉢上げはもちろん地植えでも栽培は不可能なので、掘り上げても意味がない。

基本的に植物の盗掘はよくないことだが、このように科学的根拠に基づいて意味のないことは、本当に意味がないので、やめましょう。


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お昼ごはんは一橋学園駅近くの人気うどん店「むぎきり」へ。


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翡翠麺で有名な「なにや」のお隣で、両店の店主がご兄弟というのは有名な話。
志垣太郎とご兄弟のスリーショット写真が張ってある。四半世紀の彼方の案件。


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客層は幅広く、右隣に3世代の家族連れ。僕らのすぐあとに入ったその人たちは、「なにや」が休みでスライドしてきたのだ。
注文を聞きに来たホール係のおばちゃん、「今日はイベントやってるからカレーはないの」と。隣が休みなのもそのイベントと関係あるのかな?


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ほかには、ウォーキングもしくは自転車と食べ歩きを絡めた感じの“通っぽい”中高年おやじ、など。武蔵野うどん人気店でよくあるパターンだ。


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麺ゆでは若き2代目。
ホールのおばちゃんはけっこう年季が入っていて、厨房にも同年代のおばちゃんの姿が認められる。
しかしこの空間に君臨しているのはどちらのおばちゃんでもなく、若いおねえさん。厨房もホールもコントロール下に置いて、おばちゃんの細かい動きまで取り仕切り、自らも適宜効果的に給仕に加わる。


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注文は、手打うどんの大もり730円と野菜天900円。「温かいのもできますが」と聞かれ、相方の野菜天を“かけ”に。
このあたりのうどん屋は、大盛りといったら本気で多いことがあるので迷ったが、たまたまお帰りの先客のお勘定がそのように聞こえてきたのでつられた。


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左隣の若い男性のもとにサービスセットなるものが来て、のぞくと田楽が付いている。
「なにや」同様、こちらも物販コーナーがあって、ちょうど田楽みそがおいしそうと話していたところだった。
そのセットは気づかなかったな… とモヤモヤする。


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出てきた大もりうどん、やっぱり量がすごかった。


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捏ね鉢を小さくしたような器にこんもりと。
食べ終わるあたりで気づいたが、底にすのこもなく、見たまんま、ごまかしなしにすべてうどんだった…。


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野菜天は、れんこん、いんげん、アスパラ、にんじん、かぼちゃ、しいたけ。


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ほかのお客さんのオーダー状況を見ると、エビ天を含む盛り合わせがよく出ている。エビ天が大きくおいしそうだ。
だけど、武蔵野系のうどんには、根菜を主体にした天ぷらがいちばんだと思う。
水できっぱり締めてある強烈なコシの“もり”もいいが、“かけ”にすることで温まったうどんは香りがよく立つ。


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お店を出ると、なぜか支度中の札になっている。
よく見ると、「麺売り切れのため終了いたしました」と。
時刻は12時46分。
まさに人気店の実力を見た


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[DATA]
むぎきり
東京都小平市学園西町1-26-26





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“新生”大勝軒への期待感 【 一ツ橋 大勝軒】

2017.05.14

 自分の中で「大勝軒」といえば中野と一橋学園。それ以外はほとんど縁がない。
最近、店の前を通り過ぎぎわに何げなく中をのぞくと店員らしき人が見えた。けっこう若かった。お弟子さんだろうか、と思ってネットで調べてみると、やはりお弟子さんで、しかもすでに代替わりしているという。

寂しいような好ましいような複雑な気持ちだが、やっぱりよかったんだろう。
何しろ先代はずいぶん前に一度引退宣言をしているのだから。


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あれはいつごろのことだったろう、とちょっと調べたらちゃんと情報が見つかるからいまの時代はすごい。

ついこの間のことのような気がしていたが、もう8年も前の話だ。この記事に出てくる“終業”告知のボードを、自分も見ている。春先に見つけたその内容が半年も先の予告だったから、なんか未練ありそう… と思っていたんだが、実際刻限を過ぎても終業の気配はなく営業を続けていた。
記憶があいまいだが、お客さんに説得されて翻意したという話を聞いたような気がする。


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その後、僕はたぶん1回しか行っていない。
一度引退宣言をしていながら、しかも理由が体力問題であったにもかかわらず、仕切り直してからずいぶん長く頑張っているなと思って見てはいたが。

ということで、代替わりを知ったのはつい最近のことだが、もう3年ほどたつらしい。
それを知ってからずっと気になっていて、久しぶりに行ってみることにした。


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ご夫婦だろうか、壮年の男女で切り盛りしている。
以前は感じなかったが店内は清潔感が漂う。強烈だった臭気もそれほど感じない。やはり若い女性目線は大事ということか。
2時近いのにけっこう客が入っていて、自分の前に4人、後ろに3人で、一時はほぼ席が埋まった。


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ラーメン800円は、四角いステンレスのトレーにでっかいどんぶりという、以前と同じスタイルでの提供。
ひと口スープをすすって、懐かしい、というか、一ツ橋というより同じ永福町系でも「保谷大勝軒」を思い出した。
以前のこの店の感想を率直に記すと、やわい(麺)、多い(麺)、少ない(具)、乾物くさい(スープ)だったが、そのどの要素も少しずつ振れ幅が小さくなっているように感じる。

麺量に関しては間が空いたから確かなことはいえないが、ゆで加減はやわめではあるが許容範囲内。
具はでかく厚いチャーシューにたっぷりメンマと、むしろ潤沢。スープは保谷を彷彿させる洗練度。


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先代のころの唯一無二の個性は失われたようにも思われるが、むしろ多くの人に受け入れられる味に変化しているんじゃないだろうか。やみつきになるからときどき引き寄せられるもいざ入るとなるといろいろ覚悟を要したかつての大勝軒と違って、これならいつでもフラッと利用できそうだ。
何よりもお二人の接客がとても丁寧で気持ちいい。店内の清潔感とも相まって好感度は高い。つくづく後継者に恵まれたと思う。

その先代は後進に道を譲ると同時に新店を立ち上げたというから、引退騒ぎを知る者としては驚きだ(現在は閉店しているようです)


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[DATA]
一ツ橋 大勝軒
東京都小平市学園西町1-20₋2





[Today's recommendation]


https://youtu.be/YZ1ZeZx2yaI



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コバノタツナミ、フデリンドウ(玉川上水)


モヤシに軽くこだわってみる 【村山ホープ軒 東大和店】

2017.04.29

 娘に言わせると、男子という生き物はラーメン屋でモヤシを食べただけでちゃんと野菜をとった気になって安心してる… のだそうだ。
そのとおりです(笑)。


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わしはいい年したおっさんだが、若かったころの意識が抜けきれず、いまだにラーメンのモヤシは頼もしく感じている。
まあ男子にしろ若者にしろおっさんにしろ、男というものはあまり野菜を食べたがらない。なんかめんどくさい。
そんなものぐさな男でもわりと邪魔くさがらずに食べられるのがラーメンのモヤシであり、それは栄養価うんぬん以前に根本的野菜不足生活の免罪符なのである。どうせならおいしくいただきたいところ。


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この店で僕は「モヤシ!」とモヤシ増しを頼むことが多い。
はじめ免罪符的な意味合いがなくもなかったが、そのうちここのモヤシはおいしいことに気づいた。たぶん緑豆を使うことで差別化が図られているんだと思うが、実際、いいモヤシが入らなかったら「売り切れ」の札を張ってモヤシ増しは提供しないというくらいこだわりがあるようだ。そしてゆで加減がバッチリ。


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あまりラーメンに対して細かいことは考えないほうだが、モヤシと海苔はけっこう気になる。
この店ではおいしい海苔を使っているし、とんこつラーメンと海苔の相性のよさはたとえば家系で広く認識されるに至っているので、ここを押さえるのはけっこう重要なポイント。
一方モヤシはというと、たとえばマシマシ方面の流れではボリュームについてのみ取りざたされる。もっと質とかタイプについてこだわったらどうか。
この店でモヤシ増しにするのは、いまでは免罪符ではなくおいしいから。

本日はラーメン700円+もやし130円。途中で唐辛子を入れて味の変化を楽しむ。


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[DATA]
村山ホープ軒 東大和店
東京都東大和市南街4-13-12






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ハルリンドウ(薬用植物園)


 2017.04.28 (名前のない)餃子の店/東京都東大和市南街1-3-2
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餃子300円/パック、春巻き(ミニ)50円/個


 2017.04.28 肉の富士屋/東京都東大和市南街2-34-1
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キャベツメンチカツ90円/個、骨なしからあげ150円/100g




https://youtu.be/Qr1jPuf1ebk



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