お花見弁当にいかが? 【リヤカー屋台 秋津ナンバーワン】

2019.03.23

 清瀬市の中里緑地保全地域(中里2丁目の空堀川左岸~清瀬第四小学校向かいの斜面、清瀬せせらぎ公園下流域)は、希少植物カタクリ(東京都北多摩:絶滅危惧Ⅱ類)の自生地として保護活動が行われている。


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カタクリは早春に地上部を展開し、薄紫から桃色の花を咲かせ、わずか4~5週間で枯れ長い休眠期に入る。そのため、アマナやニリンソウなど同様のライフサイクルの植物とともにSpring ephemeral(春のはかないもの、短命なもの)と呼ばれ愛されている。


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ニリンソウ(左) ヒロハノアマナ(右)

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左から、カンアオイ、クサボケ、カンスゲ類

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カタクリ


昨年、一昨年と見に行くのが遅れ花期が過ぎていたので、早めに行ってみたら早すぎた(笑)。
カタクリやニリンソウは咲き始めが数輪、ジロボウエンゴサクは芽出し、柳瀬川通り南のB地区のヒロハノアマナのみ見ごろだった。


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帰りに秋津の街で昼ごはんのおにぎりを購入。
順番が逆だった気もするが… ( ̄- ̄;) ンー…


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「リヤカー屋台 秋津ナンバーワン」(twitterでは「鶏からあげ専門屋台 唐揚げナンバーワン!」となっている)はユニークなお店で、twitterプロフィールによれば、

①唐揚げナンバーワン(毎週火曜水曜の2日間15時~肉なくなり次第閉店)
②木曜日限定化け物餃子
③焼鳥、屋台ラーメン(金曜18時~スープ次第閉店)
④焼鳥(土曜日)

の4つの顔を持つ。


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写真いいですか? と尋ねると、「もう終わりだから品物も少なくなってますけど…」とスタッフさん。
まだ12時半すぎなので、ずいぶん早い店じまいだ。何時からやっているのか聞いてみた。
「5時からやってます」
「5時い~!?」
秋津でNo.1の働き者かもしれないな…。


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塩さば・辛子高菜・鮭、以上1個60円、ナンバーワンたぬき100円×2を購入。
晩ごはん用にミックス唐揚げパック500円も買う。ミックスとはいろんな部位とのこと。


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おにぎりは一見小ぶりだが厚みが4~5cmあるので食べでがある。
とにかくお米がおいしく、具材の素性の正しさが伝わってくるような心に響くおにぎり。


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3月30日~4月7日、第20回きよせカタクリまつりが行われる。
カタクリもちょうど見ごろのはず。
おにぎりや唐揚げを買って出かけてみては?

〈第20日きよせ カタクリまつり〉
・日時:3月30日(土)~ 4月7日(日)午前10時~午後4時(雨天中止)
・場所:清瀬中里緑地保全地域
・アクセス:西武池袋線秋津駅 徒歩20分、JR武蔵野線新秋津駅 徒歩25分
・内容:自然観察会、スタンプラリー、販売コーナー



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一輪だけきれいに咲いていた


[DATA]
リヤカー屋台 秋津ナンバーワン
東京都東村山市秋津町5-13-66
https://twitter.com/karaagenanbarr1



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https://youtu.be/vzerbXFwGCE


いまに残る貴重な自然と風景と、ラーメンと 【一元】

2018.04.05

 早春、他に先んじて花を咲かせる草本のうちには、活動期自体が短く、5月ごろには地上部が枯れて長い休眠期に入るものがある。これらは「スプリング・エフェメラル」(Spring Ephemeral;直訳すれば「春のはかないもの」)と総称される。「春の妖精」とも。
多摩地域で見られるものとしては、キンポウゲ科のアズマイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウ、ケシ科のジロボウエンゴサク、ユリ科のカタクリ、アマナ、ヒロハノアマナなどがある。
特に、可憐な紅紫色の6弁花をいっせいに咲かせるカタクリは人気が高く、武蔵村山の野山北公園や清瀬の中里緑地の群生地には毎年多くの人が訪れる。

夏日が2~3回と異常な高温が続いて、今年カタクリを見に行っていないことに気づいて焦った。
去年の自分の記録を見てみると、4月13日の中里緑地で「見ごろをちょっと過ぎていた」とある。清瀬市のHPには「きよせカタクリまつり 3月31日~4月8日」のお知らせが載っている。
まだ大丈夫かな…?


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わずかに残っていたA地区のカタクリ


空堀川沿いのA地区。ジロボウエンゴサクやクサボケが花をつけ、ヤマユリ、ウバユリ、ギボウシ類の芽出し。斜面に紅紫色は認められない。カタクリの花はほとんどしぼんでしまっている。
すれ違った女性が「終わっちゃってますねー」と。
清瀬四小向かいのB地区、せせらぎ公園下流のC地区も状況は同じ。このところの高温が響いて、去年よりさらに2週間ほど花期が早まったようだ。


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ジロボウエンゴサク、クサボケ、イカリソウ


帰り、知らない道を走っていると雑木林の入り口に“ラン観察会場 清瀬市”の立て看板を発見。場所は… 上組稲荷神社の西の雑木林としかいいようがないか。
こちらはシュンランが見ごろで、小路の真ん中に大株が残っていたりする。
ほかにキンランとギンランが芽を出していた。


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シュンラン


清瀬市の西武池袋線の北側には、このように貴重な自然がところどころに残っている。
中里1丁目あたりの畑地からは武蔵野の雑木林と里山環境がしのばれる。

そして… ラーメン屋も、昭和である。


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志木街道沿いの「一元」は、数少ない昔ながらのラーメン屋さん。
中華屋はぽつりぽつりと残っているが、ラーメン専門店、それも鶏ガラの中華そば系となるとほとんど見なくなった。


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こちらには20年前ぐらいに一度入ったことがある。かなりのご高齢のおじいさんがやられていたと記憶している。
今回、久しぶりに入ってみると、かなりのご高齢のおじいさんがやられている。
うーむ…。


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こういうことはときどきあって、年齢の絶対値としてではなく相手との距離感で印象づけられる。たとえばこちらの店主と自分の年齢差が30年として、30歳年上は昔も今も“かなりのご高齢”には違いないということなんだと思う。
僕の“印象”、かなりいいかげん。


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注文はワンタンメン560円。
店内は、鋭角に曲がったカウンター10席ほど。
カウンターの天板や、麺ゆで大釜の立派な木のふたなど、ところどころ新しそうなので、最近改装したのかもしれない。


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お客さんは、僕の前に3人。
途中、小学校低学年くらいの男子が勝手口から入ってきて、もじもじしながらお店のお母さんに何か手渡している。
「…ばあばが持っていけって」
トトロのカンちゃんみたいだ。
すぐにおじいさんも入店。2人で僕の横に座って「ワンタンメン2つ、うち1つ大盛り」と注文。


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BGMは後ろのCDラジカセの歌謡曲。
『浪曲子守唄』『昔の名前で出ています』『北へ』『兄弟船』…と、自主編集の統一感のなさ。
〽こ~おべじゃー なぎさとぉー…
と、隣のおじいさん、気持ちよさそう。


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続いて、小学生の姉弟を連れたおばあさんが来店。注文は「ワンタンメン3つ」。
僕の分から6杯連続でワンタンメンだ。

こういうお店に春休みのお孫さんを連れてくるおじいさん・おばあさんって、なんかいい。
孫や社会に媚びていない。


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ワンタンメンは、何も特別なところがない普通のラーメン。
やはり貴重な昔ながらのラーメン屋である東久留米「大吉」の店主が「こんなの、ただのラーメンだよ」と言っていたのを思い出した。

すっきりと心に沁みる、ただのラーメンである。


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[DATA]
一元
東京都清瀬市元町2-4-12



[Today's recommendation]

Akira Kobayashi
Akira Kobayashi
『Zenkyoku Shu』

https://www.youtube.com/watch?v=rhCubEfRcuw



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研究所でタヌキ研究… じゃなくて 【ファンフル】

2018.04.01

 国分寺駅より徒歩10分、JR中央線のすぐ北側にある日立製作所中央研究所。
1942年創設。約20万平方メートルの敷地内には、多摩川の支流である野川の源流の湧水や、創設時から自生する樹木が維持・管理されている。
約120種・合計27000本の樹木には、メジロやシジュウカラ、コゲラなど40種類以上の野鳥が飛来する。

研究所内の緑地は春秋の年2回、地域コミュニケーションの場として市民に公開されている。
今年の春の庭園公開は4月1日。


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この日、矢川~谷保の散策のあと閉園時間15時の1時間ちょっと前に研究所に入ることができた。

ちなみに“自転車ご遠慮ください”だったみたいだが、われわれを含め多くのチャリ族を親切に仮駐輪場所に案内してくれている。
ほかにも“お願い”がいろいろあるので、橋を渡ったところで配られている案内の紙にはちゃんと目を通そう。

正門を入ってすぐに橋で、この谷が深い! 高所恐怖症の自分は足がすくむレベルで、なんでこんな駅チカがこんなことになってるのか!? と、びくびくするやらわくわくするやら。


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まもなく芝生の広場。
ぐるっと屋台が囲む。地元の人気カフェから、なぜかバッタ屋的なものまでと幅広い。
といっても、一民間企業におじゃましているわけだから当然といえば当然だが、全面アルコール禁止。
ほぼ10km歩いて、喉カラカラ。谷保の「増本」では、先があるのでグッとこらえていたが、ここでもビールはおあずけ。


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それにしても、特におもしろみのない普通の芝生の庭園。
期待外れだったかな、と。

芝生の外れに下り道。
こっちも行けるのかな…? と下ってみると、その先がこの庭園の核心部なのであった。


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56年前の記述を見つけた。研究所開設20周年の論文集に、当時の研究所長が寄せたレビューの前書き部分である。

――中央線国分寺駅北側、恋ヶ窪の一角に、武蔵野のなごりをとどめている幽すいな森がある。これが日立中央研究所の所在地で、敷地約20万平方メートル、構内の谷合からは今なお泉がわき出ていて、これを集めて広大な池を作り、池には白鳥が静かに浮いている。先年皇居のお堀から一つがいの寄贈を受けたものであるが、つい先ごろふ化したばかりのひなの姿も見られる。武蔵国、国分寺の跡もほど近いところにあって、構内の森から、谷からなにか神秘的な昔のいぶきさえ感じられる。(星合正治、日立製作所中央研究所の歴史と概要、日立評論、1962年別冊論文集号 日立製作所中央研究所創立二十周年記念論文集、1-7、1962より)


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過半世紀を経て受ける印象は、この情景描写と変わらない。
小径には、案外最近見ないヤマブキやヤマツツジ、ウグイスカグラが咲き、大きな池にはハクチョウが浮かぶ。いろいろな種類のサクラはもう花吹雪だ。
高度経済成長を支えた企業研究者が目を休めたであろう、あたかも時が止まったかのような光景。


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池の周囲を時計回りに歩いて、振り返ると、森の向こうに高いビルが見える。
高さ135メートルの超高層ツインタワー「ココブンジウエスト・イースト」。
ちょうど今日、一部開業を迎えた。
これだけは、まさに今日そのものの風景なのであった。


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国分寺に寄ったのにはもう一つ理由があって、それはたぬきケーキが買える店があるから。


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先日の「サン・ローザ」閉店のショックを埋めるためにどうしても来たかった「ファンフル洋菓子店」。


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お店は昔の洋菓子店そのもの。


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たぬきは小ぶりで上品な感じ。
中のスポンジはココア味。ほかのケーキもそうだが、味と作り、価格までも昭和の名残を感じさせる。


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店主のご婦人の笑顔に、少し立ち直れた気がする。


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[DATA]
ファンフル
東京都国分寺市本多2-1-1


[Today's recommendation]

Carnaval Animaux
Camille Saint-Saëns
『La Carnaval des Animaux』
Argerich, Freire, Kremer, Maisky ,…

https://www.youtube.com/watch?v=UjaIx5xFjVI



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4月1日、日立製作所中央研究所



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オランジュケーキ255円、モンブラン265円、たぬき240円

たぬきにあらず! な絶品たぬきうどん 【ますも庵】

2017.12.24

 秋に庭が大変なことになって、復旧させる気力も出ないので放置してあったが、さすがにそのまま年を越すのは気持ちが悪い。午前中いっぱいかけて徹底的に庭掃除をした。表向き、だいぶきれいになった。
年末モード突入、といった感じ。

久しぶりに体を使ったので、喉は渇くし腹は減るし。
「お昼、何食べる?」と聞くと、
「ますも庵のたぬきうどん」と即答するツレ。
「うどんかぁ。うどん屋とすると…」


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「ただのうどんじゃなくて、ますも庵のたぬきうどん食べたいの」と、一歩も引かない構え。「だいたいさぁ、私、ますも庵にずいぶん行ってないんだよね!」
しまいには怒りだした。


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そうなのだ。
おもしろそうなとこ見つけた、とか、あそこ1人で入るの怖いから、とかいって、ツレが休みの週末は新規開拓に使うことが多い。そのあおりで昔なじみのお店でご無沙汰しちゃってるところがずいぶん出てきてしまってる。

「申し訳ありませんでした…!」
とツレとますも庵に平身低頭わびを入れつつお店に向かう。
でもあとで調べたら僕個人としてはますも庵は今年4回目。店にわびることもなかったな。


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東村山駅前の「ますも庵」は、店頭に立つのぼりが物語るように、十割そばと地粉うどんの両方が売り。
そばの名店にして、うどんのレベルも聖地・東村山トップクラス。
そういえば、ツレは昔、よくここのたぬきうどんを食べていた。

それにはちゃんと理由がある。


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注文は、たぬきうどん780円と、午前中の奉仕のご褒美で僕が鉄鍋うどん1150円。


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ご存じのとおり、“たぬき”は“種抜き”の転訛とされる。
天ぷらのタネ抜きであるところの天かす(揚げ玉)を入れるうどん・そば料理である。


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だとすると、ますも庵のたぬきは、たぬきとはいえない。


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タネ入りなのである。ネギがたっぷり。
ネギ天そば・うどんといってもおかしくないくらい、ネギたっぷりである。

味の方向性としてはかき揚げそば・うどんとほぼ同じ。それがたぬき価格で食べられるお得メニューということ。


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熱々の“たぬき”が油膜を張って、最後までアツアツ。
地粉の香る武蔵野うどんとかき揚げは相性バツグンなので、このたぬきうどんがおいしくないわけがないのだ


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鉄鍋うどんの具は、海老天、かまぼこ、卵、干し椎茸の甘辛煮、ブナシメジ、ネギ、ニンジン、カイワレ、そして揚げ餅。
鉄鍋で煮込んであるのに、うどんはしっかりした歯応えを残す。いろんな具に負けず麺そのものの存在感がきっぱりしていて、普通の鍋焼きうどんとはレベルが違う感じだ。
プリプリ海老を堪能しつつも、うどんをモソモソすすっている瞬間がいちばんシアワセ。


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ちなみにほかのお客さんは、昼飲み率80%(4人/5人)。
こっちも年末モード突入か?


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[DATA]
ますも庵
東京都東村山市本町2-16-30



[Today's recommendation]

THE BEATLES HELP!
The Beatles
『Help!』(Original Motion Picture Soundtrack)




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◆ 猫写真はこちら



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霜にマンリョウ



                                         

赤ずきん/東京都東村山市栄町1-10-24

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フランボワーズ330円、クレーム・オ・マロン330円、チェリータルト310円


学生街の洋食屋さん 【ジュノン】

2017.03.30

 鷹の台は津田塾、白梅、ムサビなどを擁する学生街で、昭和の洋食屋や喫茶店がポツリポツリと残っている。
駅前商店街にある「ジュノン」。女子大と美大に囲まれていてさぞオシャレかというと、そうでもない。“そうでもない”とはずいぶんぼかした言い回しなのだが、とにかくこの店はいわく言い難いオーラを放っている。まあ、言い難いもなにも“雑”のひと言なんだが(笑)。
何でもかんでもガムテープで済ませる。店先のメニュー掲示も、建て付けの調整も、丸いすの合皮の補修も、全部ガムテープ。したがって店内の美観ゼロ(笑)。
まあ、料理で勝負ということなのだが。


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ちょうど1年前に妻と食べに来ており、そのときと同じチキンカツカレー690円をオーダー。僕は1人のときは同じものを頼むことが多い。内容を知っているという安心感からだ。
ところが出てきた料理は記憶とだいぶ様子が違う。
まず、こんなに量多かったか? それから楕円と記憶していた皿が丸皿である。さらに、ほぼ具なしカレーだったはずが、今回は具だくさん。単なる記憶違いか、それとも前回はサンデースペシャル(100円引き)だったから別物ということなのか。

ともかく、この量は覚悟してかからないとけっこうやばいかも。
写真ではチキンカツが小ぶりに見えるが、それは目の錯覚。縮尺があべこべなのであって、カツが普通サイズで皿がデカい。

量もさることながら、僕をもっと苦しめたのは味付けなのだった。まずいと言っているのではない。濃いのだ。ひと口目で脳天にガツンときた。これはおじさん向けの味付けではなく、ガテン系、体育会系の食べ物だ。


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そこであらためて店内を眺めてみるのだが、女子大生風2人組と妙齢のおばさま、あとから入ってきた学生カップルの男のほうも細っちい。多め、濃いめ、硬め? な人物は一人も見当たらない。これはどういうことか?
答えは、たまたまです(笑)。前回は近くのグラウンドで午前練習を終えたらしい大学野球部の半貸し切り状態だった。

その独特のゆるさ、雑な感じが多様な人々を引き付けるのだと思う。手作り感満載の料理の数々と、何だかんだいってなごんでしまう店内の雰囲気。量を求める人も、味を求める人も、それ以外の人も、ちゃんと楽しめるようになっている。
長く続けてこられたのには理由があるのだ。


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[DATA]
ジュノン
東京都小平市たかの台38-3



                                        

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玉川上水の土手に咲く早春の花々。シュンラン、アマナ、ウグイスカグラ、クサボケ


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