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ガッツリ丼の誘惑 【淡淡】

2017.04.20

 店名の由来は淡路島という情報を国分寺のオフィシャルっぽい媒体で見たことを思い出し、探してみたら国分寺市商工会のウェブサイトだった。
「店名の『淡淡』は(店主の)出身の淡路島からつけたもの」
15年前(2002年10月)の記事だ。当時創業20年とあるから今年35周年に当たる。
このサイトにはほかにも、いまや名店・行列店、惜しくもその後たたんだ店など、貴重なラーメン情報が載っている。


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この店は早稲田実業に近いことから、有名野球選手が通った(ている?)ことで知られる。高校野球部行きつけということからもわかるように盛りのよさがウリだが、それ以前に料理の名前からしてガッツリ感が漂う。肉あんかけチャーハン、豚キムチ丼、焼肉丼…。
トッピングメニューのトップにマヨネーズって(笑)。
人気No.1の焼肉丼エッグ650円に。


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以前入ったとき、初老の店主のほかに若い見習い風がいて、きちんと世代交代ができているようで好ましく感じたのだが、今回、たぶん同じ若者だと思うが「今日、4限ありますんで」と店主に断っていた。アルバイトの大学生だったか…。
4限に出る前にまかないを作ってもらうことになってチャーハン大盛りをオーダー。「作るところを見せてもらっていいですか?」という熱心さこそ、後継者の資質だと思うのだが。


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焼肉丼エッグはその名のとおり焼肉丼の上に目玉焼きがのったもの。
写真では2玉のエッグに表面が覆い尽されているが、この下に豚肉の焼肉がたっぷり敷かれている。

豚肉はショウガとニンニクを効かせた甘辛のたれに漬け込んである。ほかに具はなく、たまに香りづけのネギがへばりついてるくらいでほぼ肉のみ。スタ丼のネギなしという感じだ。シンプルなのはいいが、若干単調なので何か箸休めがほしいところではある。


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それに卵2個だから、カロリーとかコレステロールとか、おっさん的にはいろいろ問題はありそうである。
しかしこういうB級っぽい食べ物にいちばん弱いのが、とりもなおさずわれわれ世代のおっさんである。見た目からしてその誘惑に誰もあらがえない。あまつさえ、特盛とか口走る輩さえ出てきかねない。
おっさんはどう立ち向かったらいいのか。


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まあ、おいしそうに見えるなら食べればいいだけなんだが。
ただ、まかないのすさまじさを目の当たりにしただけに、さすがに特盛の人は考え直したほうがいいとは思うが。


tantan22.jpg


[DATA]
淡淡
東京都国分寺市本町2-4-5







https://youtu.be/DidjETOM-M0


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