fc2ブログ

自家栽培粉を、地元の技で 【初後亭】

2021.10.24

 前記事のつづきで、武蔵五日市駅から横沢小机林道で山を越えて横沢入へ下り、秋川・JR五日市線沿いに武蔵五日市駅に戻る途中で昼ごはん。


20211024 shogotei-55-120211024 shogotei-55-2
© OpenStreetMap contributors


以前歩いたことのあるルートだが記憶がまだらなので、歩き直してよい思い出として上書きしようという趣旨である。
昼ごはんも同じお店に。


20211024 shogotei-27


武蔵五日市駅近く、三内川の谷の際にあるうどん・そば店「初後亭」。


20211024 shogotei-2820211024 shogotei-29


ロケーションが特徴的なので、その点だけかすかに記憶にあったが、外の看板の“あきる野の伝統を継ぐ”“自家栽培粉100%”などの文言に、先ほど横沢入里山保全地域で見た“はざかけ”のイメージも手伝って、いろいろ思い出されてきた。

――あきる野の自家農場で自家栽培した小麦と蕎麦を受け継がれた地元の技で提供する東京都で唯一の店HPより)

そんなスペシャルなお店だった。


20211024 shogotei-3020211024 shogotei-31


創業1986年。
うどん小屋といった風情のこじんまりした外観。
玄関で靴を脱いで上がるスタイルで、10畳かそこらの座敷の間に2人または4人用の座卓が5卓備えてある。奥にも部屋があるもよう。


20211024 shogotei-3220211024 shogotei-33


“名物”と書いてある“引きずり出しうどん”は外せない。温野菜のせを注文。
もう1品は肉汁もりうどんに。


20211024 shogotei-35


HPで“平日は土日、祝祭日と違い初後亭本来の落ち着きがあります”と平日の来店を推奨しているように、日曜日の本日は少々バタついている。
僕らのあとの2人客とそのあとの4人予約でうどんが売り切れとなって、その次の人は断られていた。自分たちも実は危なかったという。


20211024 shogotei-3620211024 shogotei-37


引きずり出し温野菜のせは、釜揚げうどん風。
北多摩で“糧(かて)”と呼ぶ温野菜などのトッピングを、こちらでは“まし”というらしい。
釜揚げに温野菜は、吉田のうどんを彷彿させるものもある。
キャベツと小松菜、大根、にんじんがたっぷり。


20211024 shogotei-34


食べ方が品書きに書いてあるが、削り節がたっぷりで、上からかけたり、いろいろ楽しめる。
ゆで汁の塩気もあるので、しょうゆは調整といった感じ。


20211024 shogotei-4120211024 shogotei-42


肉汁うどんのバラ肉は武蔵野うどん一般より厚みがあって、かみしめると肉のうま味が広がる。
引きずり出しもそうだが、自家製ゆず胡椒がよく合う。


20211024 shogotei-3820211024 shogotei-39


こっちのうどんは締めてあるのでもちろんコシが強いが、小麦の香りは温かいほうが立つかも。
どっちがいいとはいえない。どっちもおいしい (≧ω≦)b OK!!


20211024 shogotei-40


「お店の味じゃないんです」とご主人。「このあたりの家庭で食べられてきたうどんなんです」


20211024 shogotei-4320211024 shogotei-44


HPにあるように、受け継がれた地元の技で正直に。
そんな誠実そのもののうどんが味わえるかけがえのない存在である。


20211024 shogotei-45


[DATA]
初後亭(しょうごてい)
東京都あきる野市三内字初後
http://www.gws.ne.jp/home/shogotei/
https://www.facebook.com/%E5%88%9D%E5%BE%8C%E4%BA%AD-428422690596225/









インスタやってます (。-_-)ノ ヨロシク♪



[Today's recommendation]

wachat211024-22.jpg




https://youtu.be/bx6PWnpSyOk



20211024 shogotei-47
アザミ類 / 横沢入


Over the Hills and …

2021.10.24

 御岳山、飯能周辺、川越と、新規感染者数のグラフと反比例するように近場観光の記事が増えている。この流れで外せない定番スポットに高尾山というのがあるが、前にも書いているように、(高尾山クラスでも)山登りに不安がある。
そこで、ウォーミングアップとして、子ノ権現旧表参道に続いて軽めの山歩き第2弾。


20211024 shogotei-11


JR五日市線武蔵五日市駅からひと山越えて隣の沢に下るというルート。


20211024 shogotei-12


このルートは以前歩いたことがあるが、5年前くらいからさかのぼること約10年分の記憶が失われているミッシングリンクのできごとで、ここのことを最近まで忘れていた。
実はこのブログにときどきひそかに登場する“失われた時を求めて”シリーズでもある。


20211024 shogotei-13


武蔵五日市駅前の駐車場に車を止めて歩き始める。
地図と照らし合わせ、以前おそらくこう歩いたであろう、秋川街道から横沢小机林道へ。


20211024 shogotei-1420211024 shogotei-15
ツリフネソウとサラシナショウマ


何ひとつ思い出せないまま峠まで上ったが、そこでもう一つの可能性の天竺山山頂経由のルートが合流していて、そんな悪路を歩いたとは思えないので、過去ルートはやっぱり林道だったんだろうなぁ… と。


20211024 shogotei-16

20211024 shogotei-17


下りは木漏れ日の気持ちよい杉林。


20211024 shogotei-19


下り始めから意外に早く麓の谷地が開けた。
横沢入里山保全地域である。


20211024 shogotei-2020211024 shogotei-21


――JR五日市線武蔵増戸駅から徒歩15分、7つの谷戸から構成される里山です。一時は田んぼや畑が放棄され、自然が荒れていきましたが、都の保全事業により田んぼが復元され、地域の方々の力で里山の風景をとり戻しつつあります。森林・緑地保全活動情報センターHP


20211024 shogotei-22


以前訪れたのは“里山”という用語が注目され始めたころだったように思う。
だからこの谷地の光景はイメージとして残っていた。


20211024 shogotei-23


道端に落ちている栗を拾ったことを思い出した。お寺には萩が咲いていた。
やはりいまごろの季節に来ていたわけだ。


20211024 shogotei-24


旧五日市街道を武蔵五日市駅方面に戻る。
途中、岩走神社にお参り。


20211024 shogotei-25


さて、昼ごはん。

(つづく)


20211024 shogotei-26


[DATA]
横沢入里山保全地域
東京都あきる野市151横沢
https://www.tokyo-satoyama.metro.tokyo.lg.jp/map/detail?cId=185









インスタやってます (。-_-)ノ ヨロシク♪



[Today's recommendation]

wachat211024-1.jpg




https://youtu.be/6VFqoKHjpps



20211024 shogotei-47
次号予告


川越といえば、やっぱり 【喜多院 境内みやげ品店】

2021.10.21

 「まことや」「いせや」に続く川越観光その3。

ここまで2回の記事を見る限り、回ったのはお寺さん1カ所とレトロな通り1本、立ち寄ったお店は焼きそばの屋台と街の普通の和菓子屋さん。
観光観光しつこく書いているわりに観光要素が希薄… とお感じのアナタ。そのとおりです (〃 ̄ω ̄〃ゞ

川越観光というからには、寺社めぐりをしたうえで、うなぎの有名店くらいは入っておきたい。
それはわかるんだが、定石どおりに事を進めるというのが、どうも…。無目的に刹那刹那を楽しむ系というか。

まあ今回は12時すぎのスタートという事情もある。
川越の街は広い。1回で回りきれるとは端から思っていない。


20211021 kitain-1120211021 kitain-12


せめてもう一寺くらいはお参りしておきたいということで、川越といえばやっぱり。
「いせや」のある大正浪漫夢通りから東へ700m、「川越大師 喜多院」へ。


20211021 kitain-25


喜多院は平安初期の830(天長7)年に創建された川越を代表する古刹。
前々記事にも書いているが、今年1月にも訪れ、境内のだんご屋さんに立ち寄っている。


20211021 kitain-1320211021 kitain-14


そのときも人出は少なかったが、今回はもっとすいている。
本堂 慈恵堂を正面から撮影して、ほぼ人が写らないというのは、なかなかのシャッターチャンスだと思った。


20211021 kitain-15


お参りしたあと「境内みやげ品店」へ。
こちらも“門前の茶屋”好きとしては気になっていた物件である。


20211021 kitain-1620211021 kitain-17


――喜多院の境内みやげ品店は、昭和47年(1972)川越市内で初の観光のお客様を対象としたみやげ品の店として開店しましたHPより)


20211021 kitain-2320211021 kitain-24


みやげ物や飲食品販売のほか、人気スポット「五百羅漢」の入場券売り場も兼ねる。


20211021 kitain-1920211021 kitain-20


飲料の自販機と、窓口ではおでんとあま酒を売っている。
ホームページを見るとこれは冬バージョンで、夏季はそばそうめん、ところてん、くずきり。
そばそうめんって、なに…!?
また一つ、課題が。


20211021 kitain-21
あま酒300円


境内の案内板に日枝神社とあるので、最後に立ち寄ってみる。
赤坂の山王さんにはご縁があって、ひとかたならぬお世話になっている。


20211021 kitain-26


神社横の看板に「東京都千代田区赤坂にある日枝神社の本社です」と。
川越の底力を見る思いがした。


20211021 kitain-27


[DATA]
喜多院 境内みやげ品店
埼玉県川越市小仙波町1-20-1
https://www.kawagoe.com/kitain/information/souvenir/









インスタやってます (。-_-)ノ ヨロシク♪



[Today's recommendation]

wachat211021-33.jpg




https://youtu.be/yhT6afzke-c



20211021 kitain-28
川越城本丸御殿


大正浪漫な芋ようかん 【味の店いせや】

2021.10.21

 前記事タイトル「門前〇〇そば」の〇〇はもちろん“焼き”だが、過去に同じタイトルを使ったことがあって、そのときの〇〇は“中華”だった。

そのタイトルについて、ヤバいことに前記事では“シリーズ”としているが、シリーズ化するほど門前〇〇そばがあるだろうかと。中華そばや焼きそばはほかにあってもおかしくないが、2回目に同じタイトルは使いづらいし、違うジャンルの〇〇そばであってほしいが、そんなものが存在するのかと。そもそも中華そばと焼きそばのほかに非蕎麦で“○○そば”という呼び名がどれほどあるだろうか…。沖縄そば? あとは、えーと…。

と、一人モヤモヤしてたんだが、大事なのは“○○そば”ではなく“門前”のほうだった (;^_^A


20211021 iseya-22


門前の茶屋というものに強くひかれ、それこそシリーズといっていいほど記事を上げてきた。前記事「まことや」もその一環である。
その「まことや」の写真にちょっと写っているように、蓮馨寺境内には焼きそば屋さんのほかにだんご屋さんもある。まさに門前の茶屋風。

せっかくだからハシゴしてだんごでも食べようかと思ったが、しょうゆの焼きだんごより、流れ的には甘いものかなぁ…。

ということで「名代焼だんご松山」は次の機会にということにして蓮馨寺をあとに。
蓮馨寺参道の立門前商栄会を「まことや本店」を過ぎて左折、レトロな雰囲気漂う通りで甘い物屋さんはすぐに見つかった。


20211021 iseya-1920211021 iseya-20


ここは大正浪漫夢通り。

――当商店街は、県内でも有数の歴史のある商店街です。中には、川越で江戸時代より連綿と続く店舗や、3代を越える店舗が数多く存在します。大正浪漫夢通りHPより)


20211021 iseya-1120211021 iseya-12


通りの中ほど、ひときわ目を引く洋風看板建築の「味の店いせや」。
創業1935(昭和10)年という老舗和菓子店である。


20211021 iseya-14


和菓子のほかに、いなり・のり巻き・茶めしなどが売られている。


20211021 iseya-17


酒まん、むしきんは決まり。
あとは川越だけに芋ようかんは外せないだろう。


20211021 iseya-1520211021 iseya-16


芋ようかんは2種類ある。聞いてみると少し違っていて、個包装のものは日持ちがするように作られているそうだ。
和菓子は生もの感覚でいただきたいので、パッケージされていないものを購入。


20211021 iseya-21


あずきのおいしさがよくわかる蒸しきんつばに、あっさりした甘みでなめらかな芋ようかん。
一つといわずもっと買えばよかったと後悔する。


20211021 iseya-18


ふっくら軽い仕上がりの酒まんじゅうはサイズ感もちょうどよく食べ歩きもおすすめ。
どれも破格のプライスで川越の懐の深さを感じた。

(つづく)


20211021 iseya-13


[DATA]
味の店いせや
埼玉県川越市連雀町13-6









インスタやってます (。-_-)ノ ヨロシク♪



[Today's recommendation]

wachat211021-2.jpg




https://youtu.be/ABm7nMVyNh4



20211021 iseya-23
「名代焼だんご松山」


門前〇〇そばシリーズ 【まことや 蓮馨寺】

2021.10.21

 2回目のワクチン接種から2カ月以上経過したこともあって、相方は実家に顔出しに行っている。車で迎えに行きがてら加須のうどんなど県北グルメを楽しむのを恒例としているが、今回は趣向を変えてみることに。
行き帰りには川越の街なかを通る。早めの時間に迎えに行って、帰りに川越観光をしようと。

朝7時に家を出て実家に10時、そそくさとお暇して、川越に12時すぎに到着。


20211021 makotoya-11


農産物直売所「あぐれっしゅ川越」横に無料の市内観光用駐車場(あぐれっしゅと共用)があることを事前に調べてあった。


20211021 makotoya-12


観光の中心「小江戸川越一番街商店街 蔵造りの町並み」まで直線距離で1kmあるが、途中川越城址の「本丸御殿」や「中ノ門堀跡」といった観光スポットもあるし、まったく問題ない距離感である。


20211021 makotoya-13


まず昼ごはん。
朝ごはんが早かったのと長時間運転しているのとで、おなかがペコペコだ。


20211021 makotoya-14


川越にはぜひとも食べてみたいものがある。
1月のこと、喜多院境内の「厄除けだんご ふかの」を記事にした際、Instagramにコメントをいただいた。

――川越はお寺にあるお店の焼きそばも有名なのでぜひ!

これは気になるだろう w( ̄o ̄)w オオッ!


20211021 makotoya-1520211021 makotoya-16


“川越_寺_焼きそば”で簡単にヒットする。
そのお寺は蓮馨寺。焼きそばは「まことや」という、テレビ番組にもよく取り上げられる有名店らしい。


20211021 makotoya-17
正面が呑龍堂


蓮馨寺は本川越駅と「時の鐘」の中間あたりに位置する。
1549(天文18)年、川越城主の母・蓮馨によって創建された浄土宗の寺院。触ると病気が治るとされる“おびんずる様”や小江戸川越七福神“福祿寿”が祀られている人気スポット。


20211021 makotoya-18
右を向くと鐘つき堂


門を入って正面の呑龍堂(本堂祈願所)への参道の途中、右を向くと鐘つき堂。
その手前に焼きそば物件はあった。


20211021 makotoya-19
呑龍堂から振り返るとこんな感じ


人気店ということで混んでいることも想定したが、境内は長閑なもの。
というか、街全体に人出は少ない。


20211021 makotoya-2020211021 makotoya-21
鐘つき堂と「まことや」


宣言や措置がすべて解除され新規感染者数も減少を続けているこのタイミングで、川越は絶対混む。
だからこそ平日に重なった今回、観光を思い立ったわけだが、想定以上にすいていて気兼ねなく歩くことができたのである。


20211021 makotoya-2220211021 makotoya-23


“小江戸川越 太麺焼きそば”並・大・特大とある。


20211021 makotoya-26


ハラペコだが、いちおう観光なのでこのあとも何か食べたくなるかもしれず、注文は並2つと。
注文から意外に時間がかかるので、ちゃんと調理してる感じ。


20211021 makotoya-27


太麺の焼きそばは昨今ご当地B級グルメ等で食べる機会が多いのかもしれない。そういうのに疎いので、“極太”と事前に調べがついていたにもかかわらず、あまりの太さに驚いた。太めのうどんくらい太い?
具はキャベツと鶏ひき肉とシンプル。


20211021 makotoya-28


受け渡し口にソースが置いてあり、聞いてみると「まずは食べてみて、必要なら」とのこと。
鶏のだし汁を使うとどこかで見たが、太麺にもしっかり味を吸わせてあるようで、たしかにソース不要な感じ。
同じく備え付けの七味をアドバイスどおり皿の隅にちょこっと振る。


20211021 makotoya-2920211021 makotoya-30


もちもちの太麺。
かみしめていると、頭をよぎるのは、やっぱりうどん。
加須あたりでうどんを食べるのとあまり変わらないかもしれない体験で、そういう文化圏で動いている。


20211021 makotoya-31


お寺を出てそのまま真っすぐ続く参道らしき通りから、あらためて歩き始める。
すぐに同じ「まことや」というお店に出くわし、あ、本店かぁ… と。
川越は歩いてみると相当奥深いものがありそうだ。

(つづく)


20211021 makotoya-3220211021 makotoya-33


[DATA]
まことや 蓮馨寺
埼玉県川越市連雀町7-1 連馨寺境内
https://renkeiji.jp/%E5%B0%8F%E6%B1%9F%E6%88%B8%E8%8C%B6%E6%88%BF%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%84/
https://www.facebook.com/kawagoemakotoya/









インスタやってます (。-_-)ノ ヨロシク♪



[Today's recommendation]

wachat211021-1.jpg




https://youtu.be/VrFXacfQjRU



20211021 makotoya-34
朝は早い


Latest Articles
自家栽培粉を、地元の技で 【初後亭】 Oct 26, 2021
Over the Hills and … Oct 25, 2021
川越といえば、やっぱり 【喜多院 境内みやげ品店】 Oct 24, 2021
大正浪漫な芋ようかん 【味の店いせや】 Oct 23, 2021
門前〇〇そばシリーズ 【まことや 蓮馨寺】 Oct 22, 2021
鉄板の組み合わせ 【みんみん】 Oct 20, 2021
サッポロで朝ラー 【蝦夷】 Oct 19, 2021
人生初の…? 【山田うどん食堂 堀之内店】 Oct 17, 2021
ボリューム&ホスピタリティ 【一翆】 Oct 16, 2021
ニューノーマルな? 【らーめん しょういん】 Oct 14, 2021
甘いが贅沢なご当地グルメ 【新島田屋】 Oct 12, 2021
街歩きはじめました 【せいたろう】 Oct 11, 2021
Ranking
          
          
Category
Category-2